8月9日は「ハンバーグの日」なんです。
この記事を読めばこの記念日がいつ誰によって作られたのか、そして私たちが大好きなハンバーグそのものがどんな歴史をたどってきたのか、まるごと分かるようになっていますよ。
夏休みのお昼ご飯に何を作ろうかなって考えているときに、ふと「ハンバーグの日ってなんだろう」と気になった方、けっこう多いんじゃないでしょうか。
子供の頃から当たり前に食べてきたハンバーグですが由来を聞かれると案外答えられない人が多い気がします。
ハンバーグの日とはどんな記念日なのか
記念日そのものの基本情報をまとめてお伝えします。
制定した会社と発端
ハンバーグの日を制定したのは香川県三豊市に本社を置く株式会社味のちぬやという会社です。
冷凍食品の製造や販売を手がけていて、コロッケなどでも知られている企業なんですね。
全国の量販店やコンビニ、外食産業にも商品を流通させているので、実は知らないうちに食べたことがある人も多いはずです。
日本記念日協会からもきちんと認定・登録されている記念日なので、ただの語呂合わせのお祭りごとというわけではなく、正式な記念日として扱われています。

なぜ夏休みの時期に制定されたのか
制定の理由として公式に語られているのは子供から大人まで幅広く愛されているハンバーグを、夏休みの期間中にもっと食べてもらいたいという願いなんだそうです。
正直、最初にこの理由を知ったとき、ちょっと意外な感じがしました。
夏バテしやすい時期にあえて肉料理をすすめるという発想、なかなか面白いなと思ったんです。
ただ、夏休みは子供が家にいる時間が長くなって、お母さんお父さんが毎日の献立に頭を悩ませる時期でもありますよね。
そういう家庭の負担を少しでも軽くしたいという企業側の生活者への気配りが感じられる制定理由だなと個人的には感じています。
ハンバーグの日の由来と語呂合わせ
ここでは日付そのものの決め方についてもう少し詳しく掘っていきます。
ハ8ンバーグ9という読み方
日付の由来はシンプルで、「ハ(8)ンバーグ(9)」という語呂合わせから8月9日に決まったとされています。
ちなみに一部の情報では「バー(8)グ(9)」という語呂合わせだと紹介されているケースもあって、どちらの説明が公式に近いのか細かく検証してみると微妙にゆれがあるんですよね。
とはいえ、8と9をハンバーグの音に当てはめるという基本の発想は共通しているので、そこはそんなに気にしなくても大丈夫だと思います。
語呂合わせの記念日って、日本には本当にたくさんありますがこういう食べ物を軸にしたものは覚えやすくていいなと思いますね。
ハンバーグそのものの歴史をたどる
ここからは記念日そのものではなくハンバーグという料理自体のルーツについて深堀りしていきます。
モンゴルのタタール人説という起源
ハンバーグの起源をさかのぼると、なんと13世紀ごろのモンゴル帝国時代にまで行きつくという説があるんです。
当時、モンゴルの遊牧民だったタタール人たちは、移動中に馬の鞍の下に肉を挟んで持ち歩いていたと言われていて、これが柔らかくなった生肉を食べる習慣につながったという話があります。
この生肉料理が東ヨーロッパへ伝わり、やがてドイツなど各地に根付いていったようです。
正直、最初にこの話を知ったときは「まさかそんな古い時代から続いているとは」と驚いたのを覚えています。
もっともこの起源説はあくまで有力な一説であって、細かい年代や経緯まで完全に裏付けられているわけではないので、そのあたりは憶測込みで語られている部分も多い印象です。
ドイツのハンブルクで生まれたハックステーキ
その後、ドイツ北部の港町ハンブルクで、労働者の間に人気だった「フリカデレ」や「ハックステーキ(Hacksteak)」という料理が今のハンバーグの直接の原型になったとされています。
安価で硬い肉をひき肉にして、パン粉や香辛料を混ぜて焼くという作り方で、忙しい労働者でも手軽に食べられる料理として広まったみたいです。
19世紀にドイツからアメリカへ移民する人が増えたことで、この料理も一緒に海を渡って「ハンバーグステーキ」という名前で定着していったと言われています。
アメリカから日本へ伝わった経緯
日本にこの料理が伝わったのは1882年、明治15年ごろとされています。
当時はハンバーグという名前ではなく、「ジャーマンステーキ」や「ミンチボール」といった名前で洋食店に登場していたそうです。
名称がいろいろ変わりながら定着していったというのは、けっこう面白い歴史だなと思います。
大正から昭和にかけて「ハンバーグステーキ」という料理名がだんだん定着していき、家庭料理として広く食べられるようになったのは1950年ごろからだと言われています。
つまり、私たちが今当たり前のように食べているハンバーグは100年以上かけてじわじわと日本の食卓に根を張ってきた料理なんですね。
日本でハンバーグがここまで定着した理由
なぜハンバーグが日本でこれほど愛される存在になったのかを考えていきます。
家庭料理として広まった背景
昭和の中頃から家庭で作られるようになったハンバーグは、その後お弁当のおかずや子供の好きな献立の定番として、ものすごいスピードで日本全国に広まっていきました。
ひき肉に玉ねぎやパン粉、卵を混ぜて焼くという作り方は実は家庭ごとに少しずつ違っていて、ソースの味付けもデミグラス系から和風の大根おろしまで幅広いですよね。
このアレンジのしやすさが長く愛されてきた理由のひとつなんじゃないかなと自分では思っています。
冷凍食品としての広がりも大きい
ハンバーグの日を制定した味のちぬやのように、冷凍食品メーカーが手がけるハンバーグも今や欠かせない存在になっています。
忙しい毎日の中で、レンジで温めるだけで食べられる冷凍ハンバーグの需要はかなり伸びている印象があります。
細かい売上データまでは自分でも把握していないんですが、スーパーの冷凍食品コーナーに行くと、ハンバーグの品揃えの多さにちょっと驚くことがあります。
夏休みに子供と一緒に過ごす時間が増えるこの時期だからこそ、こうした手軽な選択肢がある安心感は大きいんじゃないかなと感じますね。
ハンバーグの日をどう楽しむか
最後に、この記念日をどう過ごすといいのか私なりの視点も交えて考えてみます。
夏休みだからこそ家族で作る時間を
8月9日は多くの地域でまだ夏休みの真っ最中です。せっかくの記念日なので、いつもは冷凍食品に頼っている家庭も、この日だけは子供と一緒にハンバーグをこねてみるのもいいかもしれません。
生地をこねる作業って意外と子供が楽しんでくれる工程だったりするんですよね。
焼き加減や形の崩れ方も含めて、家族で笑い合えるいい時間になりそうです。
私が感じるハンバーグという料理の面白さ
個人的な意見ですけどハンバーグって「洋食なのか和食なのか」がはっきりしない、ちょっと不思議な立ち位置の料理だなと思っています。
ルーツはモンゴルからドイツ、アメリカを経て日本にたどり着いたという、なんとも壮大な旅をしてきた料理なのに、今では完全に日本の家庭料理として根付いている。
この二面性がなんだかハンバーグという料理の奥深さを表しているような気がしていて、調べれば調べるほど飽きない題材だなと感じました。
まとめ
- ハンバーグの日は8月9日で株式会社味のちぬやが制定し、日本記念日協会が認定した記念日
- 日付の由来は「ハ(8)ンバーグ(9)」の語呂合わせ
- 制定の目的は夏休み期間にハンバーグをもっと食べてもらいたいという願い
- ハンバーグ自体の起源は13世紀モンゴルのタタール人にまでさかのぼるという説がある
- ドイツのハンブルクで生まれたハックステーキがアメリカを経て日本に伝わり、1882年ごろに洋食として登場
- 家庭料理として定着したのは1950年ごろからで、そこから現代の冷凍食品文化にもつながっている
8月9日にはぜひこの由来を思い出しながら、ハンバーグを味わってみてくださいね。
コメント