パフェの日とは?由来や歴史を解説【6月28日】

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この記事を読めば6月28日が「パフェの日」になった本当の理由と、パフェの意外な歴史がまるごとわかります。

「なんでパフェにスポーツが関係あるの?」

と疑問に思っている方、実はその答え、けっこう面白いんです。

パフェが好きな方も記念日の由来を知りたい方も、ぜひ最後まで読んでみてください。

目次

パフェの日とは?

6月28日は「パフェの日」です。

パフェの愛好家と洋菓子業界が制定した記念日でパフェのおいしさや美しさ、オリジナリティの豊かさをより多くの人と楽しむことを目的として設けられました。

パフェの日という名前を聞いて「なんとなく知ってる」という方は多いと思うんですが、その由来まで知っている方は意外と少ないんじゃないかと思います。

実はパフェとはまったく関係なさそうな「野球」が深く絡んでいるんです。

なぜ6月28日なのか?

1950年のパーフェクトゲームが起源

6月28日がパフェの日になったのは1950年(昭和25年)6月28日に、読売ジャイアンツの藤本英雄投手が日本プロ野球史上初となる完全試合(パーフェクトゲーム)を達成した日だからです。

試合が行われたのは、青森市営球場での巨人対西日本パイレーツ戦。

藤本投手はわずか92球、1時間19分という驚異的な短時間で、相手チームに一人のランナーも出さず完璧に抑えきりました。スコアは4対0、奪三振7、投球数92という今見ても信じられない記録です。

パフェとパーフェクトがつながった

ここからが面白いところで。

「パフェ(parfait)」というのはフランス語で「完全な・完璧な」という意味の言葉なんです。

つまり、「パーフェクトゲーム=完全試合」と「パフェ=完全な」という意味のつながりで、この日が「パフェの日」として制定されることになったわけです。

要するにパフェという名前自体がすでに「完璧」を意味していたので、「完全試合の日」がそのままパフェの日にスライドしたイメージですね。

なんか、ものすごくスマートな語呂合わせだなと思いました。

「完全数」との偶然の一致

ちなみに、6と28は数学における「完全数」(パーフェクトナンバー)の最初の2つでもあります。

完全数とは自分自身を除く約数の和が自分自身と等しくなる特別な自然数のことで、6は「1+2+3=6」、28は「1+2+4+7+14=28」でそれぞれ成り立ちます。

記念日としての「6月28日」に、こんな数学的な美しさも重なっているというのは、偶然とはいえちょっと印象深いですよね。

藤本英雄投手ってどんな人?

日本初のスライダー投手

完全試合を達成した藤本英雄投手(1918〜1997年)は日本で初めてスライダーを習得した投手として知られています。

肩を痛めた翌年の1949年、メジャーリーグの名投手ボブ・フェラーの著書を読んで独学でスライダーを習得し、その球がこの完全試合での最大の武器になりました。

実は「急遽登板」だった

ところが、この歴史的な快挙には笑えるようなエピソードがあります。実はこの日の先発予定は藤本投手ではなく、中尾碩志投手だったんです。

ところが中尾投手が連絡船の中で寝冷えしてお腹を壊してしまい、急きょ藤本投手に白羽の矢が立ちました。

しかも藤本投手は登板前夜に川上哲治・青田昇・水原茂監督らと徹夜でマージャンをしていたとのこと。

当時のエピソードとして、「後ろでわしが大声を出してやらんと、立ったまま寝てしまうんやないかと思うぐらいの状態」と二塁手の千葉茂氏が語っていたそうです。

そんな状態で日本初の完全試合を達成してしまうんですから、まあ、すごいとしか言いようがないですね。

記録の証拠が残っていない

さらにすごい話があってこの試合を目撃したマスコミは新聞記者わずか3名のみ。

カメラマンはゼロだったため、この歴史的な瞬間を捉えた写真も映像も一切残っていないんです。

日本野球史上最初の完全試合がほぼ無名の状態で達成された、というのはなんだか不思議で、それなのに後年にこれだけ語り継がれているのはすごいことだと感じます。

パフェの由来と歴史

フランスのパルフェが原点

パフェの起源は19世紀のフランスにあります。

フランス語で「パルフェ(parfait)」と呼ばれるこの冷菓はもともと卵黄・砂糖・ホイップクリームを混ぜて型に入れて凍らせたアイスクリーム状のもので、ソースや冷えたフルーツを添えてお皿で提供するスタイルでした。

日本人旅行者がフランスでパルフェを注文してお皿に載って出てきたとき、「あれ、これって…思ってたのと全然違う」と呆然としたという話が残っているくらい、日本のパフェとはまったく異なるものでした。

日本上陸は明治時代

日本にパフェが伝わったのは明治時代とされていて、記録として残っている最古のパフェは1893年(明治26年)に天皇誕生日を祝う晩餐会のメニューに記された「Parfait FUJIYAMA」です。

この時点ではまだフランスのスタイルに近いものだったと考えられています。

昭和に日本独自の進化

昭和に入ってフルーツパーラー(果物店を兼ねた喫茶店)が次々と誕生し、そこでパフェが提供されるようになりました。

現在のように背の高い細長いグラスに、アイスやソフトクリーム、生クリーム、フルーツをてんこ盛りにするスタイルが定着したのも昭和初期とされています。

フランスの「パルフェ」が日本に渡り、独自の進化を遂げて今の形になった。

思いのほか、日本のパフェ文化は長い歴史を持っているんですよね。

パフェとサンデーの違い

そもそも起源が違う

よく混同されがちな「パフェ」と「サンデー」ですが、起源がまったく異なります。

パフェがフランス由来なのに対して、サンデーはアメリカ生まれ。1892年にニューヨーク州でアイスクリームにチェリーのソースやシロップを乗せたものを「チェリーサンデー」と呼んだ記録が最古といわれています。

日本では区別が曖昧

ただ、日本では実際のところパフェとサンデーの明確な違いはほぼなく、お店や個人の判断で呼び方を使い分けているのが現状みたいです。

細長い容器のものをパフェ、小さい容器のものをサンデーと分けているお店もあれば逆のお店もある。

正直、「呼び名の違いと発祥地の違いだけ」と言ってしまった方が正確かもしれません。

まとめ

  • 6月28日がパフェの日になったのは1950年に巨人・藤本英雄投手が日本プロ野球史上初の完全試合を達成した日にちなんでいる
  • 「パフェ(parfait)」がフランス語で「完全な」という意味を持つことから、「パーフェクト=パフェ」という語感のつながりで記念日が制定された
  • 完全試合は急な代打登板かつ前夜徹夜マージャン明けという驚きのコンディションで達成された
  • パフェの起源は19世紀フランスの「パルフェ」で、日本最古の記録は1893年の晩餐会メニュー
  • 現在の「背の高いグラスにアイスとフルーツを盛り付けるスタイル」は昭和初期に日本で定着したもの
  • 6と28は数学的な「完全数」でもあり、記念日の日付に偶然の一致が重なっている

パフェの日にはぜひ、お気に入りのパフェを食べながら「日本プロ野球初の完全試合があった日なんだよ」と誰かに話してみてください。ちょっとした豆知識としてけっこう盛り上がれると思いますよ😊

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