この記事を読めば「糖化の日」がなぜ毎月10日なのか、誰が制定したのか、そして「糖化」という言葉の意味まで、ひとつひとつ丁寧に理解できます。
「糖化って聞いたことあるけど、正直よくわからない」
「記念日のことを知りたいけど、どこで調べればいいかわからない」
そんなモヤモヤ、ありますよね。
健康やスキンケアに関心があってなんとなく「老化」という言葉が気になり始めた方こそ、この記事を読んでほしいです。
AGE測定や糖化対策のきっかけとして、ぜひ参考にしてみてください。
糖化の日の基本情報
まずは「糖化の日」について一番シンプルな概要から押さえておきましょう。
毎月10日が「糖化の日」
毎月10日は「糖化の日」と定められています
読み方は「とうか(10日)」で、まさにそのまま語呂合わせで選ばれた日付なんです。
「10=とうか=糖化」という発想で、12ヶ月すべてに記念日が存在するのが、他の記念日とはちょっと違うところですよね。
年に1回じゃなくて毎月10日というのが、個人的にはけっこう印象的でした。「月に一度は自分の体の糖化度を意識してほしい」というメッセージが込められているのだと思います。
制定したのはAGE測定推進協会
この記念日を制定したのはAGE測定推進協会という団体です。
医師やエイジングケアに関連する取り組みを展開している各種企業・団体で構成されていて、AGE(終末糖化産物)の啓発活動を中心に活動しています。
そして日本記念日協会に登録申請が行われて2015年9月30日(水)に正式に認定・登録されました。
意外と最近のことで制定からまだ10年ちょっとしか経っていないんです。
「糖化」とは何か
糖化の日を理解するには「糖化」そのものを知っておく必要があります。難しそうに聞こえるけれど、実はホットケーキの焼き色で説明できるくらいシンプルな現象です。
体の中で起きる「焦げ」現象
糖化とはタンパク質と余分な糖が結合してできる化学反応のことです。
科学的には「メイラード反応」と呼ばれていて、1912年にフランスの科学者ルイ=カミーユ・メイラードが発見した反応です。
食品の世界ではホットケーキや食パンを焼いたときのあのきつね色がまさにメイラード反応の産物で、体内でも36〜37℃の体温によって同じことが起きています。
だから「糖化」はよく「体の焦げ」と表現されます。
錆びが「酸化」なら焦げが「糖化」。なんか、すごくイメージしやすいですよね。
AGEという物質が蓄積される
糖化の結果として作られるのが、AGE(Advanced Glycation End Products/終末糖化産物)という物質です。AGEは一度体内に蓄積されると排泄されにくく、年齢とともにどんどん体内に溜まっていきます。
AGE測定推進協会の調査では生野菜を積極的に食べている人は実年齢よりも5歳若く、食べない人は6歳老けているという結果が出たこともあるみたいです。
その差が11歳というのは思った以上に大きくて、正直ちょっと驚きました。
参考:https://www.age-sokutei.jp/news/parts/pdf/20131010.pdf
糖化の日の由来と歴史的背景
「糖化の日」は突然生まれた記念日ではなく、科学の積み重ねと社会的な啓発活動の流れの中で生まれた記念日です。その背景を少し掘り下げてみます。
メイラード反応の発見から始まった研究
糖化研究のスタートは1912年です。
フランスの科学者ルイ=カミーユ・メイラードがアミノ酸と糖を加熱すると茶色く変色(褐変)するという現象を初めて観察しました。
当時は食品化学の発見として注目されただけでしたがその後100年以上かけて研究が深まり、体内でも全く同じことが起きているという事実が明らかになっていきました。
1950年ごろになってこの反応が「メイラード反応」と呼ばれ始め、抗老化医学(アンチエイジング)の発展とともに「体内のメイラード反応=老化を進める糖化」として広く認識されるようになります。
AGE測定推進協会の設立と啓発活動の始まり
AGE測定推進協会はAGEを広く一般に啓発することを目的に設立されました。
まず2013年6月13日には「AGEについて考える日」(6月21日)を日本記念日協会に登録し、夏至の日に若々しく健康に生きることを考えるきっかけを作る活動をスタートさせています。
その後さらに「もっと日常的に意識してほしい」という思いから、年に1回ではなく毎月意識できる「糖化の日」の制定へと発展しました。
こういう流れを見ると団体としての熱意がけっこう伝わってきます。
2015年9月30日、正式に記念日として認定
2015年9月30日、「糖化の日(毎月10日)」として日本記念日協会に正式認定されました。
認定以降は毎月10日を中心に、糖化度を測定するイベントなどが各地で開催されるようになっています。
糖化の日を設けた目的
記念日の背景には制定した団体の明確な「伝えたいこと」があります。
AGE値を知ることで病気を予防したい
AGE測定推進協会が糖化の日を制定した最大の目的は「AGEの数値を知ることで病気の予防に役立ててほしい」ということです。
体内のAGEが蓄積されると皮膚の老化だけでなく認知症・血管障害・動脈硬化・骨粗しょう症・目の病気など、さまざまな疾患リスクを高めることが指摘されています。
オランダで行われた7万人以上を対象とした研究では、AGEの蓄積が多いグループは糖尿病や心臓病に3倍かかりやすく、死亡リスクが5倍になるという衝撃的なデータも報告されています。
「自分には関係ない」と思っていると少し怖くなってくる数字ですよね。
測定イベントの広がり
現在は各地で糖化度を測定するイベントが行われていて光を照射するだけで血液採取不要のAGE測定が受けられる機会も増えています。
指先に光を当てるだけで短時間に測定できる機器も登場していて、心理的なハードルもだいぶ下がってきているみたいです。
糖化の日に何をするのか
「記念日だからといって、何か特別なことをしなきゃいけないの?」
と思う方もいると思いますがそんなことはないです。
自分の糖化度を意識するきっかけに
毎月10日は、日常の食生活を振り返るタイミングとして考えると気軽です。
糖質の多い食事が続いていないか、野菜をちゃんと食べられているか。
そういう小さな確認をする習慣づけが記念日の狙いとも言えます。
AGE測定推進協会の研究では食生活やライフスタイルによってAGE値は上下することが示されています。要するに、毎日の選択の積み重ねが体の「糖化年齢」に影響しているということですね。
健康意識の高い人たちが集まるイベントも
エステサロンや健康関連の施設では、毎月10日に合わせて糖化度の測定イベントを実施しているところもあります。
世界糖尿病デー(11月14日)の前後には糖質ケアをテーマにした大規模な啓発イベントも開催されることがあります。
「糖化の日」単体のイベントではないですがこうした健康イベントの広がりの一翼を担っているのは確かだと思います。
まとめ
- 「糖化の日」は毎月10日で「10(とうか)=糖化」の語呂合わせが由来
- 制定したのはAGE測定推進協会で、医師やエイジングケア関連企業・団体で構成
- 2015年9月30日に日本記念日協会へ正式認定された比較的新しい記念日
- 「糖化」とはタンパク質と余分な糖が結合する反応で、老化の原因物質AGEを生み出す
- AGEは皮膚の老化だけでなく、認知症・動脈硬化・糖尿病合併症など多くの疾患リスクに関与
- 毎月10日に自分の食生活・糖化度を振り返るきっかけとして活用するのが目的
毎月10日が来たら
「そういえば最近、糖質を摂りすぎてないかな?」
とほんの少し意識を向けてみるだけでも長い目で見ると大きな違いになるかもしれません。
記念日を「知っている」から「行動に活かす」へ。
それが「糖化の日」の一番の使い方だと感じています。😊

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