宅配ピザの日とは?由来や歴史を解説【9月30日】

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9月30日は「宅配ピザの日」なんです。

この記事を読めばこの記念日がいつ、誰によって、どんな理由で作られたのかがしっきりわかると思います。

毎年9月30日にピザのキャンペーンを見かけて「あれ、これ何の日だっけ」と気になっていた方には、けっこう腑に落ちる内容になっているはずです。

目次

宅配ピザの日の基本情報

ここでは宅配ピザの日がいつ制定されて、誰が定めたのかという基本の部分をまとめていきます。

制定したのはドミノ・ピザジャパン

宅配ピザの日を制定したのは東京都千代田区に本社を置く株式会社ドミノ・ピザジャパンです。

宅配とテイクアウトのピザ専門店「ドミノ・ピザ」を運営している会社ですね。

2020年、つまり日本上陸から35周年という節目のタイミングでこの記念日を新たに作ったんだそうです。

節目の年にあえて記念日を作るというのは企業としてもかなり思い入れが強かったんだろうなと感じます。

日本記念日協会に認定・登録されている

この記念日、実は勝手に名乗っているわけではなくて、一般社団法人・日本記念日協会にきちんと認定・登録されているんです。

日本記念日協会というのは企業や団体が独自に作った記念日について、名称や日付、由来を審査したうえで正式に登録する制度を運営している団体です。

つまり宅配ピザの日は単に社内イベント的なものではなく、対外的にも認められた記念日というわけですね。

認定されたのは2020年9月30日、まさにドミノ・ピザ誕生からちょうど35年目の日だったというのも、なかなか象徴的だなと思いました。

9月30日という日付の由来

ここを読むとなぜ9月30日という日付が選ばれたのかがわかります。ただの語呂合わせではなく、実際の出来事に基づいた日付なんですよ。

1985年、恵比寿にドミノ・ピザ1号店が誕生

日付の由来は1985年(昭和60年)9月30日に東京・恵比寿にドミノ・ピザ恵比寿店がオープンし、日本で初めて「宅配ピザ」というサービスがスタートしたことにあります。

この日をもって、日本にピザを家まで届けてもらうという文化そのものが生まれたわけです。

今では宅配ピザってごく普通の選択肢ですが当時は違いました。

1985年時点で日本人一人あたりのチーズ消費量は年間1キロ以下、欧州に比べて20分の1程度だったとドミノ・ピザ自身が公表していて、チーズを使ったピザという食べ物自体がまだ生活に根付いていなかったんですね。

しかも日本には昔から「出前」という文化がすでに根強く存在していたので宅配ピザなんて成功するわけがないと当時は言われていたそうです。

創業記念日と記念日の日付が一致している理由

つまり宅配ピザの日はドミノ・ピザジャパンの創業記念日と完全に一致しているんです。

これは偶然ではなく日本での宅配ピザ事業そのものの誕生日を、業界全体の記念日として位置づけたという流れになります。

当時の宅配ピザがどれだけ挑戦的だったか

ここでは宅配ピザの日の背景にある「なぜ成功したのか」という部分をもう少し掘り込んで見ていきます。数字や具体的な仕組みを知ると当時の挑戦の大きさが伝わってくると思います。

30分保障という前例のないサービス

当時のドミノ・ピザは「焼き立てのピザを30分以内にお届けする」というシステムを打ち出しました。

届けられなければ無料になるという、いわゆる「30分保障」です。

これがなぜ画期的だったかというと当時の日本では出前は待たされて当たり前という感覚が根強かったからなんですね。

待つのが普通だった時代に時間を約束して守るという発想自体が、生活者の感覚をひっくり返すようなものだったんだと思います。

個人的にはこの発想の転換こそが宅配ピザの日という記念日の土台になっている気がしています。

日本の道路事情に合わせた専用バイク開発

もうひとつ地味だけど大きかったのが、配達バイクの開発です。

当時の出前は自転車や小型バイクに岡持ちを載せるスタイルが主流でしたがドミノ・ピザは都内の道路が狭くて渋滞しやすいという事情を踏まえて、3輪スクーターを改造した専用バイクを日本の交通事情に合わせて共同開発したんです。

屋根付きの3輪バイクという見た目の斬新さもあって若者を中心にアルバイト希望者が押しかけたという話もあります。

ハード面まで自国仕様に作り替えていたというのは正直あまり知られていない部分じゃないでしょうか。

配達の仕組みそのものを一から作ったというのが宅配ピザの日の裏側にある本質的な部分だと考えています。

メニューやサービスに残る初めてづくしの記録

ここを読むと宅配ピザの日にちなんで語られるドミノ・ピザの「日本初」の実績がいくつも見えてきます。

クワトロピザやペパロニなど食材面での初導入

1985年の恵比寿店開業時、当時では珍しかったペパロニとイタリア風ソーセージを使った「ドミノ・デラックス」を日本で初めて販売しています。

それに1枚で4種類の味が楽しめる「クワトロ・ピザ」も、日本で初めて発売されたピザとして記録されているんですね。

作るのが難しいピザが日本に登場したことに、世界中から驚きの声があったとも言われています。

ピザ生地の間にチーズを挟んだ「ミルフィーユ」生地も日本初導入だったそうでここまで来ると本当に初物だらけだなと感じます。

ITやアプリ化を早期に進めていた点

2004年には業界で先駆けて独自のECサイトを導入し、2010年にはスマホから注文できるアプリをスタートさせています。

2015年のGPSピンポイントデリバリー、2016年のGPSドライバートラッカーといった機能追加も含めると、宅配ピザという業態の中でIT化を先導してきた企業だという印象がかなり強いです。

宅配ピザの日という記念日は単発の販促イベントというより、こうした技術的な積み重ねの節目を可視化するための日なのかもしれないなと個人的には思っています。

アメリカ本国のドミノ・ピザとの関係

ここでは日本の宅配ピザの日とアメリカ本国のドミノ・ピザ創業の関係を整理しておきます。

本国アメリカでは1960年に創業

ドミノ・ピザという会社そのものは実はアメリカのミシガン州イプシランティで1960年に創業しています。

トム・モナハンとその兄ジェームズが「ドミニック」という既存の小さなピザ店を引き継いだのがスタートで、当初は宅配ではなくテイクアウト中心の店だったそうです。

1973年ごろから「30分以内にお届け、遅れたら無料」という保障サービスを打ち出したことがアメリカ国内で大きな支持を集め、その後の急成長につながっていったとされています。

つまり日本の宅配ピザの日は、アメリカ本国の創業日(1960年)とは別で、日本進出の日である1985年9月30日を基準にしているという点は、混同しやすいので注意した方がいいところですね。

日本国内で追随したチェーン店の存在

ドミノ・ピザが日本に上陸してから2年後の1987年には国内資本の宅配ピザチェーン「ピザーラ」が目白に1号店を開いています。

宅配ピザ市場そのものはドミノ・ピザという先駆者が地盤を作ったあとに国内企業が続いていったという流れになるわけです。

今では宅配ピザの市場規模は2025年時点で数百億円規模まで育っていて、ピザ市場全体で見ても、日本市場は2025年に94億米ドル規模に達しているという調査結果もあります。

ここまで大きな産業に育つとは1985年当時は誰も予想していなかったんじゃないでしょうか。

宅配ピザの日の現在の楽しみ方

ここでは宅配ピザの日が今どんな形で活用されているのかを紹介します。

記念キャンペーンとSNS発信

宅配ピザの日には毎年ドミノ・ピザジャパンが割引キャンペーンを実施する傾向があります。

2020年の35周年時には「クワトロ・ハッピー」Mサイズの持ち帰り限定700円キャンペーンやSNSキャンペーンが行われ、2023年の38周年時には対象ピザ1枚購入で2品無料になる企画が展開されました。

2026年は創業41周年に合わせた「大創業祭」も実施されているようです。

企業としてこの日を毎年きちんと活用しているあたり、記念日としての定着ぶりがうかがえます。

家庭での思い出づくりの日として

宅配ピザの日を制定した目的について、ドミノ・ピザジャパンは

「日本での宅配ピザ市場のパイオニアとして、家族や友人との思い出の一部に宅配ピザという形で携わってこれたことへの感謝と、これからも多くの人にその美味しさで感動してもらうこと」

だと説明しています。

宅配ピザって家族や友人との時間とセットで記憶に残っている食べ物な気がしていて、この目的設定はけっこう納得感があります。

9月30日はそういう小さな幸せの積み重ねを振り返るきっかけの日と言えそうです。

まとめ

宅配ピザの日について、由来や歴史をまとめると次のようになります。

  • 9月30日は株式会社ドミノ・ピザジャパンが制定し、一般社団法人・日本記念日協会に認定・登録された記念日
  • 由来は1985年9月30日に東京・恵比寿でドミノ・ピザ恵比寿店が開業し、日本で初めて宅配ピザというサービスが始まったこと
  • 制定は日本上陸35周年にあたる2020年で、当時の30分保障や専用バイク開発など、日本の生活習慣に合わせた工夫が背景にある
  • アメリカ本国のドミノ・ピザ創業は1960年で、日本上陸の1985年とは別の出来事
  • 現在も毎年、周年に合わせた記念キャンペーンが展開されている

これから9月30日が来るたびに、ちょっとだけ宅配ピザの歴史を思い出しながら一枚頼んでみるのもなかなか良い過ごし方じゃないかなと思います。

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