イタリア料理の日とは?由来や歴史を解説【9月17日】

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イタリア料理の日と聞いて、ピンとくる方はどれくらいいらっしゃるでしょうか。

この記事を読めば9月17日がイタリア料理の日に選ばれた理由や、この記念日が生まれた背景、そして制定した団体の活動まで、とめてわかります。

「なんとなく聞いたことはあるけど、詳しい由来までは知らない」

という方に向けてできるだけ丁寧に掘り下げていきますね。

目次

イタリア料理の日とは

ここではイタリア料理の日がどんな記念日なのか、基本的な部分から整理していきます。

日本イタリア料理協会が制定した記念日

イタリア料理の日は一般社団法人日本イタリア料理協会(ACCI)が制定した記念日です。

この協会は東京都渋谷区に事務局を置き、イタリア料理のシェフを中心に活動している団体なんですね。

目的として掲げられているのはイタリア料理の普及と発展、それからイタリア文化の紹介、さらに調理技術や知識の向上です。

単に語呂合わせで日付を決めただけの記念日ではなく、業界全体を盛り上げたいという思いが込められている点が印象的だなと感じます。

日本記念日協会にも正式登録されている

この記念日は一般社団法人日本記念日協会によっても認定・登録されています。

つまり、業界団体が勝手に名乗っているだけの日ではなく、記念日として第三者機関のお墨付きを得ている、ということですね。

ちなみに申請から登録までの流れも公式に発表されていて後ほど詳しくお伝えします。

9月17日になった理由

ここを読むとなぜ9月17日という一見バラバラに見える数字がイタリア料理と結びついたのか、その仕組みがわかります。

クチーナ(cucina)の語呂合わせ

イタリア料理の日の日付はイタリア語で「料理」や「台所」を意味する「クチーナ」(cucina)の語呂合わせから来ています。

数字にすると「ク(9)チー(1)ナ(7)」となり、これが9月17日という日付になったわけです。

実は「クチーナ」という言葉、イタリアでは単に調理場という意味だけじゃなく、食卓を囲んで家族が集まる場所というニュアンスも含んでいるようで、その言葉を記念日の由来に選んだところに、料理そのものだけでなく食文化全体を大切にする姿勢が表れているように思います。

なぜこの語呂合わせが選ばれたのか

ク(9)チー(1)ナ(7)という読み方は正直かなり無理やりな部分もある語呂合わせだと感じる方もいるかもしれません。

それでも、この語呂合わせが記念日として広く認知されているのは、ンプルでイタリア語の響きをそのまま活かしている点が大きいのかなと思います。

数字と言葉を無理なくつなげる語呂合わせの記念日は他にも数多くありますがその中でもイタリア語をそのまま日付化したという点は、なかなか珍しいアプローチと言えそうです。

イタリア料理の日ができた歴史

ここではこの記念日がどのような経緯で誕生し、どんな歩みをたどってきたのかを時系列で見ていきます。

2011年に正式登録された経緯

ACCIの公式発表によるとイタリア料理の日はイタリア料理業界を活性化し、一般消費者にイタリア料理をさらに浸透させる目的で計画されたそうです。

そして12月29日に日本記念日協会へ申請を行い、正式に受理・登録されました。

登録された年にさっそく9月17日にイタリア料理やイタリア文化に関するイベントが開催され、より多くの人にイタリア料理の魅力を伝えることが目指されたんですね。

この一連の流れを見ると記念日を作って終わりではなく、実際のイベント開催までセットで企画されていたことがわかります。

記念パーティーの歩みとコロナ禍での中断

2011年以降、ACCIは毎年「イタリア料理の日」を祝うイベントをレストランや宴会場で開催してきました。

ただ、2020年から2021年にかけては新型コロナウイルスの影響で中止となり、2022年には屋外での食フェスという形式に切り替えて開催されています。

ここは意外と知られていない部分かもしれませんが、記念日そのものは形を変えながらも途切れることなく続いてきた、という点はけっこう大事なポイントだと思います。

ちなみに2026年の記念パーティーは9月6日に開催される予定で必ずしも9月17日当日に固定されているわけではなく、その年ごとの都合に合わせて日程が調整されているようです。

日本イタリア料理協会(ACCI)とはどんな団体か

ここを読むとこの記念日を支えている協会そのものの活動内容がイメージしやすくなります。

シェフや食材団体で構成される専門組織

ACCIはシェフや食材団体などのメンバーで構成され、イタリア料理に関する正しい情報を提供するために活動している団体です。

ただの親睦団体というより、業界の専門知識を集約して発信する役割を担っている組織、という理解で良さそうです。

2026年6月10日に開催された定時総会では役員改選が行われ、新会長にピアットスズキの鈴木弥平シェフが就任しました。

こうした運営体制の入れ替わりを見ても、この協会が現在進行形で活動を続けている生きた組織だということが伝わってきます。

展示会やチャリティなど幅広い取り組み

ACCIはイタリア料理の日のイベント以外にも幅広い活動を行っています。

たとえばイタリア料理専門展「ACCI Gusto」は2026年で第15回を迎え、11月16日と17日の2日間、都立産業貿易センター浜松町館で開催。

京都でも第5回の「ACCI Gusto京都」が2027年2月に開催。

それだけじゃなく、能登半島地震の被災地支援を目的とした金沢でのチャリティレストランを開催するなど、料理の普及にとどまらない社会的な活動にも取り組んでいる点は、正直あまり知られていない部分ではないでしょうか。

イタリア料理そのものの奥深さ

ここでは記念日の由来から少し視点を広げて、イタリア料理自体が持つ食文化としての価値について触れておきます。

北部・中部・南部で異なる特徴

イタリア料理と一口に言っても、地域によって全く表情が違います。

北イタリアでは隣接するフランスやスイスと同じように、バターや生クリームを使う料理が多く、米を使うリゾットやポレンタもよく食べられています。

一方、ナポリなどの南イタリアではオリーブオイルやトマトを使う料理が中心で日本人が思い浮かべる「イタリアン」のイメージに近いのはこちらの地域だったりします。

さらにシチリアのように北アフリカに近い地域では、アラブやベルベルの料理の影響を受けたクスクスやアランチーニといった料理も見られるんですね。

こうして見ていくとイタリア料理という一つの言葉でくくるにはもったいないくらい、地域ごとの個性がはっきり分かれていることに驚かされます。

ユネスコ無形文化遺産としての地中海の食事

2010年にはギリシャ料理やスペイン料理、モロッコ料理とともに、イタリア料理が「地中海の食事」としてユネスコの無形文化遺産に登録されました。

これは料理の技術だけでなく、食材の生産から調理、そして食卓を囲む習慣までを含めた食文化全体が評価された結果と言えそうです。

イタリア料理の日が「調理技術・知識向上」を目的の一つに掲げているのも、こうした国際的な評価の流れと重なる部分があるのかなと個人的には感じています。

イタリア料理の日の楽しみ方

ここを読むと当日を実際にどう過ごせば良いか、具体的なイメージが持てるようになります。

レストランでの特別メニューを味わう

イタリア料理の日にはイタリアンレストランで特別メニューを提供する店もあるそうです。

ACCIが毎年開催してきた記念パーティーのように、この日にちなんだイベントに参加してみるのも一つの楽しみ方ですね。

近くのイタリアンレストランが何か企画をしていないか、事前にチェックしてみるのもおすすめです。

家庭でイタリアの食文化に触れる

わざわざ外食しなくても自宅でパスタやピッツァを作ってみるだけでも十分に楽しめると思います。

ボロネーゼやカルボナーラ、アラビアータといった定番パスタから、フォカッチャやカルパッチョまで、家庭で再現できる料理はたくさんあります。

この日をきっかけに普段何気なく食べているイタリアンの背景にある食文化に少し思いを馳せてみると、いつもの一皿がちょっと違って見えてくるかもしれません。

まとめ

イタリア料理の日についてお伝えしてきました。

最後に要点を整理しておきますね。

  • イタリア料理の日は9月17日で日本イタリア料理協会(ACCI)が制定した記念日
  • 日付の由来は「料理」を意味するイタリア語クチーナの語呂合わせ(ク9チー1ナ7)
  • 2011年に日本記念日協会へ申請し、正式に受理・登録された
  • ACCIは記念パーティーのほか、ACCI Gustoという専門展や被災地支援の活動も行っている
  • イタリア料理は地域ごとに特徴が異なり、2010年にはユネスコの無形文化遺産にも登録されている

数字の語呂合わせから生まれた記念日ではありますが、その背景には業界を盛り上げたいという協会の思いや、コロナ禍を乗り越えて続けてきたイベントの歴史がありました。

9月17日には身近なイタリアンから少し歴史や由来に目を向けてみるのも良いかもしれませんね。

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