7月8日が「防犯カメラの日」だって知ってましたか?
この記事を読めば記念日が生まれた由来や防犯カメラそのものの歴史、さらに似ている「防犯の日」との違いまでまるっとわかるようになっています。
「なんとなく防犯カメラって身近にあるけど、詳しいことは知らないな」
って感じている方、けっこう多いんじゃないでしょうか。
私も以前、防犯関連の取材で色々調べてから「へえ、そうだったんだ」と驚いた経験があるのでその時のことも交えながらお伝えしていきますね。
防犯カメラの日はいつ誰が制定したの
まず結論から言うと7月8日の防犯カメラの日は防犯カメラメーカーが制定した記念日で、日本記念日協会にもきちんと認定されています。
制定したのは日本防犯システムという会社
7月8日「防犯カメラの日」を制定したのは株式会社日本防犯システムという企業です。現在は株式会社ジャパン・セキュリティシステムという名称に変わっているようです。
この会社は防犯カメラの開発や販売、アフターサービスまで手がけていて、屋外用の赤外線LED一体型カメラを国内で初めて手がけたという話もあります。
ちなみに記念日として正式に認められたのは2017年で一般社団法人・日本記念日協会による認定と登録を受けています。

なぜ7月8日なのか語呂合わせの理由
日付の由来はすごくシンプルで「な(7)くなれ犯(8)罪」という語呂合わせなんです。
7月と8日という数字を、そのまま「なくなれ犯罪」というメッセージに変換しているところが面白いですよね。
夏に向けて犯罪が増える傾向があるのでその前にみんなに防犯カメラの必要性を考えてもらいたい、という思いが込められているみたいです。
防犯カメラって犯罪を検挙する証拠になるだけじゃなくて犯罪そのものを抑止する効果もあるので、そこを広く知ってもらうのが目的だったんだと思います。
防犯カメラの日と防犯の日は違うもの
実はこの2つ、名前がすごく似ているので混同されがちなんですが制定した会社も日付も由来も全部別物なんですよ。
防犯の日は毎月18日でセコムが制定
「防犯の日」は毎月18日にあたる記念日で警備会社のセコム株式会社が制定しています。
由来は「1」を棒に見立てて「防(棒)」、「8」を「犯(はん)」と読む語呂合わせだそうです。
つまり毎月訪れる防犯意識向上の日というイメージですね。
家庭や企業、地域の防犯対策を見直すきっかけとして位置づけられています。
比較すると違いが一目でわかる
| 項目 | 防犯カメラの日 | 防犯の日 |
|---|---|---|
| 日付 | 7月8日(年1回) | 毎月18日 |
| 制定企業 | 日本防犯システム(現ジャパン・セキュリティシステム) | セコム株式会社 |
| 由来 | な(7)くなれ犯(8)罪 | 1=棒(防)、8=犯 |
| 目的 | 防犯カメラの必要性や重要性を啓発 | 家庭や企業、地域の防犯意識向上 |
こう見ると防犯カメラという「モノ」に焦点を当てているか、防犯という「行動全般」に焦点を当てているかが違いのポイントだなと感じます。
どちらも防犯について考えるきっかけの日、という共通点は変わらないんですけどね。
防犯カメラそのものの歴史も知っておきたい
記念日の話だけじゃなく防犯カメラという道具自体がどう生まれて広まったのかを知ると、この記念日の意味がもっと深く感じられると思います。
世界初の防犯カメラは卵泥棒対策だった
世界で最初の防犯カメラは1933年にイギリスのアマチュアカメラマンによって発明されたという話があります。
これ、なんと卵泥棒を捕まえるためのカメラだったそうなんです。
鶏舎に誰かが侵入して卵を盗もうとすると砂袋の重みでシャッターが切れる仕組みだったみたいで、原始的ではあるものの実際に犯人特定と裁判の証拠提出に成功したとされています。
ただこのあたりの起源については資料によって記述の差があって、1942年のドイツでCCTVの原型が軍事目的で開発されたという説も見かけました。
どちらが正確なのかは自分の中でもはっきり断定できていない部分でここはあくまで複数の説として受け止めてもらえればと思います。
日本での普及は三億円事件がきっかけ
日本国内で防犯カメラの普及が進んだきっかけは1968年の三億円事件と言われています。
東京芝浦電気(現・東芝)の社員のボーナスを載せた現金輸送車が強奪されたあの有名な事件ですね。
これを機に給与の銀行振り込み化が進み、1970年代にはATMの防犯対策として監視カメラの導入が広がっていったそうです。
当時のカメラは真空管を使っていて映像は白黒、記録は磁気テープだったというのも、今と比べるとかなりのギャップを感じますよね。
地下鉄サリン事件が普及の分岐点になった
そこから状況が大きく変わったのが1995年の地下鉄サリン事件だとされています。
この事件以降、駅やマンション、コンビニなどに監視カメラが急速に広がっていったそうです。
90年代にはCCDカメラの実用化も進んで、価格が下がったことも普及を後押ししたようです。
さらに2002年から2003年ごろには警視庁が新宿区歌舞伎町周辺に街頭防犯カメラシステムを導入したこともあって、自治体レベルでの設置が全国に広がっていったという話も見つかりました。
国内の刑法犯認知件数は2002年度に戦後最悪の285万件を記録した後、防犯カメラの普及とともに減少傾向をたどったとする記述もあります
因果関係をどこまで断定できるかは慎重に考えたいところですが、時期的な重なりとしては興味を惹かれるポイントだなと思います。
防犯カメラの日をどう活用すればいいか
記念日をただ知っているだけで終わらせず、実際の防犯対策の見直しに繋げることが一番大事だと感じています。
7月8日は夏を迎える前のタイミングでもあるので、犯罪が増えやすい時期を前に自宅や職場のセキュリティを再チェックする良い機会だと思います。
自治体やセキュリティ関連企業の中にはこの日にあわせてアンケート調査やキャンペーンを実施するケースもあるようです。
実際、防犯に関する調査で「自宅の防犯対策ができている」と答えた家庭は54パーセントだったという調査結果も紹介されていました。
半分近くの家庭がまだ対策不足だと感じているというのはちょっと意外な数字だなと個人的には思いました。

まとめ
7月8日の防犯カメラの日について今回わかったポイントを整理しておきますね。
- 7月8日「防犯カメラの日」は日本防犯システム(現ジャパン・セキュリティシステム)が制定し、2017年に日本記念日協会に認定登録された記念日
- 由来は「な(7)くなれ犯(8)罪」という語呂合わせ
- 似ている「防犯の日(毎月18日)」はセコムが制定した別の記念日
- 世界初の防犯カメラは1933年イギリスの卵泥棒対策カメラという説がある
- 日本国内の普及は1968年の三億円事件と1995年の地下鉄サリン事件が大きな転機になったとされる
改めて振り返ると防犯カメラの日って単なる語呂合わせの記念日というだけじゃなく、防犯そのものの歴史や社会の変化を思い出すきっかけにもなる日なんだなと感じます。
7月8日をきっかけに、ご自宅や職場の防犯対策を一度見直してみてはいかがでしょうか。
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