9月4日は「クラシック音楽の日」です。
この記事を読めばこの記念日がいつ誰によって制定されたのか、なぜこの日付に決まったのか、そしてどんな目的が込められているのかがしっかりわかります。
「9月4日って何の記念日なんだろう」
「クラシック音楽の日について詳しく知りたい」
という方のために由来から歴史、関連する取り組みまで丁寧にまとめてみました。
クラシック音楽の日はいつ制定された記念日?
まずはこの記念日の基本情報から見ていきますね。
誰がいつ、どんな理由でこの日を作ったのかを押さえておくと記念日そのものへの理解がぐっと深まると思います。
制定した団体は日本音楽マネージャー協会
クラシック音楽の日は、1990年(平成2年)に日本音楽マネージャー協会によって制定されました。
この協会は日本クラシック音楽事業協会という名称に変わっているんですね。
制定からもう30年以上経っているわけですが名前を変えながらも活動自体はずっと続いているというのが、個人的にはちょっと感慨深いなと感じます。
ちなみに日本クラシック音楽事業協会は正会員48社、賛助会員46社という規模で活動している団体だそうです。
これだけの数の事業者が関わっているとなると業界全体を巻き込んだそこそこ大きな取り組みなんだろうなという印象を持ちました。

語呂合わせ「ク(9)ラシ(4)ック」が由来
日付の由来はシンプルで、「ク(9)ラシ(4)ック」という語呂合わせから9月4日になったとされています。
数字の読み方をそのまま単語に当てはめる方式は、日本の記念日でよく使われる手法ですよね。
覚えやすさという点ではなかなか良いセンスの語呂合わせだなと思います。
クラシック音楽の日が生まれた背景と目的
この記念日がどんな経緯で生まれたのか、そして何を目指して作られたのかを見ていきましょう。
ただの語呂合わせだけでなく、きちんとした出来事がきっかけになっているんです。
サントリーホールでの記念コンサートがきっかけ
実は、この記念日の直接のきっかけになったのが1990年8月に日本音楽マネージャー協会の設立40周年を祝って開催されたコンサートでした。
会場はサントリーホールで、クラシック音楽を広く世の中にアピールする目的で「クラシック音楽の日」というタイトルの演奏会が開かれたそうです。
この演奏会そのものが記念日の名前の元になったというのは、あまり知られていない部分かもしれませんね。
クラシックを身近に感じてもらいたいという願い
制定の一番の目的はより多くの人にクラシック音楽に親しんでもらうことだとされています。
クラシックというジャンルは、どうしても「敷居が高い」「格式張っている」というイメージを持たれがちですよね。
だからこそ、堅苦しさを取り払って気軽に触れてもらいたいという願いが込められているんだと思います。
この日を中心に演奏家による無料コンサートや奉仕演奏が各地で行われてきた歴史もあります。
クラシック音楽の日にちなんだ活動やイベント
この記念日にちなんでどんな活動が行われているのか具体的に見ていきますね。
制定から時間が経った今でも新しい取り組みが続いているのが印象的です。
全国で開催される無料コンサート
9月4日を中心に、プロの演奏家による無料コンサートが全国各地で開催されているという情報が複数のサイトで確認できました。
ただ、開催地や規模については年によって変動があるようで、毎年同じ場所で決まった規模のイベントが行われているとまでは言い切れない部分もあります。
この点はあくまで一般的な傾向として捉えていただければと思います。
2026年から始まる「クラシック音楽アワード」
日本クラシック音楽事業協会は2026年に「クラシック音楽アワード」という新しい表彰制度を創設しています。
これはクラシック音楽の普及に貢献した文化人や著名人をアンバサダーとして任命する取り組みで、演奏家や評論家は対象外とされているのがちょっと面白いポイントですよね。
第1回の授賞式はまさに2026年9月4日のクラシック音楽の日に開催される予定です。
既存のファン層だけでなく新しい層にクラシックを届けたいという狙いが、この制度の背景にあるようです。
こういう新しい仕掛けが記念日の意味そのものと自然にリンクしているのはなかなか興味深い試みだなと個人的には感じました。
そもそもクラシック音楽とは何を指す?
記念日の名前にもなっている「クラシック音楽」という言葉自体、実はどこからどこまでを指すのか意外と曖昧だったりします。
ここで一度整理しておきますね。
バロック・古典派・ロマン派までの西洋音楽
一般的にクラシック音楽とは西洋の芸術音楽を指す言葉です。
時代区分でいうとバロック音楽、古典派音楽、ロマン派音楽にあたる、1550年頃から1900年頃にかけて様式が確立されたとされています。
宗教音楽と世俗音楽の両方に用いられる幅広いジャンルなんですね。
「古典的な」「模範的な」という意味を持つ英語のclassicが語源になっているという説もあります。
代表的な作曲家たち
このジャンルを代表する作曲家としてはアントニオ・ヴィヴァルディ、ヨハン・ゼバスティアン・バッハ、ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト、ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンといった名前が挙げられます。
ほかにもショパンやチャイコフスキー、ブラームスなど、名前だけは聞いたことがあるという方も多いのではないでしょうか。
改めて並べてみると時代も国もかなり幅広いんだなと感じますね。
クラシック音楽の日をどう楽しむのがおすすめ?
せっかくの記念日なので実際にどう過ごすと楽しめるのか考えてみました。
難しく考えなくても、意外と気軽に取り入れられる方法があると思います。
無料コンサート情報をチェックしてみる
9月4日前後は演奏家による無料コンサートが企画されることがあるので、お住まいの地域のホールや文化施設の情報を確認してみるのがおすすめです。
ただし開催の有無や内容は年ごとに変わるので、事前の確認は必須ですね。
普段はチケット代がハードルになっている方にとっては良いきっかけになるかもしれません。
自宅で気軽に名曲に触れてみる
コンサートに足を運ぶのが難しい場合でも、配信サービスなどで有名な交響曲や協奏曲を聴いてみるだけでも十分だと思います。
「敷居が高い」というイメージを持っている方こそ、まずは気軽に耳を傾けてみることから始めてみてはいかがでしょうか。
堅苦しく考えず、BGM感覚で流してみるだけでも案外心地よいものですよ。
まとめ
この記事の要点を整理しておきますね。
- クラシック音楽の日は1990年に日本音楽マネージャー協会(現・日本クラシック音楽事業協会)が制定した記念日
- 日付は「ク(9)ラシ(4)ック」の語呂合わせに由来する
- 1990年8月のサントリーホールでの記念コンサートが由来のきっかけになっている
- より多くの人にクラシック音楽に親しんでもらうことが制定の目的
- 2026年からは新たに「クラシック音楽アワード」も始まっている
- クラシック音楽はバロック音楽から古典派音楽、ロマン派音楽までの西洋の芸術音楽を指す言葉
9月4日が近づいたらこの記念日のことを思い出しながら、少しだけクラシック音楽に耳を傾けてみるのも良い過ごし方だと思います。
コメント