オリエンテーリングの日とは?由来や歴史を解説【6月26日】

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この記事を読めば6月26日がなぜ「オリエンテーリングの日」なのか、その由来と歴史、さらにオリエンテーリングというスポーツそのものの面白さまでまるごとわかります。

「オリエンテーリングって聞いたことあるけど、よくわからない…」

という方でも大丈夫。

学校の体育や林間学校で体験した記憶がある方も多いと思いますが、実はその競技の歴史はかなり奥深いんです。

目次

オリエンテーリングの日とは

6月26日は「オリエンテーリングの日」として日本独自に定められた記念日です。

記念日の由来

1966年6月26日、東京・高尾山で日本初のオリエンテーリングが開催されました。

このときの大会は当時「徒歩ラリー」という名前で行われていたのが興味深いポイントで、「オリエンテーリング」という言葉すら日本ではまだ定着していなかった時代の話なんですよね。

その歴史的な出来事を記念して制定されたのが「オリエンテーリングの日」です。

地図とコンパスを用いて山の中に設置されたチェックポイントを順番に通過し、ゴールまでの所要時間を競うというスポーツの認知を広めることが目的になっています。

日本だけの記念日

少し驚きなんですが6月26日を「オリエンテーリングの日」としているのは日本のみです。

世界には「World Orienteering Day」という国際的な記念日もありますが日付は固定されておらず、例年5月中旬ごろに実施されています。

オリエンテーリングの世界的な歴史

この競技がどこで生まれたのかというと意外にも北欧のスウェーデンなんです。

軍事訓練から生まれたスポーツ

オリエンテーリングの起源は19世紀中頃のスウェーデン軍が訓練の一環として始めたと言われています。

1883年には士官学校の教科として山野を走る競技が行われており、地図が軍のみに限定されていた時代、この訓練は軍人としての能力を高めるための実践的なものだったわけです。

1897年にはノルウェーで民間の競技会が開かれ、一般市民にも広がり始めました。

スポーツとして本格的に組織化したのはスウェーデン人のエルンスト・シランデル(Ernst Killander)という人物で、ボーイスカウトの指導者でもあった彼が1918年にストックホルムで220名規模の大規模な大会を主催しました。

北欧では「オリエンテーリングの父」として知られている人物ですね。

世界に広がる競技へ

第二次世界大戦後、オリエンテーリングはヨーロッパ全土だけでなくアジアや北米にも広がりました。

国際オリエンテーリング連盟(IOF)が結成され、世界各地の組織が加盟する国際競技となっています。

現代ではフットオリエンテーリング、スキーオリエンテーリング、マウンテンバイクオリエンテーリングなど複数の種目で世界選手権が開かれているんですよ。

日本でのオリエンテーリングの歩み

ここが個人的にもっと知られてほしいところ、という感じがします。

1966年 高尾山での第1回大会

日本に「徒歩ラリー」という形でオリエンテーリングが初めて登場したのが1966年6月26日のこと。

東京都八王子市の高尾山で行われたこの大会は初心者向けのコースから本格的なコースまで体験できる内容で、その高尾山は現在でも多くの人に親しまれているコースの一つとのことです。

組織の整備と全国大会

その後、1968年には日本オリエンテーリング協会の設立準備委員会が立ち上がり、1969年には国際オリエンテーリング連盟(IOF)に日本も加盟しました。

最初の全日本オリエンテーリング大会は1975年2月16日に埼玉県で開催されています。

1990年には日本オリエンテーリング協会(JOA)が正式に設立され、1991年には社団法人として認可。2012年には公益社団法人化と着実に組織が整備されてきたんです。

そして2005年にはアジア初となる世界オリエンテーリング選手権(WOC2005)が愛知県で開催されるまでに成長しました。

オリエンテーリングってどんな競技?

「体験したことあるけど詳しくは知らない」という方もわりと多いんじゃないかと思います。

地図とコンパスで勝負する野外スポーツ

オリエンテーリングは専用の地図とコンパスだけを頼りに山野のチェックポイントを順番にたどり、ゴールまでの所要時間を競う野外スポーツです。

名前の語源はドイツ語の「Orientierungslauf(オリエンティールングスラウフ)」で、意味は「方向を定めて走る」。日本では「OL」と略されることもあります。

単に走る速さだけが問われるわけじゃないのがミソで、地形を読む力とどのルートを通るかというプランニング力が結果を左右します。

「体力と知力の両方が求められるスポーツ」と言われるのはそういう理由からですね。

実はビジネスで求められる仮説思考力と重なる部分が多いという指摘もあって、なんか、現代にもつながる競技だなと感じています。

競技に使う地図の特殊さ

オリエンテーリング用の地図には山野を進むための地形情報や通行可能度、岩や崖などの細かい情報まで記載されていて、普通の地図とはぜんぜん違います。

参加者はスタート前にその地図から最適ルートを推定し、すべて自分の判断でコースを進む必要があります。

GPSもスマートフォンも使えないのが「紙と磁石だけで山を駆ける」という原始的な格好よさを生んでいて、個人的にはそこがけっこう好きだったりします。

オリエンテーリングの日まとめ

  • 6月26日は1966年に東京・高尾山で日本初のオリエンテーリングが「徒歩ラリー」として開催されたことを記念した日
  • この記念日は日本独自のもので世界共通の記念日ではない
  • オリエンテーリングの発祥は19世紀中頃のスウェーデン軍の訓練が起源とされる
  • スポーツとして広めたのはスウェーデン人エルンスト・シランデルで、1918年に大規模な大会を主催
  • 日本では1975年に第1回全日本大会が開催され、2005年にはアジア初のWOCが愛知で実施された
  • 競技の本質は体力+地図読解力+ルートプランニング力の三位一体
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