恩納もずくの日とは?由来や歴史を解説【7月4日】

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7月4日は「恩納もずくの日」なんです。

沖縄県恩納村でしか育てられていない激レアなもずくの魅力を、もっと多くの人に知ってもらうために生まれた記念日なんですよね。

この記事を読めば恩納もずくの日がどうして生まれたのか、そしてなぜこんなに希少なのかがすっきり分かると思います。

「もずくの日って4月にもあるけど何が違うの?」

って思った方、けっこう多いんじゃないでしょうか。

実はそこにもちゃんと理由があるので順番に解説していきますね。

目次

恩納もずくの日とは何か

まずはこの記念日がどんなものなのか基本のところから押さえておきましょう。

制定した団体と目的

恩納もずくの日は沖縄県恩納村の恩納村漁業協同組合と、鳥取県境港市でもずくなどの海産加工品を作っている株式会社井ゲタ竹内が共同で制定した記念日です。

恩納村でしか採れない「恩納もずく」の美味しさを、もっと広く知ってもらうことを目的にしていて、記念日としては一般社団法人日本記念日協会にもきちんと認定登録されています。

ちなみに沖縄県のもずく生産量は全国の99パーセント以上を占めていてまさに「もずく王国」と呼べる存在感なんですよね。

4月のもずくの日との違い

実は「もずくの日」自体は7月だけじゃなく、毎年4月の第3日曜日にも設定されています。

こちらは沖縄産もずく全体の最盛期(4月から6月)を印象づけるために、沖縄県もずく養殖業振興協議会が制定したものなんです。

それに対して7月4日の恩納もずくの日は恩納村という限られた地域で採れる特定品種にスポットを当てた記念日という違いがあります。

似たような名前だから混同しやすいんですけど、目的も対象も別物なんだなと知っておくと面白いですよ。

恩納もずくの日の由来

この記念日がなぜ7月4日という日付になったのか、その理由を掘り下げていきますね。

品種登録という決定的な出来事

日付の由来は2011年7月4日に「恩納もずく」が農林水産省で品種登録されたことにあります。

登録品種名は「恩納1号」で、登録番号は208525号だったそうです。もずくやワカメといった褐藻類としては、これが初めての品種登録だったというのがなかなかすごいポイントなんですよね。

普段何気なく食べているもずくにこんな公的な登録の歴史があったなんて、正直ちょっと驚きました。

なぜ品種登録が特別だったのか

品種登録というのはその生き物が他とはっきり区別できる独自の特徴を持つと国に認められたということなんです。

恩納もずくの場合、糸もずくの系統に属しながらも独自の食感や旨味を持つ新しい品種として認定されました。

この登録があったからこそ、地域ブランドとしての価値がぐっと高まったんだろうなと思います。

記念日というのは語呂合わせで決まることも多いですけど恩納もずくの日は行政手続きという実質的な出来事に紐づいているのが個人的には印象深かったです。

恩納もずくとは何か

そもそも恩納もずくがどういうものなのかここでしっかり整理しておきましょう。

糸もずくと太もずくのいいとこどり

もずくには大きく分けて「糸もずく」と「太もずく」の2種類があって、実はまったく違う分類の海藻なんです。

糸もずくはつるつるとなめらかな口当たりが特徴で、太もずくはコリコリとした歯ごたえが売りなんですよね。

恩納もずくはこの両方の性質を併せ持つ新しい品種で糸もずくのようになめらかでありながら、太もずくのようにしゃきしゃきした食感も楽しめるというなんとも贅沢な存在なんです。

発見された経緯

恩納もずくが世に出たきっかけはけっこう偶然だったみたいです。

生産者の方が2006年に、糸もずくでも太もずくでもない見慣れない容姿のもずくを見つけてきたのが始まりだったそうです。

それを持ち帰って恩納村の栽培担当者が詳しく調べたところ、新種であることが判明したというんですね。

そこから10年以上かけて栽培方法を研究し、ようやく安定した生産にこぎつけたというのは地道な努力の積み重ねなんだなと感じます。

恩納もずくが希少と言われる理由

ここでは数字や現場の声を交えながらなぜここまで貴重なもずくなのかを見ていきますね。

収穫量はわずか1パーセント未満

恩納もずくの収穫量は沖縄のもずく生産量全体の1パーセントにも満たないと言われています。

全国生産量のほとんどを沖縄が占めている中で、そのさらに1パーセント未満というのは、ちょっと想像しにくいくらいの希少さですよね。

収穫時期も3月から4月頃と短く、恩納村漁協でしか栽培されていないというのも希少性を高めている理由のひとつです。

魚に一番狙われる意外な事実

これはあまり知られていない話だと思うんですけ、恩納もずくは海の中で魚にものすごく好まれてしまう品種なんだそうです。

恩納村漁協の生産者の方の話によると、同じ場所で複数の品種を育てていても、恩納もずくが真っ先に食べられてなくなってしまうケースが多いらしいんです。

芽はちゃんと生えても、ある日突然ガサッと消えてしまうこともあって、7年間挑戦して一度も収穫できなかった年もあったというエピソードも語られています。

美味しいものは魚にもちゃんと分かるんですね、なんだか面白いなと思いました。

恩納もずくの日の楽しみ方

この記念日をどう楽しめばいいのか具体的に紹介していきますね。

各地でのキャンペーンや情報発信

7月4日が近づくと、SNSなどでも恩納もずくの日にちなんだ投稿が見られるようになります。

旅行ガイドブックなどでも恩納村のもずくが特集されることがあり、観光と絡めた情報発信も行われているようです。

沖縄総合事務局がまとめている記念日一覧にも、7月4日は恩納もずくの日として明記されています。

家庭でもずくを味わうポイント

家庭で楽しむ場合はシンプルに三杯酢で食べるのが定番なんですけど、恩納もずくならではのシャキシャキ感を活かして天ぷらにするのもおすすめだそうです。

歯ごたえと旨味が強いので、他のもずくと食べ比べてみると違いがはっきり分かると思います。

もし沖縄旅行の予定があれば恩納村のもずくを扱うお店を探してみるのも楽しいかもしれませんね。

記事のポイントまとめ

  • 恩納もずくの日は7月4日で恩納村漁業協同組合と井ゲタ竹内が制定した記念日
  • 由来は2011年7月4日に恩納もずくが農林水産省で品種登録されたこと(褐藻類として初めての登録)
  • 恩納もずくは糸もずくと太もずくのいいとこどりをした新品種で、2006年に偶然発見された
  • 収穫量は沖縄のもずく生産量の1パーセント未満という非常に希少な品種
  • 海の中で魚に一番好まれてしまうため、収穫が難しい年もあるという意外な一面がある
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