この記事を読めば毎月25日が「プリンの日」になった理由や、その背景にあるオハヨー乳業の熱い想い、プリンそのものの歴史までまるごと理解できます。
「プリンの日って、なんで25日なの?」
とふと気になった方、実はこれ、知ると思わずほっこりしてしまうくらいシンプルで温かい理由があるんです。
せっかく気になったなら由来からプリンの歴史まで一緒に掘り下げてみましょう。
プリンの日の基本情報
いつ?どこが決めたの?
毎月25日はプリンの日です。この記念日を制定したのは岡山県岡山市に本社を置く乳製品メーカー、オハヨー乳業株式会社。
そして一般社団法人・日本記念日協会によって、2010年(平成22年)6月に認定・登録されました。
毎月あるという点がちょっとユニークですよね。
「25日」である理由
なぜ25日なのか
これが個人的にいちばん気に入っているポイントなんですが
「プリンを食べると思わずニッコリ」の「ニ(2)ッコ(5)リ」という語呂合わせからきています。
シンプルすぎて逆にじわっとくる。
しかも日付には別の意味も重なっていて多くの人の給料日にあたる25日に「自分へのご褒美としてプリンを食べてほしい」という思いも込められていたみたいです。
オハヨー乳業が記念日を作った理由
「笑顔になってほしい」という純粋な動機
「多くの方にプリンを食べて笑顔になっていただきたい」という想いがこの記念日の出発点です。
自社のプリン製品をアピールする目的もゼロではないと思いますが、それ以上にプリンが持つ「幸せな気持ちにさせてくれる力」を信じているからこそ、毎月記念日として設定したんだと感じています。
ちなみにこの記念日の認定は簡単ではなかったようで、日本記念日協会の認定取得率はわずか0.6%と言われています。
それを通過しているということは内容・趣旨・社会的意義のすべてが認められたということ。かなり本気だったんでしょう。

焼プリンとの深い関係
オハヨー乳業がこの記念日を制定できたのも同社がプリン分野で長年積み上げてきた実績があるからこそです。
同社は約13年の開発期間を経て、1992年3月に量産品として日本初のこんがりとした焼き目のついた「焼プリン」を発売しました。
発売当時、焼き目のついたプリンは洋菓子店や高級飲食店でしか食べられないものでした。
開発のきっかけは担当者がヨーロッパ出張に行った際、現地のスーパーで焼いたプリンが当たり前のように売られているのを目にしたこと。
「これを日本でも」という一心で試作を重ねた末、13年越しに実現したわけです。そういう背景を知るとプリンの日もただの語呂合わせじゃないな、と思えてきませんか。
プリンの歴史はイギリス生まれ、日本育ち
発祥はイギリスの船上
プリンの正式名称はプディング(Pudding)。
発祥の地はイギリスで誕生したのは16世紀頃とされています。
当時は大航海時代の真っ只中。長期航海中の船乗りたちが食材を無駄にしないために肉や野菜の切れ端・パンくずなどを卵液と一緒に蒸し焼きにしたのが始まりといわれています。
今のカスタードプリンとはずいぶん違う、いわば「おかず」だったんですね。
その後、フランスでカスタードクリームを使ったスタイルが加わり、現代のカスタードプリンに近い形が生まれたとされています。
日本へはいつ来た?
プリンが日本に伝わったのは江戸時代後期から明治時代初期にかけてのことです。
文献上で確認できる最初の記録は、1872年(明治5年)刊行の料理書「西洋料理通」で、「ポッディング」という名称で紹介されています。
当初は西洋料理店でしか食べられない、かなりの高級品だったみたいです。
一般家庭に広まったのは冷蔵庫が普及した1960年代後半でプリンミックス(プリンの素)の登場がきっかけ。それ以来、プリンは日本人の「おやつ」として定着していきます。
「なめらかプリン」ブームと進化
1990年代後半から2000年代にかけて「なめらかプリン」の大ブームが起きました。
固さよりも口どけと滑らかさが重視されるようになり、コンビニやデパ地下に高品質プリンが並ぶようになりました。
フレーバーも抹茶・チョコレート・ほうじ茶・季節フルーツなどへと広がりもはやカスタード一択ではありません。
意外と知らないプリンの日トリビア
「毎月」ある記念日はわりと珍しい
世の中の記念日の多くは年に1回ですがプリンの日は毎月あります。
オハヨー乳業はこの日に合わせて毎月SNSで自社のおすすめプリン製品を紹介したり、消費者とのコミュニケーションを図るきっかけとして活用しているんですよね。
個人的には毎月25日が来るたびに「そうだ、プリン食べよ」って思える仕組みになっているのが、マーケティングとして本当に上手だと思います。
「プリンの日」は実は複数ある?
あまり知られていませんがプリン関連の記念日は複数存在していて、3月9日はポケモンの「プリン」の日でもあります(ポケモン図鑑No.39)。
また神戸に本社を置くトーラク株式会社は自社の「神戸プリン」が1993年2月1日に発売されたことを記念して2月1日を「神戸プリンの日」として日本記念日協会に認定登録しています。
つまり「プリンの日」がどれだけ愛されているかというと。記念日が何個もあるくらい、ということです。😄
プリンの日を楽しむには?
25日に自分へのご褒美として
給料日と重なる25日にいつもより少し贅沢なプリンを選んでみる。
それがこの記念日のいちばん素直な楽しみ方だと思います。
コンビニのカッププリンでもいいし、デパ地下の瓶入りプリンでも。
専門店の焼きたてプリンを取り寄せるのも25日という日があれば理由がついて背中を押してもらえる気がします。
SNSでシェアする
毎月25日には「#プリンの日」タグで投稿する人が増えており、プリンとキャラクターを組み合わせたイラストや、自作プリンの写真が並ぶようになっています。
自分が食べたプリンを記録してシェアする・・そういう使い方もすっかり定番になりました。
毎月25日は #プリンの日!そこで久々に
— ブラックニッカ【公式】 (@nikka_jp) March 25, 2026
🍮焼きプリン×ウイスキー
甘いカラメルソースとウイスキーをコクのあるプリンに絡めれば…う~ん、大人の贅沢💛もはやウイスキーファンの定番じゃな!おすすめは「ブラックニッカ ディープブレンド」!ウイスキーのバニラ香とほのかなピート香がよく合うぞい! pic.twitter.com/aJU5ZBZbx8
まとめ
- 毎月25日はプリンの日。オハヨー乳業が制定して2010年に日本記念日協会が認定。
- 「25」は「ニッコリ」の語呂合わせ。「プリンを食べて笑顔になってほしい」という想いがこもっている。
- 日本記念日協会の認定取得率はわずか0.6%。そのハードルをクリアした、れっきとした記念日。
- プリンの発祥は16世紀ごろのイギリス。大航海時代の船乗りたちの知恵から生まれた。
- 日本には江戸時代後期〜明治初期に伝来。1872年の料理書に記録が残っている。
- オハヨー乳業の「焼プリン」は13年の開発期間を経て1992年に発売。量産品として日本初の焼き目つきプリン。
- プリン関連の記念日は複数存在。2月1日の「神戸プリンの日」、ポケモン「プリン」の日(3月9日)など。

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