7月3日は「涙の日」って知っていましたか。
この記事を読めば涙の日が生まれた背景やドライアイとの深い関係、そして涙が私たちの体にとってどれだけ大事な存在なのかがわかりますよ。
目の乾きやゴロゴロ感に悩んでいる方、なんとなく毎日パソコンやスマホを見続けて疲れている方には、けっこう役立つ内容になっていると思います。
涙の日の由来と語呂合わせ
涙の日という記念日がどうやって生まれたのか、その語呂合わせの仕組みから紐解いていきます。
なみだの語呂合わせから誕生
7月3日は「な(7)み(3)だ」と読む語呂合わせから「涙の日」に制定されました。
日本ではこういう数字の語呂合わせで記念日が作られるパターンがかなり多くて7月3日にはほかにも「波の日」や「渚の日」など似た音の記念日が同じ日に集まっているのが面白いところです。
個人的にはこんなに似た読み方の記念日が一日に重なっているのを知った時、ちょっと驚きました。
ドライアイ研究会が制定した記念日
涙の日を制定したのは東京都港区南青山に事務局を置く「ドライアイ研究会」という団体です。
パソコンや携帯電話が普及したことで急増しているドライアイの症状に着目して、涙の正しい理解とその重要性を社会に広めることを目的として作られました。
この記念日は2016年に一般社団法人・日本記念日協会によって正式に認定・登録されています。
ちなみに近年はマスク着用の影響でもドライアイが増えているとも言われていて、時代の変化に合わせて記念日の意義もじわじわ深まっているのかなと感じます。
涙の日が伝えたいドライアイの実態
ここでは涙の日が本当に伝えたい「涙の大切さ」と、そのきっかけになっているドライアイという症状について詳しく見ていきます。
ドライアイとはどんな病気なのか
ドライアイとは涙の量が減ったり成分が変化したりすることで、目の表面の健康が損なわれる疾患のことです。
角膜の上にある涙液は油層、水層、粘液(ムチン)層の3つで構成されていて、このどれか一つでも欠乏すると安定性が崩れてドライアイになってしまうんですよね。
症状としては目の疲れやゴロゴロ感、痛み、充血、乾き、まぶしさ、視界のかすみなど結構幅広くて、思った以上に日常生活に影響が出る症状だなと感じています。
オフィスワーカーの約30パーセントがドライアイ
一般的なオフィスでは働く人の約30パーセントがドライアイといわれています。
しかもコンタクトレンズを装着しているとその割合は約40パーセントまで上がるそうなんです。
パソコンなどの画面を見続けるVDT作業では画面を凝視することでまばたきの回数が減ってしまうのが原因と考えられていて、なるほどと思わされる説明ですね。
ざっくりした感じで言うとデスクワーク中心の生活を送っている人ほど涙の日を意識する価値があるのかもしれません。
涙の日と関連する治療法や対策
ドライアイに対する具体的な治療法や日常でできる涙のケア方法を紹介していきます。
目薬による治療のバリエーション
ドライアイの治療としてはまず潤いを持たせる目薬で症状を緩和させる方法が一般的です。
涙に近い成分を含む人工涙液やヒアルロン酸が主成分の目薬、ムチンや水分の分泌を促進するジクアホソルナトリウムという成分の目薬、ムチンそのものを作り出すレバミピドという成分の目薬など意外と種類が豊富なんですよね。
それに加えて涙の出口である涙点に栓をして涙の排出を人為的に遮断する「涙点プラグ」という治療法もあります。
涙活という新しい涙のケア
涙の日と似た文脈でよく語られるのが「涙活(るいかつ)」という考え方です。
これは意識的に涙を流すことで心のデトックスを図る方法で、ストレス解消効果や免疫力向上につながるとも言われています。
実は7月9日にも「泣く日」という記念日があってこちらは全米感涙協会という団体が制定したものなんですが、涙の日と合わせて知っておくと涙にまつわる記念日の広がりが見えてくると思います。
感涙療法士という肩書きの方が涙活イベントを開催している事例もあって涙という感情表現がビジネスやイベントにまで広がっているのはちょっと興味深いなと個人的には感じました。
涙の日にまつわる文化的な話題
涙の日というキーワードから広がる少し変わった話題や他の分野での「涙」との関わりを紹介します。
モーツァルトの楽曲にも涙のタイトルが
音楽の世界にはモーツァルトが作曲した「レクイエムニ短調」の中に「涙の日(ラクリモーサ)」という曲があります。
ラテン語の「Lacrimosa」は泣く、涙を流すという意味でモーツァルトのレクイエムの中でも特に有名な楽曲の一つとされています。
この曲を書き終えた直後にモーツァルト自身が亡くなったという逸話もあり、涙という言葉一つでいろんな分野に話が広がっていくのは面白いですよね。
あくまで別の「涙の日」なんですが記念日の名前を調べていると、こういう思いがけないつながりに出会えるのも楽しいところだなと思います。
聖書における涙の記述
キリスト教でも「涙」は重要なテーマとして繰り返し登場します。
聖書ではラザロを思ってイエスが涙を流した場面や、エレミヤ書に涙の記述が13箇所も出てくるエピソードが知られています。
こうした話は涙の日そのものとは直接関係しないんですが涙という感情表現が人類にとって古くから大事なものだったことを裏付けるエピソードとして、なかなか印象深いなと感じました。
この記事のポイント
- 涙の日は7月3日で、「な(7)み(3)だ」の語呂合わせから生まれた記念日
- 制定したのはドライアイ研究会で2016年に日本記念日協会が認定・登録した
- ドライアイはオフィスワーカーの約30パーセント、コンタクト使用者の約40パーセントが経験する身近な症状
- 目薬や涙点プラグなど治療法は複数あり、症状に応じて選べる
- 涙活や泣く日(7月9日)など涙を通じたストレス解消の動きも広がっている
涙の日をきっかけに自分の目の乾きやパソコン作業の習慣を見直してみるのもいいかもしれませんね😊
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