9月1日から9月30日までの1ヶ月間は「歯ヂカラ探究月間」と呼ばれています。
この記事を読めばこの月間がいつ誰によって作られたのか、そしてどんな思いが込められているのかがしっかりわかると思います。
夏の終わりになんとなく歯の調子が気になる方、虫歯予防の意識を高めたい方にとって、知っておくと役立つ内容になっているはずです。
歯ヂカラ探究月間の基本情報
まずはこの月間がどんなものなのか概要からお伝えしますね。
制定した企業と期間
歯ヂカラ探究月間は、ガム「リカルデント」で知られる株式会社モンデリーズ・ジャパンが制定した記念月間です。
期間は9月1日から30日までの丸1ヶ月で、一般社団法人日本記念日協会によって正式に認定、登録されています。
日本記念日協会というのは企業や団体が独自の記念日を登録したいときに申請を受け付けている組織でして、審査に合格して所定の登録料を支払うことで公式な記念日として認められる仕組みになっているんですね。
つまり、歯ヂカラ探究月間も単なる社内イベントではなく、外部機関のお墨付きを得た記念日ということです。
「歯ヂカラ」という言葉の意味
歯ヂカラという言葉、正直最初に聞いたときは体力測定みたいな響きだなと思ったんですが、実際は歯の体力そのものを指す言葉として使われています。
虫歯になりにくいというだけでなく歯の構造がしっかりしていて本来の機能を発揮できる状態のことを表しているみたいです。
この言葉自体は医学用語というより企業が作った造語に近いのかなという気がしていて、あくまで私の見立てですけど、キャッチーな言葉で歯の健康意識を高めようという狙いがあったのではないかと感じます。
歯ヂカラ探究月間の由来
なぜ9月にこの月間が設定されたのか、その理由を掘っていきます。
夏の生活習慣の乱れが関係している
由来として繰り返し語られているのが夏場の生活リズムの乱れです。
休暇や暑さで食生活が崩れやすく、歯の体力つまり歯ヂカラも弱まる傾向にあるとされています。
そこで食生活をリセットしやすい9月という時期を選び、歯が本来持っている力を見直して強化する探究の期間にしようと提唱されたわけです。
夏バテと虫歯リスクを結びつける視点はけっこう納得できるものだなと個人的には思いました。
食生活の乱れが虫歯リスクを高める理由
暑い時期はアイスや冷たい飲み物、糖分の多い食品を摂る機会が増えますよね。
それに加えて、生活リズムが不規則になると歯みがきのタイミングも乱れがちになります。
こうした要因が重なることで虫歯のリスクが高まる傾向にあると説明されています。
夏の終わりというタイミングだからこそ、一度リセットする意味があるのだと思いますね。
歯ヂカラ探究月間の歴史
制定した企業自体の歴史を追うとこの記念月間の背景がより深く見えてきます。
キャドバリー・ジャパンから始まった企業の系譜
実はもともとは1978年、イギリスの食品メーカーであるキャドバリーの日本法人「キャドバリー・ジャパン株式会社」として創業しました。
2010年にクラフトフーヅがキャドバリーを買収したことを受けて、2011年1月に日本法人は「日本クラフトフーズ株式会社」へ社名を変更しています。
そして2012年10月、クラフトフーヅの海外向け部門が「モンデリーズ・インターナショナル」へ商号変更したのに合わせて、日本法人も2013年7月1日に現在の「モンデリーズ・ジャパン株式会社」へ改称しました。
記念日の名称に残る旧社名の痕跡
ここがちょっと面白いポイントなんですけど、歯ヂカラ探究月間を紹介する一部の情報では、制定者を「株式会社キャドバリー・ジャパン」と記載しているものが見られます。
これは推測になりますが、この記念月間自体はモンデリーズという社名に変わる前、つまりキャドバリー・ジャパンや日本クラフトフーズだった時期に制定された可能性がありそうです。
実際、一部のサイトでは制定年を2012年としている記載もありました。
ただ、この年については他の複数ソースで確認が取れておらず、あくまで一つの情報源による記述なので、正確な制定年としては断定できないというのが正直なところです。
社名変更の歴史と記念日の名称に残る旧社名を照らし合わせると、企業の歩みそのものがこの月間の背景に刻まれているような感じがして、個人的には少し感慨深いものがありました。
リカルデントとCPP-ACPが支える歯ヂカラ
なぜモンデリーズ・ジャパンが歯の健康をテーマにした記念月間を作ったのか、その理由はリカルデントという製品と深く結びついています。
CPP-ACPという成分の働き
リカルデントの主成分であるCPP-ACPは牛乳由来のカゼインホスホペプチドと非結晶性リン酸カルシウムを組み合わせたものです。
- この成分には虫歯の始まりを抑える
- 歯から溶け出したミネラルを歯に戻す
- 酸に溶けにくい丈夫な歯質にする
という3つの働きがあるとされています。
開発したのはオーストラリアのメルボルン大学歯学部長だったエリック・C・レイノルズ氏で、板ガムを1日4枚、それぞれ5分以上噛むことで歯のカルシウム量やリン酸塩量が増え、2週間で軽度の虫歯病変に改善が見られるという臨床データが示されています。
噛むタイミングと効果の持続時間
再石灰化の効果はガムを噛んだあと3時間ほど続くとされていて、最大限の効果を得るには20分ずつ1日4回噛む習慣を2週間続けるのが良いとされています。
毎食後と就寝前というふうに習慣づけると続けやすいと紹介されている情報もありました。
こうした科学的な裏付けがあるからこそ、モンデリーズ・ジャパンは単なる商品PRではなく歯の健康啓発という形で記念月間を打ち出したのではないかと、私は感じています。
歯ヂカラ探究月間で見直したい歯の役割
この月間が投げかけているのは噛む力だけが歯の価値ではないという視点です。
奥歯が持つ想像以上の負荷
歯ヂカラという言葉を理解するうえで欠かせないのが、奥歯である大臼歯の存在です。
奥歯には前歯の4倍から5倍もの力がかかっていて、これは人の体重に匹敵するほどの強さだと説明されています。
それなのに奥歯の噛む面には深い溝があってプラークや食べかすが溜まりやすく、歯ブラシが届きにくいという構造的な弱点も抱えています。
大臼歯が1本失われるだけで、ものを噛みくだく効率は約40%も低下するそうで、この数字を知ったときは思った以上に大きいなと驚きました。
歯の寿命と残存歯数のリアルな数字
厚生労働省の調査によると前歯の寿命は約60年から66年であるのに対し、奥歯である大臼歯は約50年から58年と、前歯より10年ほど短い傾向にあるとされています。
さらに70歳の方の平均残存歯数は17本まで減少するという調査報告もあり、成人の歯が通常28本、親知らずを含めると32本あることを考えると、けっこう多くの歯を失っている現実が見えてきます。
歯を失う主な原因は歯周病で、進行すると歯を支える組織が壊れて最終的に歯が抜け落ちてしまうこともあるそうです。

噛むこと以外の歯の役割
歯には噛む以外にも役割があります。
食べ物をしっかり噛みくだくことで胃腸への負担を減らし、栄養を体に行き渡らせる働きがありますし、歯ざわりや噛みごたえを感じることで食事そのものを楽しめるようになります。
それだけじゃなく、唇や舌の動きを助けて発音をスムーズにする役割もあって前歯が抜けるとサ行が、奥歯が抜けるとハ行やラ行の発音がしづらくなるといわれています。
正しい歯並びや咬み合わせは表情づくりにも関わっていて、歯を失うと顔の輪郭が変わり老けて見えることもあるそうです。
噛むという行為の奥に、こんなに多くの機能が隠れているんだなと調べていて改めて実感しました🦷
まとめ
歯ヂカラ探究月間について由来や歴史を中心にお伝えしてきました。
最後にポイントを整理しておきますね。
- 歯ヂカラ探究月間は9月1日から30日までの1ヶ月間で、リカルデントを扱う株式会社モンデリーズ・ジャパンが制定し、日本記念日協会に認定登録されている
- 由来は夏の生活習慣の乱れによる歯の体力低下と虫歯リスクの高まりで、9月を食生活リセットの好機として位置づけている
- 制定企業は1978年創業のキャドバリー・ジャパンをルーツに持ち、日本クラフトフーズを経て2013年にモンデリーズ・ジャパンへ改称した歴史があり、記念日の名称に旧社名が残る記述も一部で見られる
- 主成分CPP-ACPは歯の再石灰化を助ける働きがあり、噛む習慣と組み合わせることで歯ヂカラを支える仕組みになっている
- 奥歯1本を失うだけで咀嚼効率が約40%低下するなど、歯の負担と寿命に関する数字は思いのほか厳しい現実を示している
夏の疲れが残るこの時期だからこそ自分の歯とじっくり向き合ってみるのもいいかもしれませんね。


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