この記事を読めばプルーンの日がいつ・誰が・なぜ作ったのか、その背景にあるプルーンの深い歴史まで、まるごと理解できます。
「毎月26日になるとなんとなく気になる記念日」
として耳にする人も多いかもしれませんが実はプルーン自体の歴史がものすごく古くて、しかも日本に根付くまでにけっこうな時間がかかっていたりするんです。
健康や美容に関心がある方ならきっと「もっと早く知りたかった」と思うはず。
プルーンの日とは何か
毎月26日のプルーンの日、その正体はとてもシンプルです。「誰が」「いつ」「なぜ」作ったのかを整理します。
誰が制定したのか
プルーンの日は、世界ナンバーワンのプルーンメーカー「サンスウィート・インターナショナル」の日本支社が2007年(平成19年)に制定した記念日です。
サンスウィートは世界最大の生産・販売量を誇るプルーンメーカーでその日本支社が「もっとプルーンを食べてほしい」という思いを形にしたのがこの記念日の始まりなんです。
記念日としての信頼性という点では一般社団法人・日本記念日協会によって正式に認定・登録されているので、誰かが勝手に決めた感じではなく、きちんとした公式な記念日として扱われています。
日付の由来は語呂合わせ
日付の決め方がわりとストレートで面白くて、「プ(2)ル(6)ーン」という語呂合わせから26日に設定されています。
数字に言葉を当てはめる日本らしい発想ですよね。
さらに最初は9月26日だけの記念日として始まったと言われていますが
「1年中おいしいプルーンを食べてもらいたい」
という願いから、毎月26日に拡大されたそうです。
月に一度、定期的に思い出してもらえる設計になっているわけで販促戦略としても考え抜かれているなと感じます。
「いいプルーンの日」とは別物
ちなみに11月26日には「いいプルーンの日」という別の記念日も存在します。
これはカリフォルニアプルーン協会が制定したもので、「11(いい)26(プルーン)」の語呂合わせ。
サンスウィートとカリフォルニアプルーン協会、それぞれが別々に制定しているという話でなかなか豆知識として面白いですよね。
プルーンの歴史と由来
「記念日の由来はわかったけれど、プルーン自体はどんな歴史を持つ果物なの?」
という疑問、当然湧いてくると思います。
実はここがかなり奥深いところ
発祥はコーカサス地方
プルーンの歴史は紀元前にさかのぼるとされていて発祥の地は西アジアのコーカサス地方の丘陵地帯とカスピ海沿岸付近だといわれています。
コーカサス地方といえば現代でも健康で長寿な人が多い地域として知られていて、古来からのプルーン食がその要因のひとつではないかと言われることもあるみたいです。
そこから人々の移住とともに西へと伝わり、南ヨーロッパ・西ヨーロッパ・バルカン半島地域に広まっていきました。
ちなみにローマ時代の「博物誌」にもプルーン栽培の記録が残っているほど歴史が長い果物なんです。
カリフォルニアへの旅
ヨーロッパで根付いたプルーンがアメリカに渡ったのは意外とドラマチックな話がきっかけでした。
フランスの植木職人ルイ・ペリエが1856年にカリフォルニアへプルーンの苗木を持ち込んだのが、カリフォルニアプルーンのはじまりです。
もともとは金を求めてやってきた彼が金鉱を諦めて肥沃なサンタ・クララ渓谷の土地に惚れ込み、本来の植木職人の仕事に戻ったという経緯があります。
1854年に兄のピエールがフランスへ戻り、1856年に様々な苗木を持ってカリフォルニアへ帰ってきた。その荷の中にプルーンが含まれていたんですね。
現在では世界のプルーン生産量の約70%がカリフォルニア州で栽培されているという事実を知ると、このひとりの植木職人の決断がいかに大きな影響を残したか、ちょっと感慨深い気もします。
日本へ伝わるまで
日本にプルーンが伝わったのは明治時代初期ごろでヨーロッパやアメリカから持ち込まれました。
ただ、伝来してすぐ全国に広まったわけではなく当時の日本の気候、雨が多く気温が高い環境がプルーン栽培に向いておらず、根付くまでには時間がかかったといいます。
主に東日本での栽培が先行したのも、そういった気候的な背景があったからなんですね。
まとめ
- プルーンの日は毎月26日、サンスウィート・インターナショナル日本支社が2007年に制定し、日本記念日協会に認定されている
- 日付の由来は「プ(2)ル(6)ーン」という語呂合わせで、1年中食べてもらいたいという思いから毎月26日に設定された
- プルーンの歴史は紀元前のコーカサス地方まで遡り、フランス人植木職人の手で1856年にカリフォルニアへ渡った
- 日本へは明治時代初期に伝来したが気候の問題で栽培が定着するまでに時間がかかった
- 11月26日の「いいプルーンの日」はカリフォルニアプルーン協会が別途制定した、異なる記念日
毎月26日がやってきたらちょっとプルーンを手に取ってみるのもいいかもしれません。
紀元前から人々に愛されてきた果物を、日常のひとつまみとして楽しんでみてください。
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