9月5日は「球根で求婚記念日」というちょっと変わった名前の記念日なんです。
この記事を読めばこの記念日がどうして生まれたのか、由来や歴史、そしてどんな球根がプロポーズにぴったりなのかがすべてわかりますよ。
「今日は何の日だろう」と気になって調べた方も、プロポーズを考えている方も、きっと読んでよかったと思ってもらえる内容にしました。
球根で求婚記念日とは何の日か
まずは基本のところから整理しますね。
この記念日がいつ、誰によってどんな意味を込めて作られたのかを知っておくと、由来の部分もすっと理解しやすくなると思います。
日付の由来は「きゅうこん」の語呂合わせ
9月5日という日付は、9を「きゅう」、5を「こん」と読む語呂合わせから来ています。
こういう語呂合わせの記念日って日本にはけっこう多いですけど、球根と求婚をかけるという発想はなかなか粋だなと個人的には思いました。
単純に音を合わせているだけじゃなくて、球根という植物そのものの性質とプロポーズの意味がリンクしているところが、この記念日のうまいところだと感じます。
制定したのはガーデニングショップ「花恋」
この記念日を制定したのは大阪府大阪市中央区でインターネットを中心に球根や観葉植物の販売を行っている「フラワーガーデン花恋(カレン)」というお店です。
花恋は「おうちガーデニング」をコンセプトにインテリア感覚で植物と暮らしてもらうことを目指してオープンしたショップなんですね。
運営しているのは渡辺徹也氏という方で記念日の登録証授与式にも本人が出席しています。
個人の花屋さんが発案したというところにけっこう温かみを感じますよね。
記念日が生まれた背景にある思い
なぜ「求婚」というテーマで記念日を作ったのか、その背景にはどんな願いが込められているのかを見ていきます。
バレンタインデーとは逆の立場から愛を告げる日
女性から男性へ気持ちを伝える日として定着しているバレンタインデーとは反対に、男性から女性へ求婚するきっかけを作りたいという思いからこの記念日は生まれました。
プロポーズをする側になる男性にとって、記念日というきっかけがあるのはけっこう心強いんじゃないかなと思います。
言葉だけで伝えるのはハードルが高いと感じる方でも、「今日は球根で求婚記念日だから」と切り出せば、少し肩の力を抜いてプロポーズに踏み出せそうですよね。
記念日を通して多くのカップルが誕生し、それぞれが幸せな家庭を育んでいってほしいというのが花恋が込めた願いなんです。
単なる販促のための記念日というだけじゃなく恋愛の後押しをしたいという気持ちが土台にあることが伝わってきます。
日本記念日協会による認定の経緯
この記念日は2022年、一般社団法人日本記念日協会によって正式に認定・登録されました。
認定日は2022年9月9日とされていて、その少し後の2022年9月12日には、記念日登録証の授与式が大阪・天満橋近くの花恋事務所で行われています。
授与式では日本記念日協会の加瀬清志代表理事から渡辺徹也氏へ登録証が直接手渡されたそうです。
日本記念日協会といえば、数多くの記念日を審査して認定している団体として知られていますが、審査を通過した記念日には、こうした授与式が行われるケースが多いんですよね。
球根と求婚をかけたユーモアとそこにある愛情のこもったストーリーが評価されたんだろうなと、公式サイトの記述からは感じ取れます。
球根で求婚記念日の歴史的な位置づけ
この記念日自体はまだ数年の歴史しかありませんが、そもそも日本における求婚の形はどう変わってきたのか、少し時代をさかのぼって考えてみたいと思います。
日本のプロポーズ文化はどう変わってきたのか
日本でプロポーズが行われるようになったのは古墳時代からだと言われています。
当時は現代のようにプレゼントを渡して想いを伝えるのではなく、意中の相手の家の前でその名前を呼ぶことが、求婚を意味していたんだそうです。
今のスタイルとは全然違いますよね。
平安時代に入ると、貴族たちは自分の気持ちを和歌にして伝えるという、より情緒的な方法で求婚をするようになりました。
当時の女性は本名を結婚相手にしか明かさなかったとされていて男性が女性に名前を尋ねること自体が、求婚の一つの形だったともいわれています。
名前を教えるかどうかで意思を示すなんて、今の感覚からするとロマンチックというか、ちょっとまどろっこしいような気もしますね。
こうして日本の求婚のスタイルは時代とともに変化し続けて、現代のような指輪や言葉によるプロポーズのスタイルに落ち着いていったとされています。
球根を贈るという方法もこの長い変化の流れの中に位置づけられる、新しい選択肢の一つといえそうです。
あくまで私の見立てですが、球根という「これから育てて花を咲かせる」という時間軸を持つプレゼントは、和歌で気持ちを伝えていた平安時代の情緒的な求婚文化と、意外と通じる部分があるんじゃないかなという気もしています。
プロポーズにおすすめの球根と花言葉
球根といっても種類はたくさんあります。花恋が実際に「球根で求婚」シリーズとして扱っている品種と、それぞれの花言葉を紹介しますね。
花恋が扱う「球根で求婚」シリーズ
花恋のショップではミニチューリップやクロッカス、サフラン、ヒヤシンス、スイセン、アネモネ、ユリ、ラナンキュラス、フリージアといった球根が「球根で求婚」シリーズとして販売されています。
9種類もあると、相手の好みや贈るシーンに合わせて選べるのがいいところですよね。
球根ごとの花言葉を知っておこう
プロポーズに使うなら、花言葉も気にしておきたいところです。
チューリップ全般の花言葉は「思いやり」ですが、赤色になると「愛の告白」「真実の愛」というダイレクトな意味を持ちます。
求婚の場面では赤のチューリップが特におすすめといえそうです。
ヒヤシンスは青色だと「変わらぬ愛」、黄色だと「あなたとなら幸せ」という花言葉を持っています。
フリージアは「純潔」や「信頼」、さらに「親愛の情」といった花言葉があり、これから始まる関係性への願いを込めやすい花だと思います。
ラナンキュラスは「とても魅力的」「晴れやかな魅力」が全般的な花言葉で、色によって細かく変わるのも特徴です。
白なら「純潔」、紫なら「幸福」といった意味があり、ブライダルのブーケにもよく使われる花なんですよね。
サフランは「喜び」「歓喜」といった花言葉を持っていて、これから始まる新しい生活への祝福を表すのにぴったりかもしれません。
こうして見ると球根一つひとつにちゃんと意味があって、単に見た目がかわいいから選ぶというだけじゃない深みがあるなと感じます。
球根が咲かせる花の花言葉を記したカードを添えるのもおすすめの演出として、日本記念日協会のページでも紹介されていました。
球根で求婚を成功させるための演出アイデア
せっかくの記念日ですからただ球根を渡すだけじゃなく、もう少し工夫を加えたプロポーズにしたいという方も多いと思います。
ここでは日本記念日協会が紹介している演出のヒントを中心に、考え方を深めてみますね。
赤いリボンと言葉で気持ちを重ねる
求婚用の球根には深い愛情を表す赤いリボンを巻き付けるという演出方法があります。
シンプルですけど、視覚的に「特別な意味を持つ球根です」と伝わるアイデアだなと思いました。
さらに言葉の演出として、
「二人でこの球根が花を咲かせる日まで過ごしませんか。もちろん、来年も再来年も、十年後も二十年後も。何十もの花を咲かせる人生も楽しいと思いますよ」
といったフレーズが日本記念日協会の公式ページで紹介されています。
球根はすぐに花を咲かせるわけじゃないですよね。
だからこそ「これから一緒に育てていく時間」を象徴するプレゼントになるんだと思います。
指輪のように完成した形を渡すのとは違って、未来に向けて一緒に何かを育んでいくという意味合いが込められるのが、球根ならではの魅力なんじゃないかなと感じています。
育てる過程そのものが記念になる
ここは私の考察になりますが球根をプロポーズのアイテムに選ぶ意味って、実は「結果」よりも「過程」を大事にできるところにあるんじゃないかなと思うんです。
指輪は受け取った瞬間がピークになりやすいですけど、球根は植えてから水をやって、芽が出て、花が咲くまでの数週間から数か月間、二人で一緒に見守る時間が生まれます。
その間、毎日の変化を報告し合ったり、写真を撮ったりすることでプロポーズの記憶が一日で終わらずに続いていくんですよね。
あくまで仮説ですけどこうした「育てる時間の共有」こそが、この記念日が単なる語呂合わせのネタで終わらず、日本記念日協会に認定されるだけの説得力を持てた理由の一つなんじゃないかなという気もしています。
まとめ
球根で求婚記念日について由来や歴史をまとめてきました。最後に要点を整理しておきますね。
- 9月5日は「きゅう(9)こん(5)」の語呂合わせから生まれた記念日
- 大阪市中央区のガーデニングショップ「フラワーガーデン花恋」が制定した
- バレンタインデーとは逆に、男性から女性へ求婚するきっかけ作りを目的としている
- 2022年に一般社団法人日本記念日協会によって認定・登録された
- 花恋では球根で求婚シリーズとしてミニチューリップやヒヤシンス、フリージアなど9種類の球根を販売している
- 花言葉を添えたり赤いリボンを巻いたりする演出が、日本記念日協会でも紹介されている
日本のプロポーズ文化は古墳時代から少しずつ形を変えてきましたが、球根という「これから花を咲かせる存在」を贈るという発想はまだ新しい選択肢です。
もし9月5日が近づいてきて大切な人にプロポーズを考えているなら、球根という一風変わったアイテムを取り入れてみるのも素敵な思い出になるかもしれませんね。
コメント