9月10日は「車点検の日」って知っていましたか?
この記事を読めば車点検の日の由来や制定した団体、実際にどんな点検をすればいいのかまでまるっとわかります。
愛車に乗っているけど点検って正直後回しにしがちですよね。
この記事はそんな方のために書きました。
車点検の日とはどんな記念日なのか
まずは車点検の日がどういう記念日なのか、基本の部分から押さえていきましょう。
9月10日に制定された交通安全の記念日
車点検の日は毎年9月10日にあたる記念日です。
一般社団法人兵庫県自動車整備振興会(HASPA)が制定したもので、事務局は兵庫県神戸市東灘区と姫路市飾磨区に置かれているそうです。
クルマの日常点検や整備の大切さをアピールし、交通安全につなげることが目的の記念日なんですね。
正直、記念日と聞くと食べ物系や語呂合わせだけのゆるいものをイメージしがちなんですが、この日はちゃんと交通安全という社会的な意味を持った記念日だなと感じています。
ちなみに、サイトによっては制定団体を日本自動車整備振興会連合会と紹介しているケースも見かけましたが、兵庫県自動車整備振興会の制定とする記述の方が複数の情報源で一致していたので、こちらが実態に近いのかなと思っています。
誰のための記念日なのか
車点検の日がターゲットにしているのは整備のプロというより一般の自動車ユーザーです。
整備業界が安全確保や環境保全にどれだけ貢献しているかを、一般社会や自動車使用者に向けて発信することも目的のひとつになっているみたいですね。
つまり業界の存在意義を伝える日でもあり、ユーザー自身に点検の習慣を促す日でもある。
二つの側面を持った記念日と言えそうです。
車点検の日の由来は語呂合わせ
なぜ9月10日という日付が選ばれたのか、その理由を解説していきます。
く(9)るまてん(10)けんという語呂合わせ
車点検の日の由来はいたってシンプルです。
9月10日という数字を「く(9)るまてん(10)けん」と読み、車点検という言葉に重ねているんですね。
9を「く」、10を「てん」と読ませる語呂合わせは、日本の記念日ではかなり定番の手法だと思います。
数字合わせなので難しい歴史的な背景があるわけではなく、覚えやすさを重視した設計だったんだろうなと感じます。
語呂合わせに込められた狙い
語呂合わせで日付を選ぶ記念日は数多くありますが、車点検の日の場合は覚えやすさを通じてユーザーの行動を変えることまで狙っている印象です。
単に記念日として認知されるだけでなく、実際に「今日は点検の日だから愛車を見てみようかな」と思ってもらうことが本来のゴールなんだと思います。
この設計思想、けっこう理にかなっているなと個人的には感じました。
車点検の日を制定した団体の役割
ここではこの記念日を作った兵庫県自動車整備振興会がどんな団体なのか、その活動内容を見ていきます。
兵庫県自動車整備振興会(HASPA)とは
兵庫県自動車整備振興会は自動車整備士の質的向上に力を入れる団体です。
自動車の技術革新に対応できるよう、整備技術を高めるための技術研修なども行っているそうです。
HASPAという略称で呼ばれることも多く、地域に根ざしながら整備業界全体の底上げを図る組織という位置づけになっています。
なぜ整備振興会が記念日を作ったのか
整備の仕事って、普段はあまり表舞台に出てこないですよね。
車検や修理でお世話になる時くらいしか意識しない人がほとんどだと思います。
だからこそ整備振興会は記念日という形をとってユーザーとの接点を作りたかったのかなと自分の中では考えています。
あくまで自分の見立てですが、業界の認知度向上と交通安全の啓発を同時に叶えようとした結果、この記念日が生まれたのではないでしょうか。
車点検の日の歴史的な位置づけ
車点検の日は単独の記念日として存在しているだけでなく、国が進める大きな取り組みの中にも位置づけられています。
自動車点検整備推進運動との関わり
国土交通省は毎年9月と10月を「自動車点検整備推進運動」の強化月間に設定しています。
全国の自動車関係団体と協力して、ポスターの掲出やチラシの配布、デジタル掲示板へのPR画像配信などを通じてタイヤ等の点検整備やOBD点検の重要性を呼びかける活動なんですね。
車点検の日である9月10日は、ちょうどこの強化月間のスタート直後にあたる日付です。
時期的な重なりを考えるとただの偶然というより、この運動全体の流れをくむ形で民間団体が独自に記念日を設けたのではないかなと考えています。
点検整備やらナイトという特設サイトの存在
国土交通省は「点検整備やらナイト」という特設サイトを継続して運用しており、点検整備の重要性を解説する動画や地域のイベント情報を掲載しているそうです。
名称からしてちょっとユニークですよね。
堅い行政の取り組みというより、ユーザーに親しみやすく伝えようという工夫が感じられます。
9月と10月にかけて、こうした官民一体の啓発が続いていく背景を知っておくと、車点検の日の意味もより深く理解できるのではないでしょうか。

車点検の日にやるべき日常点検の中身
せっかくの記念日ですから、実際にどんな点検をすればいいのか具体的な内容も押さえておきましょう。
3つのエリアで合計15項目をチェック
日常点検で見るべきポイントは大きく分けて三つのエリアに整理されています。
エンジンルーム、クルマの周り、運転席周辺というエリアごとに、合計15項目をチェックする内容になっているんです。
エンジンオイルの量やブレーキフルードの状態、バッテリーのコンディション、ウインドーウォッシャー液の量なども対象に含まれるとされています。
国土交通省が「日常点検チェックシート」を公開しているので、詳細な項目を確認したい方はそちらを見てみるのがおすすめです。
車検があるから大丈夫という思い込みに注意
ここは個人的にかなり大事だと思っているポイントなんですが、車検を通しているからといって安全性が保証されているわけではないんです。
車検はあくまで「最低限の基準を満たしているかどうか」を確認する制度であって、日々のコンディションまで保証するものではありません。
極端な話、車検の翌日にバッテリーが上がることだって普通にあり得ますよね。
だからこそ日常点検と定期点検の両方を継続することが、安全なカーライフにつながるんだと思います。
この違い、意外と知られていない気がしていて車点検の日をきっかけに知ってもらえたらいいなと感じています。
まとめ
この記事のポイントを整理しておきますね。
- 車点検の日は毎年9月10日にあたる記念日で、一般社団法人兵庫県自動車整備振興会(HASPA)が制定した
- 由来は「く(9)るまてん(10)けん」という語呂合わせで、覚えやすさを重視した設計になっている
- 国土交通省が定める9月と10月の自動車点検整備推進運動と時期的に重なっており、官民一体の啓発活動の一環という位置づけも持つ
- 日常点検はエンジンルーム、クルマの周り、運転席周辺の3エリアで合計15項目をチェックする内容
- 車検は最低限の基準を満たしているかの確認にすぎず、日常点検を継続することが安全なカーライフに直結する
9月10日は忙しい日々の中でつい後回しにしがちな愛車のコンディションを、あらためて見直すいいタイミングだと思います。
この機会にエンジンルームやタイヤの状態をちょっとのぞいてみてはいかがでしょうか。
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