警察相談の日とは?由来や歴史を解説【9月11日】

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9月11日は警察相談の日ですがこの記念日を読めば由来や歴史、そして警察への相談専用電話「#9110」との関係がしっかりわかります。

「なんでこの日なんだろう」
「#9110ってそもそも何」

と気になっている方、けっこう多いんじゃないかなと思います。

今回はそのあたりを一次資料をもとにじっくり掘っていきますね。

目次

警察相談の日とは何の記念日なの

まずは警察相談の日がどんな目的で作られた記念日なのか、基本のところをお伝えします。

9月11日に制定された記念日

警察相談の日は毎年9月11日に定められている記念日です。

警察庁が1999年、平成11年に制定したというのが、複数の公式資料や自治体警察サイトで確認できる情報です。

千葉県警察のPDF資料でも「9月11日を警察相談の日と定めています」と明記されていて、都道府県警察単位でも広報が行われているんですね。

ちなみに一部のまとめサイトでは「警視庁が制定した」と書かれているケースもあります。

警視庁と警察庁、名前が似ているので混同されやすいのかもしれません。

この点、一次資料で確認できる範囲では警察庁制定という記載が優勢だったのでそちらを軸にお伝えします。

参考:https://www.police.pref.chiba.jp/content/common/000033795.pdf

制定した目的は何だったのか

この記念日が作られた一番の目的は警察相談専用電話「#9110」の存在を広く知ってもらうことです。

事件になる前の段階、つまりストーカーや家庭内暴力、悪質商法といった悩みごとを、緊急通報の110番ではなく専用ダイヤルで受け付ける仕組みがあることを、この日をきっかけに周知しようとしたわけですね。

犯罪が実際に起きてしまう前に相談という形で手を打てるようにする。

そういう予防的な狙いが根底にあるんだと思います。

個人的には事件になってから対応するより、なる前の相談窓口を整えるという発想自体がけっこう理にかなっているなと感じました。

警察相談の日の由来を深掘りしてみる

なぜ9月11日という日付が選ばれたのか、その理屈がすっきりわかります。

電話番号「#9110」との関係

日付の由来はとてもシンプルで、警察への相談専用電話番号が「#9110」であることに紐づいています。

数字の並びをそのまま日付に変換したという発想ですね。

こういう記念日の付け方、電話番号の日付化ってわりとよくあるパターンではあるんですが、警察関連だとこの数字の一致がとても覚えやすくて印象的でした。

なぜ9月11日になったのか

「9110」を日付として読み替えると、9月11日になります。

ここは特に複雑な経緯があるわけではなくて、電話番号の数字をそのまま記念日の日付にしたというのが由来のすべてです。

逆に言うと、由来自体はシンプルなんですが、その裏にある「#9110をどうしても覚えてもらいたい」という警察側の思いのほうが、実は深いところなのかなと感じています。

ここはあくまで私の見立てですが。

9110番の歴史と背景を整理する

ここでは記念日の元になった#9110という制度そのものが、いつどんな理由で始まったのかを見ていきます。

1989年から始まった相談専用電話

#9110の運用開始は1989年、平成元年からです。

警察相談の日が制定されたのは1999年ですから、制度自体はそれよりも10年ほど前から存在していたんですね。

この時系列、意外と知られていない気がします。

記念日ができる前から相談を受け付ける仕組み自体はすでに動いていたということです。

110番のひっ迫問題との関係

#9110が生まれた背景には110番という緊急通報の電話に、緊急性のない相談が大量に流れ込んでしまっていた事情があります。

マデコムのブログ記事によると、年間900万件を超える110番通報のうち、20パーセントから25パーセント程度が緊急対応を必要としない照会や相談だとされています。

実際、愛知県警察が公表している統計でも、緊急性のない相談や運転免許証に関する問合せなどが全体の21.2パーセントを占めていたという年もありました。

これだけの割合が緊急性のない内容だと、本当に命に関わる事件が起きた瞬間の対応が遅れかねません。

そこで緊急ではない相談を受け止める窓口として#9110が用意されたというのが実際の経緯です。

110番と#9110の違いをきちんと理解する

ここでは緊急通報の110番と相談専用の#9110、それぞれの役割の違いをはっきりさせます。

緊急通報と相談窓口の役割分担

110番はあくまで緊急通報のための電話です。

事件や事故が今まさに起きている、あるいは起きた直後といった状況で使うものですね。

一方で#9110は、事件や事故には当たらないけれど不安に感じていること、悩んでいることを相談する窓口です。

兵庫県警察の公式ページでも

「緊急の対応を必要としない相談、要望等については、警察相談専用電話#9110を利用してください」

とはっきり案内されています。

実際の受理件数データから見る現状

警察庁の統計資料を見ると110番の受理件数は年によって900万件台から1000万件を超える規模で推移しています。

三重県警察の受理状況資料を見ても、要望苦情相談や各種照会といったカテゴリーが一定の割合を占め続けているのがわかります。

こういう数字を並べてみると緊急通報の窓口と相談の窓口を分けておく必要性が、けっこうリアルに伝わってきませんか。

この統計を見るまでは「110番に相談っぽい電話がそんなに来ているんだ」と正直驚きました。

緊急対応を必要とする通報が遅れてしまうリスクを考えると#9110の存在意義がよりはっきり見えてくる気がします。

参考:https://www.police.pref.mie.jp/information/110_zyuri/zyuri03.pdf

#9110番で相談できる内容

ここを読めば#9110で実際にどんな相談ができるのか、具体的にイメージできるようになります。

対応してくれる相談の具体例

#9110ではストーカー被害や家庭内暴力、悪質商法、学校や職場でのいじめといった生活の安全や平穏に関わる悩みごとの相談を受け付けています。

大阪府警察の案内では犯罪等による被害の未然防止に関する相談や、公安委員会が処分や勧告の権限を持つ公益通報についての相談、さらに警察職員の職務執行に関する苦情まで幅広く対応していることがわかります。

政府広報オンラインの記事でも犯罪や事故に当たるのかどうか判断がつかないような悩みでも利用してよいとされていて、ハードルは思ったより低く設定されているようです。

参考:https://www.gov-online.go.jp/article/201309/entry-7508.html

利用できる時間帯や注意点

受付時間は基本的に平日の午前8時30分から午後5時15分ごろまでで、都道府県警察本部によって多少差があります。

全国どこからかけても、その地域を管轄する警察本部などの相談窓口につながる仕組みになっていて、携帯電話からの利用もできます。

ただし注意点として、ダイヤル回線や一部のIP電話からは#9110につながらない場合があります。

そのケースでは各都道府県警察が用意している市外局番付きの番号にかける必要があるので、事前に自分の地域の番号を確認しておくと安心かなと思います。

相談自体は無料ですが通話料は発生する点も覚えておいてくださいね。

警察相談の日をきっかけに考えたいこと

記念日の意味をあらためて自分ごととして受け止めるための視点をお伝えします。

事件になる前に頼れる場所があるということ

私が今回いろいろな資料を読んでいて印象深かったのは、#9110という仕組みが単なる案内電話ではなく、事件を未然に防ぐための予防的な制度として位置づけられている点です。

ストーカー被害などは最初の小さな違和感の段階で相談していれば重大な事件に発展せずに済んだかもしれない、というケースが実際にあったからこそ、この電話番号が作られたと言われています。

「まだ事件になっていないから相談するのは大げさかな」と迷う方、けっこう多いんじゃないかなと思うんです。

ただ今回調べてみて感じたこととして、警察側もその段階での相談こそ受け止めたいという姿勢で#9110を運用しているんだなというのがよくわかりました。

9月11日という日付を見かけたときに、この番号の存在をふと思い出してもらえるだけでも、この記念日の役割は十分に果たされているのかもしれませんね。

まとめ

警察相談の日についてお伝えしてきた内容を最後に整理しておきます。

  • 警察相談の日は9月11日で警察庁が1999年に制定した記念日
  • 日付の由来は警察相談専用電話「#9110」の数字から
  • #9110の運用自体は1999年より早く、1989年から始まっている
  • 110番への緊急性のない相談が全体の20パーセント前後を占めていたことが#9110創設の背景
  • 110番は緊急通報用、#9110はストーカーや悪質商法などの悩み相談用と役割が分かれている
  • 受付時間は平日日中が基本で、地域によって多少差がある

もし今、事件と呼べるかどうか判断に迷う悩みを抱えているなら、この機会に#9110という窓口があることを覚えておいてもらえたらと思います。

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