「生理学の日って聞いたことあるけど、実際どんな日なんだろう」
って思ったことありませんか。
この記事を読めば生理学の日の由来や歴史、そして生理学そのものがどんな学問なのかがしっかりわかりますよ。
なんとなく気になって調べているけど詳しく知らない、そんな方のためにまとめてみました。
生理学の日の由来を解説
生理学の日は日本生理学会が制定した記念日で1922年の第1回大会が開催された日にちなんでいるんです。ここではその由来を詳しく見ていきますね。
制定した団体はどこなのか
生理学の日を制定したのは一般社団法人・日本生理学会(The Physiological Society of Japan:PSJ)です。
生理学に関する学術の進歩発展を目的とした団体で100年以上の歴史を持つ組織なんですよね。ちなみに2022年に一般社団法人日本記念日協会へ届け出て、正式に受理されたそうです。
日付が7月10日になった理由
日付の根拠は1922年(大正11年)7月10日に日本生理学会第1回大会が東京大学医学部にて開催されたことにあります。
この大会から数えて2022年にちょうど100年を迎えたことを記念して、生理学の日という形で記念日化されたんですね。
個人的には記念日の多くが「なんとなくの語呂合わせ」で決まっていることが多い中、こうしてしっかり歴史的な出来事に基づいているのは珍しいなと感じました。
記念日として登録された経緯
2022年に第100回日本生理学会大会が開催された折、100周年記念事業委員会(委員長・丸中良典先生)をはじめとする関係者の努力によって7月10日が生理学の日として設定されたそうです。
その後、一般社団法人日本記念日協会に登録され、正式な記念日として認められました。
理事長のメッセージによるとこの日は生きていることの素晴らしさや、それを支える生命の仕組みの不思議に思いを馳せてほしいという願いが込められているみたいです。

生理学とはどんな学問なのか
生理学の日を知るうえで欠かせないのが、そもそも「生理学」って何なのかという部分ですよね。ここではその学問の中身をわかりやすく紐解いていきます。
体の反応の仕組みを研究する学問
生理学とはお腹が空く、暑いと汗が出る、走ると息が切れるといった体の反応が起きたとき、体の中で何が起こっているのかを究明する学問なんです。
体の基本的な機能と仕組みを解き明かすことで、健康的な体づくりや病気の理解、治療や予防に役立てることが目的とされています。
要するに私たちが普段何気なく経験している体の変化には、すべて科学的な裏付けがあるということですね。
分子から個体まで幅広く扱う
生理学の研究対象は分子や細胞、臓器から生体全体まで幅広いのが特徴です。
遺伝子や培養細胞、動物モデルなど様々な現代科学の手法を駆使して、体の中で起きている現象を解明していくアプローチが取られているそうです。
ちなみに「生理学」という言葉自体は古代ギリシャ語の「生命の仕組みの研究」を語源としているみたいですね。
学問としてはすごく地味に聞こえるかもしれないですが、実は私たちの生活の土台を支えている分野なんだなと調べていて実感しました。
ノーベル賞にも関わる重要分野
生理学の重要性を示す例として、ノーベル賞の6部門のうちの一つに「ノーベル生理学・医学賞」があります。
これはスウェーデン王立科学アカデミーが医学分野に関連する生理学の卓越した科学的成果に授与する賞なんです。
こうした世界的な賞の存在を見ても生理学がいかに医学や健康科学の基盤を担っているかが伝わってきますよね。
日本生理学会の歴史をたどる
生理学の日を語るうえで日本生理学会そのものの歴史も知っておきたいポイントです。学会の変化と取り組みについてまとめました。
100年を超える歴史を持つ組織
日本生理学会は1922年7月10日に第1回大会が開催されて以来、100年を超える長い歴史を有する学会です。
1922年当時は40人足らずの有志によって発足した組織だったそうですが100年後には3000人近い会員を有する大きな団体に成長しました。
この規模の変化だけでも生理学という学問の必要性がどれだけ広がってきたかがよくわかる気がします。
100周年を経て次の100年へ
2022年に100周年を迎えたあと日本生理学会は次の100年に向けた取り組みを進めているんですよね。
2025年3月には第102回日本生理学会大会が日本解剖学会や日本薬理学会との初の3学会合同大会(APPW2025)として開催されたそうです。
学会単体ではなく、他分野との連携を深めていく流れがあるのはちょっと意外でした。異なる学問が手を組むことで、より広い視点から人間の体を捉えられるようになるのかもしれませんね。
国際的な認知を広げる動き
日本生理学会は「生理学の日」を国際的にも認知してもらおうと国際生理科学連合(IUPS)やアジア・オセアニア生理学会連合(FAOPS)の理事にも働きかける動きを見せています。
実際、国際生理科学連合(IUPS)の公式サイトでも「Day of Physiology in Japan」として紹介されていて、日本発の記念日が世界にも発信され始めていることがうかがえます。
国内だけの記念日で終わらせ、国際的な広がりを目指しているところに、この学会の本気度を感じました。
生理学の日について改めて整理すると以下のようなポイントが挙げられます。
まとめ
- 生理学の日は日本生理学会が制定した記念日で、7月10日が該当日
- 由来は1922年7月10日に開催された日本生理学会第1回大会
- 2022年の100周年を記念して一般社団法人日本記念日協会に登録された
- 生理学は体の反応の仕組みを分子から個体まで幅広く研究する学問
- ノーベル生理学・医学賞という形で世界的にも重要性が認められている分野
- 学会は100年を超える歴史を持ち、現在も国際的な認知拡大に取り組んでいる
7月10日を迎えたら、ちょっとだけ自分の体の仕組みについて考えてみるのも面白いかもしれません。生理学という学問が、意外と身近なところで私たちの健康を支えてくれているんだなと思うとなんだか少し感慨深いですよね。
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