この記事を読めばピザまんの日がなぜ10月13日なのか、誰がいつ制定したのか、そしてピザまん自体がどんな歴史をたどってきたのかが、ひととおりわかります。
「なんとなく聞いたことはあるけれど、理由までは知らない」
という方はけっこう多いのではないでしょうか。
私も調べ始める前は語呂合わせだろうな、くらいにしか思っていませんでした。
ここでは記念日の成り立ちと中華まんの歴史を順番に整理しつつ、私なりに「たぶんこうなんじゃないかな」と感じた部分も憶測だとわかる形で書き添えています。
ピザまんの日の基本情報
ここではピザまんの日の日付や制定者、認定の時期といった基本の情報を整理します。
読み終えるころには、人に「ピザまんの日ってね」と説明できる状態になるはずです。
10月13日がピザまんの日です
ピザまんの日は毎年10月13日です。
日本記念日協会の認定を受けた記念日として扱われています。
日付が固定なので年ごとに変わることはありません。
とはいえ、まだ知名度は高くないかもしれませんね。
ちなみに記念日として認定されたのは2022年(令和4年)とされていています。
制定したのは日本加温食品協会
この記念日を制定したのは日本加温食品協会です。
コンビニなどで販売される加温まんじゅうについて、衛生管理や品質向上のために活動している団体として紹介されています。
ここで押さえておきたいのは「どこか一社の商品の宣伝日」というより、業界で活動する団体が制定した日だという点です。
私はこの点が意外と大事だと感じています。
特定のブランド名を前面に出さず、ピザまんというジャンルそのものを盛り上げる意図が見えるからです。
日本記念日協会の認定とは
記念日の認定は一般社団法人日本記念日協会が行っています。
申請者が名称、日付、由来、目的などを書いた申請書を出し、審査会を通ったうえで登録料を支払うと、正式な記念日として登録される仕組みです。
登録料は1件につき20万円と案内されています。
さらに登録の翌年を起点に5年ごとの確認もあり、継続の意思や活動があるかどうかをチェックされます。
つまり、記念日は「作って終わり」ではなく続けていく前提の制度なんですね。
10月13日になった由来
ここではなぜ10月13日が選ばれたのかを、語呂合わせと季節の両面から読み解きます。日付の理由がわかると記念日がぐっと身近になります。
「ピ(1)ザ(3)まん」の語呂合わせ
由来の一つ目は語呂合わせで、「ピ(1)ザ(3)まん」と読んで13日になっています。
ただ、「1をピと読む」のは少し不思議ですよね?説明のなかには、1を「ピン」と読んで「ピ」を当てているとするものがありました。
個人的な意見ですがピンからキリまで、という言い方があるように、1を「ピン」と呼ぶ習慣が日本にはあるので、そこから来ているのかなという気もします。
あくまで私の見立てですけど。
秋分を過ぎて温かいものが恋しい季節
二つ目は季節です。
二十四節気の「秋分」を過ぎて朝晩の冷え込みが強まり、温かいものが食べたくなる10月、というのが月の選定理由です。
これは納得感がありました。
10月になると通勤や通学の途中でふっと温かいものがほしくなりますよね。
語呂合わせだけなら別の月でもよかったはずなのに、中華まんの需要が立ち上がる時期に合わせたところに、制定者のこだわりを感じます。
日付が持つ意味を私なりに考えてみた
ここからは完全に私の推測です。
10月はコンビニの店頭で中華まんの蒸し器が本格的に動き出すころというイメージがあります。
そのタイミングに「ピザまんの日」があると、季節の始まりを知らせる合図のような役割を果たすんじゃないかな、と思うんです。
もちろん制定者がそこまで狙ったかどうかはわかりません。
ただ、結果的にそう機能している面はありそうだなと感じています。
記念日に込められた目的
ここでは制定者が何を目指しているのかを整理します。目的を知ると食べるときの見え方も少し変わってきます。
ピザまんのおいしさを知ってもらうこと
目的の一つは肉まんやあんまんに続く中華まんとして、ピザまんのおいしさをより多くの人に知ってもらい、味わってもらうことです。
肉まんとあんまんが定番の二大巨頭だとするとピザまんはその次に来る存在です。
定番ではあるのに、主役にはなりきれていない。そんな立ち位置だからこそ、記念日で光を当てる意味があるのかもしれません。
片手で食べられる手軽さを広めること
もう一つの目的が片手で食べやすいという特徴を広めることです。
これ、実は大きな強みですよね。
歩きながらでも、仕事の合間でも片手があけば食べられます。
スマホを持ちながらあるいは荷物を抱えながらでも口に運べる。
ピザそのものは両手が必要になりがちなので、ピザの味を片手で楽しめるというのは考えてみればかなりユニークです。
衛生管理や品質向上という背景
制定した日本加温食品協会は衛生管理や品質向上のために活動してきた団体です。
母体になったのは1972年(昭和47年)に井村屋の初代社長である井村二郎さんがメーカーや関連業者とともに立ち上げた加温食品協議会だと紹介されています。
目的は中華まん市場の拡大に伴う小売店での飲食店営業許可の減免、業界の品質向上、蒸し器の取扱いにおける衛生管理の徹底でした。
記念日の明るいイメージの裏側に、こうした地道な業界の取り組みがあるんだと知って、ちょっと驚きました。
何気なく買っている一個の裏に衛生や品質を守る仕組みがあるわけです。
ピザまんの歴史
ここではピザまんがいつ、どんな形で登場したのかを、中華まん全体の流れとあわせてたどります。「諸説ある」部分はそのまま諸説ありと書いていきますね。
中華まんの始まり
日本で中華まんが最初にいつ登場したかは諸説あります。
ただ、中村屋が1927年(昭和2年)に「天下一品支那饅頭」を発売したのが最初とされることが多いようです。
創業者の相馬夫妻が中国視察で「包子(パオズ)」に出会い、帰国後に商品化したものだと説明されています。
その後、1955年に山崎製パン、1964年には井村屋が中華まんの製造と販売を始め、人気が広がっていきます。
コンビニエンスストアが各地に増えるにつれ、さらに親しまれていきました。
1970年代後半にピザまんが登場
それまで中華まんといえば肉まんとあんまんの2種類が中心でした。
1970年代後半になると、カレーまんやピザまんが登場して話題になったとされています。
「新しい味」が加わったのがちょうどこの時期なんですね。
定番に変化球が投げ込まれたようなもので、当時の人たちが目新しさに驚いた様子は、なんとなく想像できます。
1979年の「ピザ肉まん」
井村屋が1979年(昭和54年)に発売した際の名称は「ピザ肉まん」でした。
具はトマトケチャップで味付けしたもので、本来のピザとは異なる風味だったそうです。
名前が「ピザまん」ではなく「ピザ肉まん」だった点は地味に面白いですよね。
肉まんの派生という位置づけだったのかな、と想像してしまいます。
ただ、これは1979年に井村屋が発売したという情報であって、日本で最初のピザまんがこの商品だったかどうかまでは私が確認できた範囲では断定できません。
味の進化はチーズとトマトソースへ
近年のピザまんは中にチーズを入れたり、イタリア風のトマトソースを使ったりして、本来のピザの味に近づけたものが多くなっています。
たとえば中村屋のピザまんは、2026年時点の商品説明で、モッツァレラ、ゴーダ、パルメザンの3種のチーズと、たまねぎ、マッシュルームなどの野菜入りトマトソースをふっくらした皮で包んでいると紹介されています。
ケチャップ味から始まった商品がチーズの重なりを楽しむ方向へ進んできた。
そう考えると、40年以上かけての進化はなかなか感慨深いです😊

中村屋のピザまんと40年
ここでは中村屋のピザまんが1986年に生まれ、2026年に40周年を迎えた事実から、ピザまんが長く愛されてきた理由を探ります。
1986年発売、2026年に40周年
中村屋のピザまんは1986年の発売で2026年に発売から40周年を迎えました。
同社は世代を超えて多くの人に親しまれてきたと説明しています。
40年というのは親子二世代で食べている家庭があっても不思議ではない長さです。
子どものころに食べた味を大人になって自分の子どもと分け合う。そんな場面もありそうでピザまんが日常に溶け込んでいるのを実感します。
記念日に向けた限定商品の例
中村屋は40周年を記念して10月13日のピザまんの日に向けた期間限定商品を、2026年10月に関東近県のスーパーで発売しています。
こうした動きを見ると、記念日が企業の商品展開のきっかけにも使われているのがわかります。
商品の販売期間や価格は変わっていくものなのでここでは詳しく触れません。
大事なのは記念日と商品の歴史が結びついて、ピザまんの存在感を高めているという流れです。
創業から続く「包子」への思い
中村屋は1901年(明治34年)にパン屋として創業し、1927年から中華まんを手がけてきた会社です。
発売当時は、中国の職人が手で包み、蒸篭で蒸して提供していたと説明されています。
最初の中華まんが職人の手仕事から始まったと考えるといまコンビニで手軽に買えるピザまんも、その延長線上にあるんですよね。
そう思うとあの丸い形がちょっと特別に見えてきませんか?
ピザまんの日の楽しみ方
ここでは10月13日をどう過ごすと記念日らしくなるのかアイデアを紹介します。
まずは定番をシンプルに味わう
おすすめはまず何も足さずに、一つ食べてみることです。
チーズの伸び具合、トマトソースの酸味、皮のふわっとした食感。
意識して食べると普段は気づかない発見があります。
温かいうちに食べるのが一番だと思います。
片手で食べられるのが魅力なので気軽に外で食べるのも、この記念日らしい楽しみ方かなと。
家庭の冷凍品でゆっくり味わう
井村屋のように、冷凍タイプの中華まんを販売しているメーカーもあります。
自宅なら、電子レンジで温めるだけでも、手軽にお店の気分を味わえます。
個人的には、温めすぎると皮が硬くなりやすい印象があるので、パッケージの表示どおりの時間を守るのがいいと思っています。
細かく検証したわけではないですけど、これは経験則ですね。
食べ比べをして違いを探す
メーカーや店が違えばチーズの種類やソースの味つけが違います。
食べ比べは記念日にぴったりの遊びです。
見比べるポイントは皮の厚さ、チーズの量、トマトソースの濃さ。
家族や友だちと感想を言い合うだけでもけっこう盛り上がります。ただ、食べすぎには要注意ですよ😅
まとめ
- ピザまんの日は毎年10月13日で日本加温食品協会が制定し、日本記念日協会が2022年に認定・登録した記念日です。
- 日付の由来は「ピ(1)ザ(3)まん」の語呂合わせと、秋分を過ぎて温かいものが恋しくなる10月という季節感です。
- 目的は肉まんやあんまんに続く中華まんとしてピザまんのおいしさを広めることと、片手で食べやすい手軽さを知ってもらうことです。
- 1979年に井村屋が「ピザ肉まん」を発売した記録があり、当時はトマトケチャップ味で本来のピザとは風味が違いました。
- 現在はチーズやイタリア風トマトソースを使い、ピザの味に近づけた商品が多く、中村屋のピザまんは1986年発売で2026年に40周年を迎えました。
10月13日はぜひピザまんを一つ手に取ってみてください。いつもの一口が、ちょっと違って感じられるかもしれません。

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