オークションの日とは?由来や歴史を解説【9月4日】

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9月4日は「オークションの日」です。

この記事を読めば記念日が制定された経緯や語呂合わせの由来、そしてオークションそのものの歴史まで、まるっと理解できるようになると思います。

「なんとなく聞いたことあるけど、誰が決めたんだろう」
「オークションっていつから始まったの」

と気になっている方にぴったりの内容になっているはずです。

目次

オークションの日の基本情報

まずはこの記念日がいつ、誰によってどんな理由で作られたのか、押さえておきたいポイントをまとめますね。

制定した企業と日付

9月4日のオークションの日は不動産オークションサイトを運営していた株式会社ジアース(日本アセットマーケティング株式会社)が制定した記念日です。

この会社、もともとは大阪で不動産オークション事業を手がけていた「アイディーユーコム・ドットコム」という社名からスタートしていて、2010年に商号を株式会社ジアースへ変更しています。

ちなみに日本アセットマーケティング株式会社は証券コード8922でテナント賃貸や不動産管理を軸に事業を展開している会社なんですよね。

一度は上場廃止の危機を経験しながら復活を遂げたというけっこう波乱万丈な社歴を持つ企業みたいです。

語呂合わせの由来

日付の由来はシンプルで「オー(0)ク(9)ション(4)」という語呂合わせから9月4日に決まったとされています。

数字の並びを英単語の音に当てはめて記念日の日付を決めるというのは、日本の記念日文化らしいやり方だなと感じますね。

なお、この記念日について特定の記念イベントや式典のようなものが毎年開催されているという情報は見当たりませんでした。

あくまで語呂合わせによる記念日として、雑学的に紹介されているケースがほとんどのようです。

オークションという言葉の語源

ここではオークションという言葉自体がどこから来ているのか、語源をたどってみたいと思います。

ラテン語のauctioに由来

オークション(auction)という英単語はラテン語の「auctio」に由来しています。

この「auctio」は「増える」「増加する」といった意味を持つ言葉で、さらに遡ると「augere」という動詞にたどり着くようです。

競り上げていく過程で価格がどんどん増えていく、あのイメージそのままの語源だなと思いました。

ちなみに英語の辞書であるオックスフォード英語辞典によると、「auction」という単語が文献に初めて登場するのは1595年とされていて、一般的に使われるようになったのは1680年代後半あたりからだと言われています。

日本語では競売や競りと呼ばれる

日本語では「競売(きょうばい)」や「競り(せり)」という言葉がオークションに対応します。

法律用語として裁判所が扱う競売の場合は「けいばい」と読むのが通例で、一般的な場面での「きょうばい」とは読み分けがされているんですよね。

この使い分け、意外と知らない方も多いかもしれません。

オークションの起源と世界の歴史

オークションという仕組みそのものがいつどこで生まれたのかを深掘りしていきますね。

古代バビロニアの花嫁オークション

オークションの起源は紀元前500年頃の古代バビロニアまで遡るとされています。

ギリシャの歴史家ヘロドトスが記録した内容によると、当時のバビロニアでは年に一度、結婚適齢期の女性を競売にかける「花嫁オークション」のような制度があったそうです。

まず器量の良い女性から競り上げが始まり、それが終わると今度は逆に競り下げていく形式だったという説もあります。

かなり独特な仕組みですよね。

エンサイクロペディア・ドット・コムの解説でもこれが記録に残る最古のオークション事例のひとつとして紹介されています。

ローマ帝国での戦利品競売

ローマ帝国の時代になると戦利品や捕虜などもオークションにかけられるようになったと言われています。

落札が決まった際に槌(ハンマー)を打ち鳴らす、あの現代のオークション会場でおなじみの光景も、この頃のローマの慣習が起源になっているという説があるんです。

売り手を「ドミヌス」、競売を主催する人を「アルゲタリウス」、最高額の入札者を「エンプトール」と呼んでいたという細かい話も残っていて、けっこう体系化された制度だったことが伺えます。

イギリスでの近代オークションの確立

現在のようなオークションの形式が確立されたのは16世紀前半のイギリスだとされていて、17世紀には開催頻度が増え、18世紀にはアメリカへ、そして18世紀後半にはヨーロッパ全域へと広がっていったようです。

この時期に誕生したのが世界的に有名なオークションハウスであるサザビーズとクリスティーズです。

サザビーズは1744年3月11日、サミュエル・ベイカーがロンドンでジョン・スタンリー卿の蔵書を売却したことから始まりました。

世界最古の国際オークション会社と言われていますが、実はサザビーズより古いオークションハウスがスウェーデンに3社存在していて、厳密にはヨーロッパで4番目に古い会社という説もあるみたいです。

一方のクリスティーズは1766年、美術商のジェームズ・クリスティーがロンドンで初めてオークションを開いたことに始まります。

両社とも18世紀半ばというほぼ同じ時期にロンドンで誕生していて現在まで250年以上にわたって世界のアート市場を引っ張り続けている、いわば双子のような存在なんですよね。

日本におけるオークション文化の広がり

海外の歴史だけでなく、日本国内でオークションがどう定着していったのかも見ていきたいと思います。

魚市場のせり文化

日本には古くから「せり」という独自のオークション文化が根付いています。

魚市場でのせりはその代表例で売り手が価格を提示するのではなく、買い手側が公開の場で値段を競い合い、最高額を提示した人が落札するという仕組みです。

夜明け前から始まり、漁師から水産会社、仲卸業者、そして飲食店や小売店へと魚が渡っていく独自の作法が長年にわたって発達してきたと言われています。

オークションという横文字が入ってくるずっと前から、日本にはこうした競り売りの文化があったというのは、個人的にはけっこう興味深いポイントだと思っています。

インターネットオークションの登場と拡大

日本でオークションが一気に身近な存在になったきっかけは、間違いなくインターネットオークションの登場でしょう。

日本向けの「Yahoo!オークション」は1999年9月28日にサービスを開始しました。

開始当初は「日本人にオークションなんて流行るわけない」という見方もあったようですが、蓋を開けてみれば1999年11月には出品数5万点、2000年8月には100万点を突破するという急成長を見せています。

2008年12月には出品商品の総数が2000万件を超え、日本最大のネットオークションサイトへと成長しました。

サービス開始から15周年を迎えた2014年時点での総落札額は約8.5兆円にのぼるというデータもあり、世界的な競合であったeBayを退けて日本市場に定着した経緯があるんです。

今ではフリマアプリとの棲み分けも進んでいますが、この四半世紀の間に「オークション」という言葉が私たちの生活にすっかり馴染んだのはこうした積み重ねがあったからなんだろうなと感じますね。

まとめ

この記事のポイントを整理しておきますね。

  • 9月4日のオークションの日は株式会社ジアース(現・日本アセットマーケティング株式会社)が制定した記念日
  • 日付の由来は「オー(0)ク(9)ション(4)」という語呂合わせ
  • オークションという言葉自体はラテン語の「auctio(増える)」に由来する
  • オークションの起源は紀元前500年頃の古代バビロニアまで遡るとされ、ローマ帝国時代には戦利品の競売にも使われた
  • 現代的なオークションは16世紀のイギリスで確立し、サザビーズ(1744年)やクリスティーズ(1766年)といった老舗オークションハウスが誕生した
  • 日本では魚市場のせり文化に加え、1999年開始のYahoo!オークションによってオークションが一気に身近なものになった

普段何気なく使っている「オークション」という言葉の裏に、こんなに長い歴史が積み重なっていたんだなとあらためて実感しました。

9月4日を迎えたら、ちょっとこの由来を思い出してみてはいかがでしょうか。

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