この記事を読めば「UFOキャッチャーの日」がなぜ6月24日なのか、その由来から誕生の裏側まで一気にわかります。
なんとなく知っているようで、意外と知らないことが多い記念日。
せっかくなのでしっかり深掘りしていきましょう。
UFOキャッチャーの日とは?基本情報
6月24日は「UFOキャッチャーの日」として一般社団法人日本記念日協会に正式に認定された記念日です。
セガが制定した記念日
この記念日を制定したのはゲームセンター文化を長年牽引してきたセガ(当時は株式会社セガ・インタラクティブ)。
「UFOキャッチャーをもっと多くの国内外の人に楽しんでもらいたい」という思いで制定されたものです。
記念日の認定は2019年(令和元年)のこと、ちょうどUFOキャッチャー誕生35周年のタイミングでした。
2025年には40周年という大きな節目を迎え、セガはさまざまな特別企画を展開していたみたいで、なかなか盛り上がっていたみたいです。
なぜ6月24日なの?
「なぜよりによって6月24日なんだろう?」って気になりますよね?
実は6月24日はUFOキャッチャーよりずっと前から「UFOの日(空飛ぶ円盤記念日)」として知られていた日なんです。
UFOキャッチャーという名前に「UFO」が入っていることから、この日に合わせて記念日を設定したというわけで、なかなか粋な選び方だなと思います。
6月24日がUFOの日になった理由
「UFOの日」の起源は遥か1947年にさかのぼります。
ケネス・アーノルド事件とは
1947年(昭和22年)6月24日、アメリカの実業家ケネス・アーノルドが自家用機でワシントン州のレーニア山付近を飛行中に、コーヒー皿のような形をした9個の謎の飛行物体を目撃しました
「水面すれすれに投げたソーサー(皿)が水の上を跳ねるような飛び方をしていた」
と説明したことから、これがフライングソーサー(空飛ぶ円盤)という言葉の発祥になったんです。
この目撃談が全米で報道されると各地で次々と同様の目撃証言が相次ぎました。
事態を重く見たアメリカ空軍が「UFO(未確認飛行物体)」と命名して調査を始め、1969年にやっと「車のサーチライトの誤認や目の錯覚の類」という調査報告を出したのですが……正直、今でも謎が残っている感じがしますよね。
UFO研究家たちがこの日を記念日として命名し、「UFOの日」が生まれました。
そしてこの知名度の高さをうまく活かしたのがセガだったというわけです。
UFOキャッチャーの誕生と歴史
記念日の話だけで終わってしまうのはもったいないので、UFOキャッチャー自体の歴史もちゃんと追っておきましょう。
初代は「イーグルキャッチャー」だった
UFOキャッチャーが最初に登場したのは1985年(昭和60年)5月のこと。
当時としては革新的なクレーンで景品をつかむタイプのゲーム機でした。
ところが、実は開発段階ではまったく違う名前で呼ばれていたって知っていましたか?
開発チームは当初、クレーン部分の動きが「鷲が獲物をつかむ様子」に似ていることから「イーグルキャッチャー」と名付けていたんです。
初代機の説明書に残る部品番号のEGは、その名残りだとも言われています。
完成したマシンのクレーン部分が「空飛ぶ円盤」に似た形になったことで、最終的に「UFOキャッチャー」と命名。
この偶然の一致が、後に「UFOの日」との絶妙なつながりを生むことになるとは開発者も思っていなかったんじゃないかなと思います。
景品が変わって大ブレイクした
登場当初、UFOキャッチャーは実はあまり人気が出なかったんです。景品に200円以内で用意できるものが限られていて、カプセル玩具などが使われていました。
状況が変わったきっかけはアメリカ土産の大きくて安価なぬいぐるみを導入したこと。
「景品が大きい=見栄えがする=やってみたい」
という気持ちを刺激して、そこから一気にブームに火がついた。
要するに景品戦略が成功の決め手だったわけです。
40年でここまで進化した
1985年の初代から数えて2025年時点ですでに10代目まで進化しています。ラインナップを眺めると、
- 足元のコントロールボードに乗って操作する体感型「UFOバランスキャッチャー」(2010年登場)
- 8人同時プレイが可能な円筒形の巨大機種
- はさみ型アームで吊り下げ景品を引っ張るタイプ
…など、「こんなのあったの?」と驚くようなバリエーションが生まれていてかなり面白いんですよね。
クレーンゲームが日本のアーケード収益に占める割合は今や約70%にのぼるという統計もあり、その市場規模は年間3,000億円超にまで成長しています。
UFOキャッチャーという一つのマシンがこれほどの産業を作り上げてきたというのは、改めて考えると圧倒的。
UFOキャッチャーの日まとめ
- 6月24日は一般社団法人日本記念日協会公認の「UFOキャッチャーの日」
- 制定したのはセガ(当時:株式会社セガ・インタラクティブ)、2019年(令和元年)、UFOキャッチャー35周年を記念して
- 6月24日を選んだ理由は1947年にケネス・アーノルドが世界初のUFO目撃を報告した日=「UFOの日」として広く認知されていたから
- UFOキャッチャーの初登場は1985年5月、開発時の名前は「イーグルキャッチャー」だった
- 2025年に40周年を迎え、日本のアーケードゲーム市場の約70%をクレーンゲームが占めるまでに成長
6月24日がやってきたら、「そういえばこんな歴史があったんだな」と思い出しながら、ゲームセンターをのぞいてみるのもいいかもしれません🎮

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