9月18日は「シュライヒフィギュアの日」なんです。
この記事を読めば記念日の由来や制定した企業、そしてドイツ生まれのフィギュアブランド、シュライヒの90年にわたる歩みまでまるっと分かりますよ。
「名前は聞いたことあるけど詳しくは知らない」
という方も、これを読めば9月18日にちょっとフィギュアを手に取りたくなるかもしれません。
シュライヒフィギュアの日とは
ここでは記念日の基本情報と制定の背景について整理していきますね。
記念日の基本情報とシュライヒジャパンの想い
シュライヒフィギュアの日はドイツの動物フィギュアメーカーであるシュライヒ社の日本法人、シュライヒジャパン株式会社が制定した記念日です。
日付はシュライヒ社が設立された1935年9月18日にちなんでいます。
子どもの想像力を育てる道具としてそして大人のコレクションアイテムとして、あらゆる場面でシュライヒのフィギュアを楽しんでもらいたいという思いが込められているんですね。
日本記念日協会に認定された経緯
この記念日は2020年、シュライヒ社の創立85周年を機に一般社団法人日本記念日協会へ申請され、正式に認定・登録されました。
当時は85周年記念として限定の「ゴールデンライオン」フィギュアのプレゼント企画もSNSで展開されていたようで、記念日制定のタイミングとブランドの節目がきれいに重なっていたのが印象的です。
ちなみに、この時に公式が掲げたハッシュタグは「シュライヒ85」と「9月18日はシュライヒフィギュアの日」だったみたいですね。
由来は1935年9月18日の創業日にある
ここを読むと記念日の日付そのものがどこから来ているのかがはっきり分かります。
創業者フリードリヒ・シュライヒってどんな人
シュライヒ社を立ち上げたのはフリードリヒ・シュライヒという人物です。
1900年12月13日にドイツで生まれ、1978年に亡くなったとされています。
プレスリリースによると幼いころに養子に出され、いくつかの会社に勤めたのち独立して起業したという経歴の持ち方をしていて、簡単な道のりではなかったのだろうなと感じます。
会社の始まりは工業用マスクの卸売業だった
意外と知られていないのですがシュライヒの出発点はフィギュアではなかったんです。
フリードリヒは1927年からシュヴェービッシュ・グミュントで、工業用防護マスクを扱う小さなシュトゥットガルトの会社「クレッタ・アンド・ミュラー」の営業担当として働いていて、後にその会社ごと引き継ぐ形になったといわれています。
1935年9月18日、この事業を土台にシュライヒ社が正式に設立されたわけですね。
設立の舞台についてはシュトゥットガルトとする資料と、シュヴェービッシュ・グミュントとする資料の両方があって、細かく検証しきれていない部分ではあるんですが、いずれにせよ南ドイツで誕生したブランドだということは共通しています。
シュライヒ社の歴史をたどる
このセクションでは90年近い歴史の中でどう変化してきたのかを段階ごとに見ていきますね。
1950年代柔らかいフィギュア「ジョポ」の誕生
1950年ごろ、シュライヒは初めて曲がる柔らかい素材のフィギュアを発表しました。
長い手足ととんがり帽子が特徴の「ジョポ」という人形が大人気になり、これがきっかけで会社は一気に成長したと伝えられています。
1950年代のうちに素材違いも含めて60種類以上のフィギュアを生み出したというのですから、けっこうなハイペースだったんだろうなと思います。
1960年代スマーフ人形で世界的ブランドへ
1960年代に入るとシュライヒはライセンスキャラクターのフィギュア制作に力を入れるようになります。
中でも青い肌が印象的な「スマーフ」のコレクションは世界的な評判を呼び、シュライヒの名前が国際的に知られるきっかけになりました。
ミッキーマウスやビーン・マヤ、マペッツのキャラクターも当時手がけていたそうで、今のリアルな動物フィギュアのイメージとはだいぶ違う一面があったんですね。
1976年前後の事業承継と動物フィギュアの本格化
1970年代後半、フリードリヒはスイスの投資家に会社を売却しました。
年については1976年とする記録と1977年とする記録があり、ここは正直きっちり確定できていないのですが、いずれにせよこの時期に経営が次の世代へ移ったのは間違いなさそうです。
1980年代に入ると自社開発の動物フィギュアが商品ラインに加わり、これが今日のシュライヒの中心事業に育っていきました。
もっとも歴史が長い「ライオン」のフィギュアは、なんと50年以上にわたって少しずつ改良され続けているそうで、当初はつるっとした黄色いボディに濃い茶色のたてがみだったものが、今では毛並みや肉球まで再現されているとのことです。
なぜ動物フィギュアがここまでリアルなのか
ここではシュライヒの動物フィギュアが選ばれる理由を、ものづくりの視点から掘り下げていきます。
生物学者監修と手作業の彩色へのこだわり
シュライヒの動物フィギュアは専門の生物学者の監修を受けながら造形されているといわれています。
ドイツ本社でモデラーが型を開発し、実際の色付けは海外の工場で一体ずつ手作業によって行われているそうです。
目や鼻、脚の裏の肉球まで丁寧に描き込まれているというのは正直けっこう細かいなと感じます。
品質と安全性のテストについても本社周辺で一貫して実施される体制が長く続けられてきました。
複雑な恐竜フィギュアは型づくりに2カ月
一つのフィギュアを完成させるまでにかなりの時間がかかっているみたいです。
特に恐竜のような複雑な形の生き物は、型を作るだけでも2カ月ほどかかるとされていて、想像していたよりずっと手間がかかっているんだなと驚きました。
シュライヒは動物フィギュアを中心に、ファームやワイルドライフ、ホース、エルダーズ、スマーフ、ドラゴンズユニバースという6つのテーマワールドで600種類以上の商品を展開しています。
90周年を迎えた2025年の動き
このパートでは記念日の翌年にあたる直近の会社の動向を紹介しますね。
シュヴェービッシュ・グミュントからミュンヘンへ
長らくシュヴェービッシュ・グミュントに本社を構えていたシュライヒですが、2024年5月に大規模な組織再編を発表し、2025年1月1日付で本社機能をミュンヘンへ移転させました。
人事や顧客対応、経理といった機能はチェコのプラハへ移されたとも報じられていてシュヴェービッシュ・グミュントの事業所は2025年8月に売却されています。
長年拠点を置いていた地域の市長がかなり不満を示していたという報道もあり、地元にとっては小さくない出来事だったんだろうなと感じます。
アニバーサリーキャンペーンとWWFへの寄付
2025年、シュライヒは創立90周年を迎えました。
記念キャンペーン「Making friends」を展開し、白いボディにカラフルな模様を施した限定7体の動物フィギュアを発売、その売上の5パーセントをWWFへ寄付するという取り組みも行っています。
マーケティング責任者のクリスティーナ・フォン・トロシュケ氏は「私たちは90年間、子どもたちに自由な遊びの喜び以上のものを提供してきた」と述べていて、思いやりや責任感を育む存在でありたいという姿勢がうかがえます。
シュライヒの商品は60カ国以上で販売され、店舗とオンラインを合わせて世界に4万カ所以上の販売拠点を持つまでになっているそうです。

日本でのシュライヒの広がり方
ここでは日本市場でシュライヒがどう受け入れられてきたのかをまとめます。
2011年のシュライヒジャパン設立から今まで
シュライヒの製品は2000年代に販売代理店を通じて日本へ紹介され、2011年6月にシュライヒジャパン株式会社が設立されて以降、正規の日本法人として展開が続けられています。
設立から10年以上が経ち、百貨店や量販店の玩具コーナーでも見かける機会が増えてきた印象がありますね。
子どものおもちゃから大人のコレクションまで
日本ではプレゼント需要として子ども向けの人気が高まっている一方で、SNSにフィギュアを使った精巧なジオラマ写真を投稿するファンも増えているようです。
リアルな造形と安定した立ちポーズは撮影にも向いていて、写真映えするアイテムとして新しい楽しみ方が広がっているのかなという印象を持っています。
子どもがライオンのフィギュアを手に「どこに住んでいるんだろう」と興味を広げていく、そんな遊び方の狙いも製品づくりの根っこにあるみたいです。
シュライヒフィギュアの日をどう楽しむか
9月18日という一日を実際にどう過ごすかのアイデアをお伝えします。
SNSでフィギュア写真をシェアしてみる
過去のキャンペーンでは指定のハッシュタグをつけてフィギュアの写真を投稿する企画が行われていました。
同じような取り組みが今後もあるかは分からないんですが、お気に入りの一体を撮って気軽に投稿してみるのも、記念日らしい楽しみ方の一つだと思います。

家族や自分へのご褒美として一体迎える
600種類以上ある商品の中から好きな動物や興味のあるテーマワールドを選んで一体迎えてみるのも良さそうです。
誕生日や記念日と絡めて、家族へのちょっとしたプレゼントにする方もいるんじゃないかなと感じています。
まとめ
- シュライヒフィギュアの日は9月18日でシュライヒジャパン株式会社が制定し、2020年に日本記念日協会が認定した記念日です
- 由来はドイツの創業者フリードリヒ・シュライヒが1935年9月18日にシュライヒ社を設立したことにあります
- 出発点は工業用マスクの卸売業で、1950年代の「ジョポ」、1960年代の「スマーフ」を経て、1980年代から動物フィギュアが主力になりました
- 動物フィギュアは生物学者監修と手作業の彩色で作られ、複雑な恐竜は型づくりだけで2カ月かかることもあります
- 2025年には創立90周年を迎え、本社をミュンヘンへ移転しつつ、WWFへの寄付を含むアニバーサリー企画も展開しています
これを機にシュライヒのフィギュアが歩んできた道のりを思い浮かべながら、9月18日を少し特別な日として過ごしてみてはいかがでしょうか。
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