7月13日は「水上バイクの日」なんですがこの記事を読めば由来や制定の背景、水上バイクそのものの歴史まで一気にわかるようになっています。
夏が近づくとマリンレジャーが気になってくる方、多いんじゃないでしょうか。
「なんでこの日なの?」
「そもそも水上バイクってどうやって生まれたの?」
そんな素朴な疑問をできるだけわかりやすく解決していきますね。
水上バイクの日とはどんな記念日なのか
水上バイクの日を制定した団体と7月13日という日付に込められた意味を整理していきます。
日本海マリンクラブが制定した記念日
水上バイクの日は新潟県新潟市に事務局を置く日本海マリンクラブによって制定されました。
同クラブはクルージングやツーリング、講習会などを通じて海難事故の防止や社会奉仕事業に取り組んでいる団体なんです。
記念日としては一般社団法人日本記念日協会が認定・登録していて、この日には水上バイクの乗船会なども予定されているみたいです。
個人的には単に楽しむだけじゃなく安全啓発の意味合いも込められているのが、けっこう印象深いなと感じました。
「なみを切る」という語呂合わせの由来
日付の由来がちょっとおもしろくて、「な(7)み(3)」で「波」を表して、その間に「/(1)」を挟むことで「波を切る」と読ませているんです。
水上バイクの爽快感をそのまま日付に落とし込んでいるところが、なかなかセンスあるなと思いますね。
7月13日という日付自体は他にも複数の記念日が存在していて、たとえば「日本標準時制定記念日」なども同じ日にあるようです。
とはいえ、水上バイクの日はマリンレジャーシーズンの入り口に位置していることもあって、季節感としてもぴったりな設定になっているなと感じます。
水上バイクの日から見えてくる乗り物の歴史
ここでは記念日そのものだけでなく水上バイク(水上オートバイ)自体がどう生まれて広まっていったのかをたどっていきますね。
世界初の水上オートバイが生まれた経緯
水上オートバイの起源については実は複数の説がありまして、少しややこしいところがあります。
ランナバウトタイプについては1968年にカナダのボンバルディア社がシードゥーという製品の市販を開始したことが始まりと見る説が有力です。
一方で、アメリカ人のマイク・ジェイコブスという人物が川崎重工業の子会社に「新しいレクリエーショナル・ウォータークラフトを商品化してほしい」と要望したことがきっかけで、一人乗りのスタンドアップタイプが「JET SKI」として製品化されたという経緯もあるんです。
ちなみに1973年の夏にはカワサキ社製のジェットスキーがアメリカの沿岸警備隊(USCG)から発動機付きボートとして承認されていて、これが世界初の水上オートバイとして紹介されているケースも多いです。
日本国内でも本田技術研究所が1972年頃にはプロトタイプの設計図面を描いていたという記録が残っているそうなんですが、正規販売には至らなかったみたいですね。
ここは資料によって「誰が最初か」の解釈が分かれる部分なので、あくまで複数の説があるという前提で読んでいただければと思います。
日本国内での普及と競技化の流れ
日本では1980年にカワサキ社がJS440というモデルで予備検査を取得して、本格的な国内生産・販売が始まったとされています。
その後1987年にカワサキがJS650を、1990年にヤマハがMJ650TXを発表した頃から、各メーカーがワンメイクレースを開催するようになったそうです。
競技の裾野が広がるにつれてメーカーの垣根を越えたレースへの需要も高まって、1992年6月には日本ジェットスポーツ連盟(JJSF)が発足しました。
この流れを見ると、水上バイクはただのレジャー用品から競技スポーツへと発展していった経緯があることがわかりますね。
国際的にも1978年に国際ジェットスキー協会(IJSBA)が設立されていて、1992年には国際ジェットスポーツ協会に名称変更されているようです。
水上バイクと水上オートバイは何が違うのか
このキーワードを調べる方の中には「水上バイクって正式名称じゃないの?」と気になる方もいると思うので、この章で整理しておきますね。
呼び方の違いとメーカーごとの商標
実は「水上バイク」は通称で正式には「水上オートバイ」と呼ばれることが多いです。
メーカーごとに商標も違っていて、カワサキは「ジェットスキー」、ヤマハは「マリンジェット」、BRP(旧ボンバルディア)は「シードゥー」という登録商標を使っています。
特に「ジェットスキー」という名称が水上オートバイ全体を指す代名詞的に使われることも多いみたいですね。
個人的にはこの呼び方のバリエーションの多さが、初心者にとって案外わかりにくいポイントなんじゃないかなと思っています。
日本の法律上の位置づけ
日本では船舶職員及び小型船舶操縦者法において「特殊小型船舶」として区分されていて、操縦には専用の免許(特殊小型船舶操縦士)が必要になります。
長さ4メートル未満、幅1.6メートル未満で、ハンドルバー方式の操縦装置を用いる小型船舶であることなど、いくつかの構造要件が定められているんです。
ちなみに2003年6月の法改正以降は専用免許になっていて一般的なボート免許だけでは操縦できないという点は、けっこう見落とされがちなポイントかもしれません。
水上バイクの日に知っておきたい安全のポイント
せっかくの記念日を楽しむためにも、実際に水上バイクを楽しむうえでの注意点も知っておいて損はないと思います。
海難事故防止という制定の背景を意識する
日本海マリンクラブがそもそも海難事故の防止や社会奉仕事業を目的として活動していることを考えると、この記念日は「楽しさ」と「安全」をセットで発信する意図があるんじゃないかなと自分は感じています。
実際、水上オートバイは自動車のようなブレーキ機構を持たず、水の抵抗で減速・停止する特性があって、低速走行時には特に不安定になりやすいという構造的な特徴があるんです。
あくまで一般論としての注意点ですが救命胴衣の着用が義務付けられているのも、こうした特性が背景にあるからなんですよね。
地域ごとの規制やマナーへの配慮
滋賀県の琵琶湖では「琵琶湖のレジャー利用の適正化に関する条例」によって安全講習会の受講が義務化されているなど、地域独自のルールが設けられているケースもあります。
木曽川や長良川では魚の産卵場所を守るために航行規制が行われている事例もあるようです。
せっかく水上バイクの日をきっかけにマリンレジャーを楽しむなら、こうした地域ルールもあらかじめ確認しておくと安心だと思いますね。
まとめ
以下、この記事のポイントをまとめておきます。
- 水上バイクの日は新潟の日本海マリンクラブが制定した記念日で7月13日は「な(7)み(3)/(1)」で「波を切る」と読む語呂合わせが由来になっている
- 水上オートバイの起源には複数の説があり、1968年のシードゥー市販開始説とカワサキのJET SKI開発説の両方が語られている
- 日本国内では1980年代以降に本格的な普及が進み、1992年のJJSF発足で競技スポーツとしての基盤が整った
- 「水上バイク」は通称で正式には「水上オートバイ」、法律上は「特殊小型船舶」に区分される
- 楽しむ際には構造的な不安定さや地域ごとの規制を理解しておくことが安全に過ごすうえで大事なポイントになる

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