8月14日が「廃車リサイクルの日」だって知ってましたか。正直、私も最初は「え、そんな記念日あるの?」って思ったんですよね。
この記事を読めば廃車リサイクルの日がいつ誰によって作られたのか、そしてなぜこの日付になったのかがすっきり分かると思います。
車を手放すタイミングで「うちの車、廃車にしたらどうなるんだろう」ってふと気になった方にも、けっこう参考になる内容にしたつもりです。
廃車リサイクルの日とは何かをまず整理してみます
廃車リサイクルの日がどんな記念日なのか基本のところをざっくりお伝えしますね。
8月14日という日付に込められた語呂合わせ
廃車リサイクルの日はその名の通り8月14日です。
日付の由来は数字の語呂合わせで、8を「は」、1を「い」、4を「しゃ」と読ませて「廃車」にしているんですね。
ちょっと強引な気もしますがこういう語呂合わせの記念日って日本にはたくさんあって、覚えやすくするための工夫としては案外理にかなっているのかなと思います。
記念日を制定したのはどんな会社なのか
この記念日を制定したのは株式会社ナプロアースという会社です。
福島県伊達市や山形県高畠町に工場を構えていて自動車や自動車部品の販売、それから使用済み車両の適正処理などを手がけているそうです。
正直このあたりの企業情報は普段あまり意識しないと思うんですが、廃車のリサイクルという分野を専門にしている会社が実際にあるという事実自体、なかなか印象深かったです。

廃車リサイクルの日の由来をもう一歩深掘りします
ここではなぜナプロアースがこの記念日を作ろうと思ったのか、その背景にある考え方に触れていきますね。
もったいないからもったいあるへという発想
ナプロアースはこの記念日を通じて「もったいないからもったいあるへ」という考え方を広めたかったようです。
廃車をゴミとして終わらせるのではなく買い取ることで商品価値を生み出す、というのがこの言葉に込められた意味だと思われます。
要するに、捨てるものだと思われがちな廃車にも実はまだまだ価値が残っているんですよという発想の転換ですね。個人的には、この言い回しはけっこうキャッチーで覚えやすいなと感じました。
記念日として認定されるまでの流れ
廃車リサイクルの日は一般社団法人日本記念日協会によって認定、登録されています。
日本記念日協会というのは企業や団体が制定した記念日を審査して登録する組織で、ここに登録されることで初めて正式な記念日として世の中に広まっていくという仕組みになっているみたいです。
ちなみにこの協会には年間で数百件もの申請があるらしく、その中で採用されるにはそれなりの社会的意義が求められるんだろうなと勝手に想像しています。
廃車リサイクルという活動が生まれた社会的な背景
そもそもなぜ廃車のリサイクルがこれほど重要視されるようになったのか、制度面の歴史を見ていきます。
自動車リサイクル法という法律との関係
廃車リサイクルの日そのものは一企業が制定した記念日ですが、その土台には自動車リサイクル法という法律の存在があります。
この法律は2002年に公布され、2005年1月1日から本格的に施行されました。
正式名称は「使用済自動車の再資源化等に関する法律」というちょっと長い名前です。
法律ができる前は何が問題だったのか
法律ができる前の日本では廃棄物の最終処分場がひっ迫していて、シュレッダーダストと呼ばれる解体後の残さを処分する費用が高騰していたんです。
それに加えて鉄スクラップの価格も低迷していて、廃車を引き取ってもらうのにお金を払わなければならない、いわゆる逆有償の状態が広がっていました。
この状態だと不法投棄が増えてしまうリスクが高くなるので、国としてもきちんとルールを整備する必要があったんですね。
エアバッグやフロン類といった処理に専門技術が必要なものが放置されがちだったという点も、法整備が急がれた理由のひとつだったようです。
実際どれくらいリサイクルされているのか最新の数字で見てみます
ここでは廃車リサイクルが今どれくらい進んでいるのか、具体的な数字を紹介しますね。
自動車1台あたりのリサイクル率は約99%
自動車リサイクル法が本格施行されてから、使用済自動車全体のリサイクル率は大きく伸びていて、平成25年度の時点で約99%にまで達しているというデータがあります。
つまり、廃車になった車のほとんどの部分が何らかの形で再利用されているということです。これはちょっと驚きの数字ですよね。
車って鉄のかたまりというイメージが強いですがエンジンやタイヤ、バンパーなど、想像以上に細かいパーツまで再資源化の対象になっているんだと思います。
シュレッダーダストのリサイクル率も年々上昇
シュレッダーダスト、いわゆるASRと呼ばれる破砕後の残さについては、法律の目標値が70%以上に設定されているんですが、実はもっと前倒しで平成20年度には達成していたそうです。
さらに令和6年度のASR再資源化率が約97%まで上がっているという報告もあります。
ただ内訳を見ると熱回収が全体の約68%で、マテリアルリサイクルが約29%程度にとどまっているようなので、素材としてそのまま再利用する部分の伸びしろはまだあるのかなという印象を持ちました。
廃車リサイクルの日をきっかけに知っておきたいこと
この記念日をただ知って終わりにしないための、もう一歩踏み込んだ視点をお伝えします。
廃車になった車の行き先を意識してみる
廃車リサイクルの日という記念日があることで、普段はあまり意識しない「車の最期」について考えるきっかけになるんじゃないかなと思います。
使い終わった車は解体業者に引き取られて使える部品は中古部品として流通し、それ以外は素材ごとに分別されてリサイクルされていきます。
こうした流れを支えているのが自動車リサイクル法の仕組みであり、その一部を担っている企業のひとつがナプロアースだったというわけですね。
なぜこの語呂合わせの記念日が意味を持つのか
正直なところ、語呂合わせの記念日って数ある中の一つに過ぎないと思われがちです。
でも、廃車リサイクルの日に関しては実際の法制度や環境問題ともきちんとつながっている点が、ほかの語呂合わせ記念日とはちょっと違うところなのかなと感じています。
単に覚えやすい日付を作っただけじゃなくて、そこに企業としての理念や社会的な課題への意識がのっている、という点がこの記念日のちょっとした魅力だと私は思います。
まとめ
- 廃車リサイクルの日は8月14日で廃車の語呂合わせが由来になっている
- 制定したのは福島県や山形県に拠点を持つ株式会社ナプロアース
- もったいないからもったいあるへという企業理念のもとに作られた記念日
- 一般社団法人日本記念日協会によって正式に認定、登録されている
- 背景には2005年に本格施行された自動車リサイクル法の存在がある
- 自動車リサイクル率は約99%まで向上している
8月14日を迎えたら、ちょっとだけ自分の車の未来について考えてみるのもいいかもしれませんね。
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