8月14日が「裸石の日」だと聞いてピンとくる方ってどれくらいいるでしょうか。
この記事を読めば裸石の日がいつどうやって生まれたのか、そして裸石という言葉の意味まで、まるっと理解できると思います。
ジュエリーが好きな方はもちろん、なんとなく「はだかいし」という響きが気になって調べにきた方にも、きっと役立つ内容になっているはずです。
正直、私も最初にこの記念日を知ったとき「裸の石ってなに?」と戸惑ったのでその気持ち、すごくわかります。
裸石の日の基本情報
まずは裸石の日がどんな記念日なのか、日付や制定した団体といった基礎の部分からおさえていきますね。
8月14日という日付の理由
裸石の日は毎年8月14日に定められている記念日です。
この日付、実は語呂合わせから来ていて、「は(8)だかいし(14)」と読ませているんですね。
数字をそのまま言葉に当てはめる、いわゆる記念日あるあるのパターンなんですが、8と14で「はだかいし」になるのは、わりと素直な語呂合わせだなと感じます。
無理やり感がなくて、覚えやすいのが個人的にはいいなと思いました。
制定したのは埼玉県北本市の企業
裸石の日を制定したのは埼玉県北本市に本社を置く株式会社東洋という会社です。
この会社はアミューズメント業に加えて、宝石ルースの販売を手がける「東洋ルース」というショップも運営していて、宝飾業界の中ではけっこう名前が知られた存在みたいです。
2022年(令和4年)に一般社団法人日本記念日協会によって正式に認定・登録されました。
まだ数年しか経っていない、比較的新しい記念日ということになりますね。

裸石の日が制定された理由
なぜわざわざこんな記念日が作られたのか、その背景にはハンドメイド需要の高まりが関係しているようです。ここではその目的を掘り下げてみます。
ルースや裸石という言葉を広めたかった
宝飾業界ではジュエリー製品になる前の、カットや研磨だけが施された状態の宝石のことを英語で「ルース」、日本語で「裸石」と呼びます。
もともとこの言葉、業界の中だけで使われる専門用語のような立ち位置だったらしく、一般の方にはあまり馴染みがなかったんですよね。
だからこそ東洋ルースはこの言葉自体を世の中にもっと知ってもらいたいという思いで記念日を制定したそうです。
言葉を広めることで業界全体の活性化にもつなげたい、という狙いがあったみたいですね。
ハンドメイドブームとの関係
ちなみに近年はハンドメイドアクセサリー作りの人気が高まっていて、個人でも裸石を購入してオリジナルのジュエリーを作る人が増えてきているようです。
コロナ禍でおうち時間が増えたことも、このハンドメイド需要を後押しした一因といわれています。
もともとルースは業者間の取引が基本だったのに今では一般のお客さんがルースの状態のまま集めてコレクションしたり、パーツとして買いに来るケースも増えているんだとか。
個人的にはこういう業界の使われ方の変化って、なかなか表には出てこない話だなと思っていて、けっこう印象深かったです。
ルース・裸石の意味を詳しく解説
ここまで何度も出てきた「ルース」や「裸石」という言葉について、もう少し丁寧に意味を掘り下げていきますね。
裸石は英語のloose stoneが由来
裸石は英語の「ルース・ストーン(loose stone)」を略した「ルース」の日本語訳です。
英単語の「loose」には「はがれた」「緩んだ」「固定されていない」といった意味があって、宝石の世界では「枠や台座にまだセッティングされていない状態」を指すために使われています。
つまり裸石とは原石をカットして研磨まで済ませたけれど、指輪やネックレスといったジュエリーにはまだ加工されていない、いわば宝石そのままの姿ということになります。
宝飾業界では略して単に「はだか」と呼ぶこともあるようで、業界用語らしい省略の仕方だなと感じました。
裸石とジュエリーの違い
裸石とジュエリーの違いを簡単に言うと、裸石は「素材」の状態、ジュエリーは「完成品」の状態です。
ダイヤモンドやルビー、サファイアといった宝石も最初は原石として採掘されて、そこからカットと研磨の工程を経て裸石になります。
その裸石にリングやペンダントの土台をつけて初めて、私たちがよく目にするジュエリー製品として完成するわけですね。
宝石の品質を正確に評価するには、実はセッティングされた状態よりも裸石の状態のほうが向いているらしく、専門家が石を見るときは裸石の状態を重視することが多いそうです。
裸石の日の広がりと現在の状況
制定から数年が経ち、裸石の日がどんなふうに広がってきているのか見ていきます。
1点500円からのルース販売
2023年にはアットプレスの記事で、東洋ルースが1点500円からルースを販売していることが紹介されていました。
物価高が話題になっていた時期に、手頃な価格で本物の宝石を楽しめるということで、ちょっとした話題になったようです。
500円という価格、正直かなり手が届きやすい設定だと思いますし、宝石というと高級で縁遠いイメージを持っている方にとっては、意外な発見だったんじゃないでしょうか。
ルースブームという言葉まで使われていたので、それなりに反響があったのかもしれません。

誕生石サブスクリプションなど新しい取り組み
2025年8月14日には東洋ルースがオンラインショップで誕生石のサブスクリプションサービスを始めたという発表もありました。
ひと月に2石ずつ届く「宝石たちと紡ぐ12ヶ月」という企画で裸石の日に合わせて発表されたようです。
単発で買うだけじゃなく、継続的に宝石と関わる仕組みを作ろうとしているあたり、裸石という文化をより多くの人に定着させたい意図が感じられますね。
こういう記念日発の企画って、年を追うごとに内容が変わっていくので、来年はどんな取り組みが出てくるのか、ちょっと楽しみだったりします。
裸石の日を知っておく意味
最後に、裸石の日を知っておくとどんなメリットがあるのか、簡単に触れておきますね。
宝石の名前は知っていても、裸石やルースという言葉までは知らなかったという方、けっこう多いと思います。
裸石の日をきっかけに、宝石の「素材そのものの姿」に目を向けてみると、ジュエリー選びの視点が少し変わってくるかもしれません。
自分でルースを選んで好きなデザインに仕立てるという楽しみ方があることを知るだけでも、宝石への興味が広がりそうですよね。
まとめ
- 裸石の日は8月14日、「は(8)だかいし(14)」の語呂合わせから制定された
- 埼玉県北本市の株式会社東洋(東洋ルース)が制定し、2022年に日本記念日協会が認定
- 裸石とは英語のloose stoneが語源で、ジュエリーになる前の研磨済みの宝石を指す
- ハンドメイドブームを背景に、一般の人が裸石を購入する動きが広がっている
- 1点500円からの販売や誕生石サブスクなど、業界を活性化させる取り組みも進んでいる
裸石という言葉、知っているとちょっとした雑学として話のネタにもなりそうです。
この機会に、宝石そのものの魅力にも目を向けてみてはいかがでしょうか。
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