カシスの日とは?由来や歴史を解説【7月23日】

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7月23日は「カシスの日」って実は知らない人もけっこう多いんじゃないかなと思います。

この記事を読めばカシスの日がいつ誰によって制定されたのか、そしてなぜこの日付が選ばれたのかまで、しっかりわかるようになりますよ。

夏バテしやすい時期に「カシスってよく聞くけど、結局なんなの?」とモヤモヤしていた方には、けっこう腑に落ちる内容になっているはずです。

目次

カシスの日とはどんな記念日なのか

まず結論から言うとカシスの日は2006年に日本カシス協会が制定した、カシスへの関心を高めるための記念日です。

ここを読むと誰が何のためにこの日を作ったのか、その基本情報がすっと頭に入ってくると思います。

制定した団体と目的

カシスの日を作ったのは宮永嘉隆さん(西葛西井上病院院長)が会長を務める日本カシス協会なんです。

2006年2月14日に「第一回カシスサミット」というイベントが開かれて、そこで7月23日をカシスの日にすると判定されたそうです。

目的はカシスの栄養価の高さや効果、効能をもっと多くの人に知ってもらうことだったみたいですね。

ちなみにこの記念日は日本記念日協会にもきちんと認定されていて、記念日として公式に認められた存在なんです。

正直、私も最初に調べたときは「え、カシスってそんなにちゃんとした協会があるんだ」って驚きました。

ジャムやリキュールのイメージしかなかったので専門の協会が真剣にカシスの啓蒙活動をしているとは思っていなかったんですよね。

なぜ7月23日という日付が選ばれたのか

日付選定の理由をお伝えします。ポイントは「大暑」と「収穫期」という二つのキーワードなんです。

大暑の時期と収穫のタイミング

7月23日は二十四節気のひとつである大暑にあたることが多い日なんですね。大

暑というのは一年でもっとも暑さが厳しくなる時期を指す言葉で、まさに夏の盛りといったところでしょうか。カシスは真夏に収穫できる果実で、北半球では7月ごろ、南半球だと1月ごろに実るそうです。

日本カシス協会はこの大暑の時期こそカシスの健康効果が求められる季節だと考えて、日付を合わせたと言われています。

紫外線とアントシアニンの関係

ここがちょっと面白いところなんですけどカシスの濃い紫色は紫外線を強く浴びるほど濃くなるらしいんです。

この色素の正体が「カシスアントシアニン」という成分で、紫外線が強い季節ほど栄養価の高いカシスが育つという理屈になっているようですね。

つまり夏の強い日差しがカシスにとってはむしろプラスに働くというわけで個人的にはこの発想がなかなか興味深いなと感じました。

夏バテで体調を崩しやすい時期に、逆にその季節ならではの栄養満点な果実が実るというのは、自然の巡り合わせとしてよくできているなと思います。

カシスという果実の正体と歴史

ここではそもそもカシスとは何なのか、その歴史も含めて掘り下げていきます。名前だけ知っていても実態は意外と知られていないかもしれません。

カシスの正式名称と別名

「カシス」というのはフランス語の呼び方で日本語では「黒房すぐり」または「クロフサスグリ」「クロスグリ」と呼ばれていたそうです。

英語では「ブラックカラント」という名称になります。

日本ではカシスという呼び名の方が今は一般的に使われていますが古くは違う名前で親しまれてきたというのは、けっこう知らない人が多いんじゃないでしょうか。

ヨーロッパでの栽培の広まり

カシスの栽培や利用の歴史は非常に長くて、特にヨーロッパでは古代から存在していた植物だと言われています。

食用としての利用が文献に登場したのは比較的近代になってからで、ルネッサンス時代の植物学者ガスパール・ポアンによって食べても良い実だと紹介されたという記録が残っているみたいです。

さらに1712年にはフランスのモンタラン神父が「カシスの絞り汁は万病に効く秘薬で、若返りにも効果がある」と紹介した記録もあるようです。

この話がきっかけとなって薬用植物としての価値が認められ、18世紀半ばにはフランス・ブルゴーニュ地方を中心に栽培が広まっていったそうですね。

ポーランドやドイツ、ニュージーランドなどでも健康や美容に効果がある果物として古くから親しまれてきた歴史があります。

カシスアントシアニンが注目される理由

カシスがなぜ健康食品として注目を集めているのか、その成分面での背景をお伝えします。

眼精疲労との関わり

日本カシス協会の説明によると、パソコン作業や携帯電話の長時間使用が増えたことで、平成15年度の厚生労働省調査では91.6パーセントの人が「目の疲れ、痛み」を訴えているという結果が出たそうです。

パソコン作業を続けるとまばたきの回数が普段の約4分の1に減って目が乾きやすくなるほか、近くを見続けることで血流が悪くなり、毛様体筋にコリが生じて一時的な近視状態になる、いわゆる「ピントフリーズ現象」が起きるとされています。

カシスアントシアニンには末梢血管の血流を活発にして筋肉のコリをほぐす働きがあり、これが一時的な近視化の抑制や眼精疲労の軽減につながると研究で確認されているそうです。

なるほど、そう言われると現代人にとってはかなり切実な話ですよね。

スマホを見る時間が年々増えている今の生活スタイルを考えると、カシスの日が制定された当時よりも、むしろ今の私たちの方がこの効果を必要としているのかもしれません。

ブルーベリーとの違い

カシスの健康効果はブルーベリーと比較されることも多いようですが、カシス特有のアントシアニン含有量の高さが、特定の健康効果においてブルーベリーよりも有利だと考えられているみたいです。

とはいえ、これはあくまで一部の研究や見解に基づく話だと思うので、断定的に「カシスの方が優れている」と言い切るのは少し早いかなという印象もあります。

目的や体質によって合う成分は違ってくるでしょうし、両方を上手に取り入れるのが現実的な選択なのかもしれませんね。

カシスの日に関連する企業の取り組み

最後に実際の企業がこの記念日をどう活用しているのか、具体的な事例を見ていきましょう。

森下仁丹の機能性表示食品

森下仁丹株式会社は2024年7月23日のカシスの日にあわせて、カシス由来の成分を使った機能性表示食品を発表しています。

これは暗い場所での見る力を助ける機能を持つ食品として、消費者庁に日本で初めて届出された機能性表示食品だと紹介されていました。

こうした動きを見ているとカシスの日がただの語呂合わせの記念日ではなく、実際の商品開発や健康啓発活動と結びついている記念日なんだなと実感しますね。

過去のイベント開催実績

第一回のカシスの日には東京・京橋の明治製菓本社前で記念イベントが開催され、青森のカシス産地をPRするキャラクター「目グマちゃんねぶた」や、トリノオリンピックで活躍したカーリング選手が「カシスお届け大使」として登場したそうです。

カシス商品のプレゼント企画も行われていて、こうした地道な広報活動が積み重なって今のカシスの日の認知につながっているのかなと思います。

青森は日本一のカシス産地としても知られているので、産地とのつながりを大切にしたイベント設計だったんだろうなと感じました。

まとめ

カシスの日についてまとめておきますね。

  • 2006年に日本カシス協会が制定し、日本記念日協会にも認定された記念日である
  • 日付は二十四節気の大暑にあたることとカシスの収穫期が重なることから選ばれた
  • 紫外線を強く浴びるほどカシスアントシアニンが豊富に蓄えられる特性がある
  • カシスはフランス語名で日本語では黒房すぐり、英語ではブラックカラントと呼ばれる
  • 栽培の歴史はヨーロッパで古代から続き、18世紀半ばにフランスで広まった
  • アントシアニンには眼精疲労の軽減や血流改善の効果が期待されている
  • 森下仁丹などの企業が記念日にあわせて新商品を展開する動きもある

夏の暑さで目の疲れを感じやすい時期だからこそ7月23日にはカシスを使ったジュースやジャムを試してみるのも良いきっかけになるかもしれませんね。

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