7月24日が「卒業アルバムの日」って聞いて、正直「そんな記念日あったんだ」と思った人も多いんじゃないでしょうか。
この記事を読めばこの記念日が生まれた背景や語呂合わせの意味、それから卒業アルバムそのものの歴史まで、まとめてわかるようになっています。
懐かしさに浸りたくなる休日のきっかけを探している方にも、きっと役立つ内容だと思います。
卒業アルバムの日とは何か
まずはこの記念日がどんなものなのか基本的な部分から整理していきますね。
制定した団体と概要
「卒業アルバムの日」、東京の文化放送で放送されていた人気番組「秋元真夏卒業アルバムに1人はいそうな人を探すラジオサンデー」と、大阪府枚方市に本社を置くダイコロ株式会社が共同で制定した記念日です。
ダイコロは年間およそ100万冊もの卒業アルバムを制作している会社で、このジャンルではかなり大手の存在なんですよね。
2023年に一般社団法人日本記念日協会によって正式に認定・登録されました。
日付になっている理由(語呂合わせ)
日付の由来は「な(7)つ(2)かし(4)い」という語呂合わせから来ています。
「1年に1度は卒業アルバムを見直して懐かしもう」という思いが込められているそうで、これを知るとなんだかしみじみしますね。
単純な語呂合わせと言えばそうなんですが、「懐かしい」という感情そのものを記念日名に落とし込んでいる点が、個人的にはよくできているなと感じました。
卒業アルバムの日の由来を深掘り
ここでは記念日が生まれるまでの具体的な経緯をもう少し詳しく見ていきます。
ラジオ番組との縁がきっかけだった
そもそもこの記念日はラジオ番組のタイトルがきっかけで生まれたものなんです。
番組と交流のあったダイコロに対して、番組側から記念日制定の提案があり、それを快諾したという経緯がありました。
企業側から発案するケースが多い記念日のなかでメディア発信がきっかけになっているのは、ちょっと珍しいパターンかもしれません。
認定発表の瞬間
実際の認定発表は2023年3月5日、文化放送の生放送内で行われました。
ダイコロの代表取締役社長がゲスト出演して、認定の喜びを直接語っていたそうです。
秋元真夏さんは「7月24日の日に懐かしいなって思いながら開いてもらえる記念の日になったらいいな」とコメントしていて、これがなんだか素直で良いなと思いました。
記念日として迎えた初めての7月24日
2023年7月24日は記念日登録後に初めて迎えた「卒業アルバムの日」でした。
ダイコロは同年に創業70周年を迎えていたこともあって、プロ野球の始球式とタイアップした記念イベントまで行われたようです。
ここまで展開が広がったのは記念日そのものの発信力もありますが、ダイコロという企業の業界内での立ち位置が大きく関わっているように感じます。
卒業アルバムそのものの歴史
記念日の話だけでなく卒業アルバムというもの自体がどう変化してきたのかも気になりますよね。ここからはその歴史をたどっていきます。
明治時代のシンプルな始まり
卒業アルバムのルーツは明治時代後半にさかのぼると言われています。
当時はまだ今のような形式ではなく、卒業記念として集合写真を一枚撮影し、卒業証書などと一緒に配られるのが一般的だったそうです。
写真自体が高価で貴重だった時代なので限られた学校でしか作られていなかったというのも納得できる話ですね。
戦後、全国へ広がった時代
本格的に全国へ広がったのは戦後の高度経済成長期、1950年代から60年代にかけてのことです。
学校教育の整備が進み、写真や印刷のコストが下がっていったことで白黒の集合写真を中心としたアルバムが一般的になっていきました。
この頃はクラス写真や先生の集合写真、卒業式の様子など限られたカットだけでしたが、それでも「一生に一度の思い出」として大切にされていたそうです。
カラー化からデジタル化まで
1970年代以降になるとカラー印刷が普及して修学旅行や運動会といった学校行事のページ、個人写真や先生からのメッセージなど、内容が一気に充実していきました。
2000年代に入るとデジカメやスマートフォンの普及で撮影も編集もぐっと簡単になり、パソコンでの制作やオンライン閲覧が可能な「デジタル卒アル」を導入する学校も出てきています。
紙とデジタルのハイブリッド型を採用する学校が増えているのは、時代の流れとして自然な変化だなと感じます。
卒業アルバムの日をどう過ごすのが良さそうか
記念日の由来や歴史がわかったところで実際にどう過ごすのが良さそうか、独自の視点で考えてみたいと思います。
見返すタイミングとして意外と絶妙
正直な感想として7月24日っていうタイミングは意外と絶妙だなと思っています。
夏休みが始まる直前くらいの時期でなんとなく気持ちに余裕が出てくる頃ですよね。
実家に帰省する予定を立てる人も多いでしょうし、押し入れの奥から卒業アルバムを引っ張り出すきっかけとしては、けっこう理にかなっているように思います。
あくまで個人的な見立てですが、制定側もそのあたりの時期感を意識していたのかもしれません。
SNSで思い出をシェアする動きも
卒業アルバムの写真を懐かしんで投稿する人はSNS上でも一定数見られるようでこうした個人的な思い出の共有は、記念日と組み合わせることで盛り上がりやすい傾向があると考えられます。
ただ、これはあくまで一般的な傾向としての推測で7月24日に限定した投稿数の増加を裏付けるデータまでは確認できていません。
それでも、思い出を振り返る行為自体には一定の需要があるのは間違いないと感じています。
卒業アルバムの日についてまとめ
最後にこの記事の要点を振り返っておきますね。
- 卒業アルバムの日は文化放送のラジオ番組とダイコロ株式会社が共同で制定し、2023年に日本記念日協会に認定された記念日である
- 日付は「な(7)つ(2)かし(4)い」の語呂合わせから7月24日になった
- 記念日は番組との縁から生まれ、2023年3月5日に生放送で認定発表が行われた
- 卒業アルバムのルーツは明治時代後半にあり、戦後の高度経済成長期に全国へ広がった
- 現在はカラー化やデジタル化が進み、紙とデジタルのハイブリッド型を採用する学校も出てきている
来る7月24日は、押し入れの奥にある一冊を引き出して、懐かしい気持ちに浸ってみるのも良さそうですね。
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