9月18日は「アコーディオン『BébéMedusa』の日」という記念日なんです。
この記事を読めば日付の由来から制定した人物、公式に認定されるまでの経緯、そして肝心のアコーディオンそのものの中身まで、まるっと分かるようになっています。
「BébéMedusaってそもそも何なの」
「なんで9月18日なの」
って気になっている方、けっこう多いんじゃないでしょうか。
私も調べ始める前は音楽関連の記念日かな、くらいの認識だったんですが掘っていくとかなり具体的な数字や現場のエピソードが出てきて、思った以上に読み応えのある記念日でした。
アコーディオン「BébéMedusa」の日の基本情報
ここではこの記念日がいつ誰によって作られたのか、その大枠をまとめていきます。
9月18日に制定された記念日という位置づけ
「アコーディオン『BébéMedusa』の日」は歌とアコーディオンの姉妹ユニット「チャラン・ポ・ランタン」の事務所である合同会社ゲシュタルト商会が制定した記念日です。
制定したのはアコーディオン担当の小春さんとボーカル担当のももさん。
二人がそれぞれ代表と副代表を務める会社が正式に記念日として届け出た形です。
ゲシュタルト商会というチャラン・ポ・ランタンの事務所
合同会社ゲシュタルト商会はチャラン・ポ・ランタンの活動を支える運営元で、所属レーベルの円盤ゲシュタルトともつながりがあります。
姉妹ユニットの活動自体は2009年7月にスタートしていて、シャンソンや民俗音楽をベースにサーカスのような独特な世界観を作り上げてきたグループなんですよね。
海外では「オルタナティブ・シャンソン」と呼ばれることもあるみたいで、路上ライブから大道芸まで幅広く活動してきた経緯があります。
個人的にはアーティスト本人たちが自分のブランドの記念日を届け出るというケース自体、あまり見たことがなかったので、けっこう珍しい制定パターンだなと感じました。
由来は2021年9月18日に起きた出来事
ここを読むとなぜ9月18日という日付が選ばれたのか、その背景がはっきり分かります。
予約販売開始からわずか一晩で500台突破
「BébéMedusa」(ベベメデューサ)とは姉の小春さんがプロデュースした手ごろな価格のボタンアコーディオンのブランド名です。
2021年9月18日に予約販売を開始したところ、なんと一晩で500台以上を売り上げるという結果になりました。
アコーディオンという楽器自体、決して安価な部類ではないのでこれだけの台数が短時間で動いたのは業界的にもかなりのインパクトだったはずです。
この日を「日本でいちばんアコーディオン弾きが増えた日」と捉えて、9月18日を記念日の日付に選んだそうです。
小春さんが込めた思い
小春さんは制定にあたって手頃なアコーディオンを届けることで、もっと気軽に楽器を手に取ってもらいたいという趣旨のコメントを残しています。
「いや、何となく弾いてみたいという人がワンサカ増えるべきなんだ。だって音楽って何となく楽しいよね、なんかやってみたくなったから始めちゃお~、てな気持ちで最初は始めるものでしょう」
という言葉が紹介されていて飾らない語り口が印象的でした。
高級で完璧な楽器というより、まず手に取ってもらうことを優先したブランドコンセプトだったんだなというのが、私なりの受け止め方です。
日本記念日協会による正式認定までの流れ
ここでは記念日として公式に登録されるまでの経緯を紹介していきます。
2023年9月20日、銀座での登録証授与式
「BébéMedusa」の販売開始から2年を迎えた2023年、東京の銀座博品館劇場で記念日登録証の授与式が行われました。
実はこのイベント、販売2周年を祝う会の中でサプライズ発表という形で明かされたんですよね。
ステージでは小春さんによるアコーディオンソロ演奏からスタートし、ももさんが代表曲を歌い上げるなど、まさにライブ形式の授与式だったようです。

会場に100人集結、聖者の行進を大合奏
このイベントで特に驚いたのが全国から「BébéMedusa」を背負ったり抱えたりしたアコーディオン奏者が総勢100人も集まったという点です。
全員で「聖者の行進」を合奏したというエピソードは、一台の楽器ブランドがここまで演奏人口を巻き込んだ実例として、かなり象徴的だと思います。
日本を代表するアコーディオニストの桑山哲也さんもサプライズ参加していて、小春さんとの二重奏が実現したそうです。
最終的に日本記念日協会の代表理事から登録証が手渡され、正式に認定・登録されたのは2023年のことでした。
BébéMedusaという楽器そのものの中身
ここを読むと記念日の元になったアコーディオン自体の仕様や価格帯がイメージできるようになります。
中型と小型、それぞれのスペックと価格
「BébéMedusa」には中型と小型の2種類があります。
中型は税込219780円で幅約40センチ高さ約40センチ奥行き約20センチ、重さ約9.2キロ、ベースは96個、音色切り替えは5種類という仕様です。
小型は税込109780円で重さは約6.1キロ、ベースは72個、切り替え機能はありません。
通常このクラスのスペックだと30万円前後、高いモデルだと50万円ほどする世界らしいので、価格面ではかなり抑えられているという印象を受けます。
ベース配列の違いが演奏の自由度を左右する
ここは個人的にかなり面白いと感じたポイントなんですが、アコーディオンの左手側にあるベースボタンの段数によって、弾ける曲のキーに制限が出ることがあるんです。
愛好家の方の記録によると、初代「BébéMedusa」の小型モデルはベースが12段仕様で、原曲キーによっては特定のコードボタンが存在しないケースがあるとのことでした。
たとえばチャラン・ポ・ランタンの代表曲を原曲キーのまま弾こうとすると、ベースに含まれないコードにぶつかることがあるらしく、その場合はキーを移調するか、より段数の多い中型以上のモデルを選ぶ必要が出てくるみたいです。
これから購入を検討する方は最初の一台として気軽に始めたいのか、それとも本家と同じキーで弾き込みたいのか、目的によって選ぶモデルを変えるのがよさそうだなと感じました。

記念日をきっかけに生まれた楽曲集
ここでは記念日と連動する形でリリースされた作品についてまとめます。
練習曲集「Bebe Medusa」シリーズ
販売開始から2年を迎えた2023年9月19日には、初心者向けの練習曲を集めたアコーディオン曲集「BébéMedusa」第一弾がリリースされました。
「はじめてのワルツ」や「やさしめマーチ」といった書き下ろし曲に加えて、代表曲「ぽかぽか」のソロバージョンも収録されています。
さらに翌年の2024年9月18日には第二弾もリリースされていて、記念日と製品展開が連動しながら続いているのが分かります。
楽器を売って終わりではなく、練習曲まで用意するというところに、演奏人口を本気で増やしたいという姿勢が表れているように感じました。
まとめ
この記事のポイントを整理しておきますね。
- 9月18日は「アコーディオン『BébéMedusa』の日」としてチャラン・ポ・ランタンの事務所であるゲシュタルト商会が制定した記念日
- 由来は2021年9月18日、小春さんプロデュースの手頃なボタンアコーディオン「BébéMedusa」が予約販売開始から一晩で500台以上売れたこと
- 2023年に日本記念日協会から正式認定され、銀座で登録証授与式が行われ100人ものアコーディオン奏者が集結した
- 「BébéMedusa」には中型と小型があり、ベースの段数によって弾けるキーに違いが出る点は購入前に押さえておきたいポイント
こうして見てみると一台の楽器の販売実績が、業界全体を巻き込む記念日にまで育っていった珍しいケースだなと改めて思います。
9月18日が近づいたらぜひアコーディオンという楽器そのものにも目を向けてみてくださいね。

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