この記事を読めば毎月8日が「歯ブラシ交換デー」に制定された理由・由来・歴史、そしてなぜ1ヶ月で交換すべきなのかが、データとともてしっかりわかります。
「なんとなく歯ブラシを使い続けてしまう」
「交換の目安がよくわからない」
という悩みを持つ方に向けて精査した内容をお届けします。
歯ブラシ交換デーとは?
毎月8日が「歯ブラシ交換デー」に制定されているって意外と知らない方も多いんじゃないでしょうか。
ライオン株式会社が制定した記念日
歯ブラシ交換デーはライオン株式会社が制定した記念日です。
歯磨き粉や歯ブラシなどのオーラルケア用品をはじめとするさまざまな日用品の製造・販売を手がけるライオン株式会社が、月に一度定期的に歯ブラシを交換する習慣を広めるために制定しました。
日付の由来はシンプルで歯ブラシの「歯」(ハ=8)という語呂合わせから、毎月8日に設定されています。
「8」を「は」と読む語呂合わせは日本ならではの発想ですよね。
2017年12月に正式認定された
ライオンが一般社団法人日本記念日協会に申請し、2017年12月27日に正式に認定・登録された記念日です。
翌2018年2月から毎月8日に歯ブラシ交換を促進する活動として本格始動しました。
2019年には制定1周年を記念したキャンペーンも実施されるなど、この記念日は年を追うごとに認知度を高めていっています。
制定の背景 なぜこの記念日をつくったのか
ただの語呂合わせ記念日かと思いきや実はかなり現実的な課題意識から生まれているんです。
日本人の歯ブラシ交換頻度の実態
ライオンが2018年に20代〜60代の男女1,000名を対象に行った調査によると、歯ブラシの平均使用期間は約2ヶ月という結果が出ています。
さらに「まだ使える」と感じて3ヶ月以上取り替えない方も少なくないというのが実態です。
1ヶ月で交換するのが理想とされているのに、多くの人が倍以上の期間使い続けているわけで、個人的にはこのギャップがかなり大きいなと感じています。
毛先が開くと清掃力が激落ちする
なんとなく使い続けてしまう気持ちはわかるんですがライオンが行ったモデル実験では、1ヶ月相当回数ブラッシングした歯ブラシは、新しい歯ブラシと比較して汚れを落とす力が約26%低下したという結果が出ています。
別の研究では清掃効率が約20〜40%低下するという報告もあります。
毛先がわずかでもヘッドからはみ出るほど開いていたら、もう交換のサインです。
1ヶ月交換が推奨される理由
「毛先が開いてから替えればいいんじゃ…」
って思いがちですが実はそれだと手遅れなんです。
見た目に変化がなくても清掃力は落ちている
歯ブラシの毛先が開いていなくても、1ヶ月使用すると毛のコシが失われてくるため、汚れを落とす力が低下します。
朝晩2回磨く方であれば約60回の使用が1ヶ月の目安。毎日使えばその分、毛の弾力は確実に失われていきます。
歯科医師や歯科衛生士の多くが「1ヶ月に1回」を推奨しているのにはこういった理由があるんですね。
毛先が開いたらすぐ交換が正解
使用期間が1ヶ月未満であっても、毛先がヘッドからはみ出るほど開いていたらすぐに交換するのが正しい判断です。
磨く力が強い方は1ヶ月を待たずして毛先が広がりやすいので、歯ブラシを裏から見て確認してみるといいかもしれません。
歯ブラシ交換デーとリサイクル活動
この記念日にはもうひとつ、あまり知られていない側面があります。
ハブラシ・リサイクルプログラムとの連動
ライオンは歯ブラシ交換デーの普及と同時に使用済みハブラシを回収してプラスチック製品にリサイクルする「ハブラシ・リサイクルプログラム」を2015年6月から実施しています。
回収されたハブラシは植木鉢などの新しいプラスチック製品に生まれ変わります。
2024年5月の時点でプログラム開始から9年間で累計21.7トン(約173.5万本)のハブラシが回収されました。
月1回交換が広まれば廃棄量が増えるところを、きちんとリサイクルにつなげているのは印象深いです。

月1回交換×環境への配慮という両輪
「健康のために交換を増やしましょう」で終わらず、「増えた廃棄物はリサイクルで対応する」という姿勢で取り組んでいるのがライオンのこの活動の特徴。
個人・学校・団体が参加登録することで回収ボックスを設置でき集まった重量に応じてポイントも付与される仕組みです。
毎月8日を忘れないための習慣術
記念日を知っても実際に毎月交換するのはけっこう難しいですよね。
交換日を何かと紐づける
毎月8日の「歯ブラシ交換デー」を意識するのが一番シンプルですが、別の方法として自分の生活リズムにあるルーティンと組み合わせるのも効果的です。
美容院の予約日や月初の特定のルーティンと同じ日に設定すると忘れずに続けられる人が多いみたいです。
ライオンのリマインド活動
ライオンでは登録者に向けて毎月8日に「ライオン歯ブラシレター」というメールマガジンを送付し、歯ブラシ交換のリマインドとして活用しています。
また、小売店の店頭にも毎月8日付近に告知POPを展開したり、歯科医院へのポスター掲示も行っているので知らないうちに目にしていた方もいるかもしれません。
まとめ
- 歯ブラシ交換デーはライオン株式会社が制定した記念日で2017年12月27日に日本記念日協会に認定された
- 「歯(ハ)=8」という語呂合わせから、毎月8日に設定
- 1ヶ月相当使用した歯ブラシは新品と比べて汚れを落とす力が約26%低下する
- 毛先が開いていなくても毛のコシは失われるので見た目に変化がなくても1ヶ月での交換を推奨
- ライオンは交換デーと並行して使用済みハブラシのリサイクルプログラム(累計約173.5万本回収)も展開中
毎月8日が来たら歯ブラシを新しくするタイミングだと覚えておくと、お口の健康をキープしやすくなりますよ。
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