毎年9月20日は「明治エッセルスーパーカップの日」だって知っていましたか?
この記事を読めばこの記念日がいつ制定されたのか、その由来、そして「明治エッセルスーパーカップ」というアイスがどんな歴史をたどってきたのかがまるごとわかります。
コンビニやスーパーでなんとなく手に取っていたあのカップアイスに、実はこんな背景があったんですよ。
明治エッセルスーパーカップの日はいつ?基本情報を整理
ここではこの記念日の日付や制定した企業について、まず基本情報を確認していきます。
日付は9月20日、制定は株式会社明治
明治エッセルスーパーカップの日は、毎年9月20日に定められている記念日です。
制定したのは東京都中央区京橋に本社を置く株式会社明治なんですね。
牛乳や乳製品、菓子、食品などを手がける大手食品メーカーで、日本記念日協会にも認定登録されているそうです。
個人的にはこういうロングセラー商品って何気なく食べ続けているだけに、あらためて記念日として意識する機会があるのは嬉しいなと感じます。

なぜ9月20日なのか
日付の由来はシンプルで看板商品「明治エッセルスーパーカップ超バニラ」が1994年(平成6年)9月20日に発売されたことにちなんでいます。
発売開始日そのものを記念日にするというのはロングセラー商品にはけっこうよくあるパターンですよね。
ただ、30年以上続くブランドの発売日がそのまま記念日になっているケースは正直そこまで多くないと思うので、ここは長く愛され続けてきた証だなと感じます。
記念日制定の背景と目的
ここを読むとなぜ明治がこの記念日をわざわざ作ったのか、その意図が見えてきます。
発売30周年をきっかけに制定
明治エッセルスーパーカップの日が制定されたのは、ブランドが発売から30周年を迎えた2024年のことです。
明治は発売開始日にちなんで、毎年9月20日を公式に記念日として制定したんですね。
ちょうど節目の年に合わせて記念日化するというのは、企業のブランド戦略としてもわかりやすい動きだったのかなと思います。
より多くの人に美味しさを届けるため
制定の目的として明治側が挙げているのは濃厚なコクとキレのある後味が持ち味のこのアイスを、これからも多くの人に味わってもらいたいという想いです。
発売以来ずっと支持され続けてきた商品だからこそ、記念日という形で改めて注目してもらう機会を作ったということでしょうね。
単に商品を売るための日というより、長年のファンへの感謝の意味合いも強いのかなという気がします。
エッセルスーパーカップ誕生までのヒストリー
ここではあのカップアイスがどんな経緯で生まれたのか、開発の裏側を掘っていきます。
ルーツは1984年発売の「エッセル」
実は「エッセルスーパーカップ」には前身にあたる商品があります。
1984年(昭和59年)に発売されたアイスクリーム「エッセル」です。
当時のカップアイスは落とし蓋タイプのフタが主流で、フタの出っ張った部分を引っ張って開けるあのタイプでした。
ただ、この形状だと内容量がどうしても少なくなってしまうという課題があったそうです。
1991年から始まった開発プロジェクト
その課題を解決するべく、1991年に本格的な開発がスタートします。
フタをかぶせるタイプに見直し、量を増やそうというコンセプトで進められたプロジェクトでした。
明治の担当者いわく、目指したのは「でかくてうまい」アイスだったとのことです。
「手ごろな価格」で「おいしさ」を「たっぷり」楽しめるアイスクリームを目指して、濃厚な風味となめらかな舌触り、シャープにキレる後味という3つの品質コンセプトを軸に開発されたそうですね。
1994年、市場の勢力図を変えた発売
こうして1994年9月20日に「明治エッセルスーパーカップ超バニラ」が正式発売されました。
発売当初の1990年代前半は乳脂肪を使った濃厚で中容量のカップアイスが主流だった時代です。
そこに「高級ミニカップのような濃厚な味わいを、最後までたっぷり楽しめる、身近で手頃な価格の王道アイス」というコンセプトで登場したのがこの商品でした。
明治の担当者によると、発売後はカップアイス市場の勢力図がガラッと変わったそうです。
それまで他社のカップアイスが強かった市場に大きな一手を打ち込んだ格好になったんですね。
「エッセル」と「スーパーカップ」名前の由来
ここを読むとなんとなく耳になじんでいるこのブランド名の意味がすっきり理解できます。
エクセレントとエッセンシャルの造語
「エッセル」(Essel)という名前は「エクセレント」(Excellent=非常に優れた)と「エッセンシャル」(Essential=絶対に必要な、基本的な、主要な)という2つの単語を組み合わせた造語なんです。
美味しくて質の高いアイス、そしていつも身近にある正統派のアイスという2つの意味が込められています。
ブランド名にこんな意味が隠れていたなんて、私は正直知らなくてけっこう驚いた記憶があります。
スーパーカップの由来はそのまま「スーパー」
「スーパーカップ」の部分は意外と単純で味の濃さが「スーパー」、ボリューム感が「スーパー」という意味からそのまま名付けられたそうです。
ネーミングにひねりがあるようで、実はストレートな部分もある。
このバランス感がなんとも明治らしいなと個人的には思います。
発売から現在までの進化とリニューアルの歴史
ここでは30年以上にわたるパッケージや味の見直しの歴史を時系列で見ていきます。
数えて6回以上のパッケージリニューアル
エッセルスーパーカップは1996年、2000年、2001年、2005年、2009年、2014年と、複数回にわたってパッケージリニューアルを重ねてきました。
ロゴのデザインを立体的にしたり、色使いを見直したり、その時々のトレンドに合わせて細かく手を加えているのがわかります。
2024年の30周年リニューアルでは、定番の超バニラ、抹茶、チョコクッキーの味そのものも見直されました。
担当者によると超バニラはラクトアイスならではのフレーバーの立ち方と後味のキレをより強くする方向で調整されたそうです。
累計販売数で見る成長の軌道
販売実績の数字を見ると、このブランドの成長ぶりがよくわかります。
2008年に累計20億個を突破し、2022年9月には定番レギュラーカップだけで累計60億個を突破しました。
そして2026年8月にはシリーズ全体で累計70億個を突破したと発表されています。
ブランド誕生から32年というスパンで見ると、平均して毎年2億個以上が売れ続けてきた計算になりますね。
ざっくりした感じで言うと日本の人口を考えれば1人当たり相当な回数を食べている計算になるので、これは正直けっこうすごい数字だなと思います。
まとめ
明治エッセルスーパーカップの日について由来から歴史までを振り返ってきました。
最後に要点を整理しておきます。
- 明治エッセルスーパーカップの日は毎年9月20日で、株式会社明治が制定した記念日
- 日付の由来は「明治エッセルスーパーカップ超バニラ」が1994年9月20日に発売されたこと
- 2024年の発売30周年をきっかけに正式な記念日として制定された
- ルーツは1984年発売の「エッセル」で、1991年から開発が始まりコンセプトは「でかくてうまい」
- ブランド名は「エクセレント」と「エッセンシャル」を組み合わせた造語
30年以上愛され続けているアイスの裏に、んなに丁寧な開発ストーリーがあったというのは、書いていて自分でも新鮮な発見でした。
次に9月20日を迎えたら、いつもと違う気持ちでエッセルスーパーカップを味わってみるのも良いかもしれませんね。
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