いいきゅうりの日とは?由来や歴史を解説【毎月19日(4月以外)】

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「毎月19日はいいきゅうりの日」と聞いて、「え、そんな記念日があるの?」と思った方も多いんじゃないでしょうか。

この記事ではいいきゅうりの日の由来・制定の経緯・4月だけ除外される理由まできちんと調べた情報をもとに解説していきます。

目次

いいきゅうりの日とは何か

毎月19日に設けられたきゅうりの消費拡大を目的とした食の記念日です。

ただ4月だけは対象外になっていて、「4月を除く毎月19日」が正式な設定日なんです。

語呂合わせが日付の由来

日付の理由はシンプルで「いい(1)きゅう(9)り」という語呂合わせから19日が選ばれました。1と9を並べると「いいきゅうり」と読める、それだけの理由なんですが、なんかこういう遊び心のある記念日って覚えやすくていいですよね。

語呂合わせによる記念日は日本独特の文化で食品系の記念日ではよく使われる手法です。

誰が制定したのか

2018年(平成30年)に「いいきゅうりの日プロジェクト」によって制定されました。

このプロジェクトは全国のきゅうり出荷団体。

21のJA・13の県連・東京青果(卸会社1社)、合計35の団体が一緒になって立ち上げた組織です。

その後、日本記念日協会に正式登録されて公式に認定された記念日となっています。

全国の農業関係者が横断的に連携してつくった記念日というのがちょっと意外だなと感じました。

いつもスーパーで何気なく買っているきゅうりの裏側にこういう活動があったとは。

なぜ4月だけ除外されているのか

調べる前は「なんで4月だけ抜けてるんだろう?」とずっと気になっていました。

4月19日には別の記念日がある

実は4月19日はJAあいち経済連の「西三河冬春きゅうり部会」がすでに「良いきゅうりの日」として登録済みだったんです。

こちらは「よ(4)い(1)きゅう(9)り」と読む語呂合わせで、愛知県三河地域で育てられた高品質なきゅうりをアピールする目的で制定されています。

つまり、4月19日は「良いきゅうり(JAあいち)」、それ以外の月の19日は「いいきゅうり(全国プロジェクト)」という住み分けになっているんですね。

同じ「きゅうり×19日」でも制定団体もコンセプトも違う。

ちょっと面倒な気もするけどそれだけ各地できゅうりへの熱量がある証拠とも言えます。

いいきゅうりの日が生まれた背景

きゅうり消費拡大という目的

記念日が生まれた背景にはきゅうりの消費促進という明確な目的があります。

低カロリーで料理の汎用性が高く、日本人にとって身近な野菜であるにもかかわらず、消費をさらに広げていきたいという産地側の思いが制定の動機です。

ちなみに、令和4年のデータによるときゅうりの消費量全国1位は群馬県で年間28.5本(1本100g換算)、全国平均は20本ほどとなっています。

意外と地域差があるんですよね。

きゅうりの産地に近い都道府県ほど消費量が高い傾向があって、生産量日本一の宮崎県ではほぼ通年でキュウリが出荷されているほどです。

参考:https://region-case.com/rank-r4-product-cucumber/

毎月开催する意味

年に一度ではなく毎月設定されているのは継続的な消費喚起を狙っているから。

東京青果の交流会でも「毎月19日のいいきゅうりの日をひとつの旗頭として、消費拡大を促進する」という発言があり、この記念日をきっかけにスーパーでのPR展開やレシピ紹介など流通側の施策にも活用されています。

きゅうりの歴史とルーツ

せっかくなのできゅうり自体の歴史も少し触れておきます。

原産地はインドのヒマラヤ

キュウリの原産地はインドのヒマラヤ山麓とされています。そこからメソポタミア、ギリシャ、エジプトへと広まり、シルクロードを経由して中国に伝わりました。

日本へ伝わったのは6世紀ごろ、遣唐使によって仏教文化とともにもたらされたとされていて918年に記された「本草和名」にはすでに「胡瓜」の記載があります。

つまり少なくとも1100年以上前から、日本できゅうりは食べられてきた計算になりますね。

「キュウリ」という名前の由来

キュウリという呼び名は中国語の「黄瓜(ホワングア)」に由来しています。

きゅうりは未熟なうちは緑色ですが完熟すると黄色くなります。

かつては黄色く熟した実を食用にしていたため「黄瓜」と呼ばれていて、その中国語読みが転じて「キウリ」→「キュウリ」になったとされています。

今の私たちが食べているのは緑色の状態なので名前の由来を知るとちょっと不思議な感じがします。

日本で普及した時代

本格的に一般庶民の食卓に普及したのは江戸時代末期で当時きゅうりの産地だった砂村(現・東京都江東区)で品種改良が進んだことが大きかったようです。

その後、昭和に入ってハウス栽培技術が発達して夏だけの野菜だったきゅうりが通年で出回るようになりました。

2つの「きゅうりの記念日」の比較

混同しやすい「いいきゅうりの日」と「良いきゅうりの日」、この2つを整理しておきます。

スクロールできます
項目いいきゅうりの日良いきゅうりの日
日付4月を除く毎月19日毎年4月19日
読み方い(1)いきゅう(9)りよ(4)い(1)きゅう(9)り
制定団体いいきゅうりの日プロジェクト(全国35団体)JAあいち経済連・西三河冬春きゅうり部会
制定年2018年※明確な制定年は非公開(2016年時点でJAあいちが告知 )
目的全国的なきゅうり消費拡大三河地域の高品質きゅうりのPR

まとめ

  • いいきゅうりの日は「い(1)いきゅう(9)り」の語呂合わせで、4月を除く毎月19日に設定された記念日
  • 2018年に全国35の農業関係団体が結成した「いいきゅうりの日プロジェクト」が制定し、日本記念日協会に登録
  • 4月が除外されているのは、4月19日がすでに「良いきゅうりの日(JAあいち)」として登録済みだったため
  • きゅうりの原産地はインドのヒマラヤ山麓で日本へは6世紀ごろに伝来した歴史ある野菜
  • 毎月設定することで継続的な消費喚起を狙い、産地と流通が一体となって記念日を活用している
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