毎年5月6日は「アクティブシニアの日」です。
この記事を読めばその由来や制定の背景、そして「アクティブシニア」という言葉の意味までひとまとめに分かりますよ。
「こどもの日の翌日が、シニアの日なの?」
と気になった方、実はそこにちゃんと意味があるんです。
年齢を重ねても元気にイキイキと暮らすシニア世代を応援するこの記念日、思った以上に奥が深くて、人的にはけっこう好きな記念日のひとつです。
アクティブシニアの日とは?
5月6日の「アクティブシニアの日」は理美容機器や化粧品、医療機器などを手がけるタカラベルモント株式会社が制定した記念日です。
2018年(平成30年)に一般社団法人・日本記念日協会により正式に認定・登録されました。
目的はシンプルで「美」と「健康」の事業を通じてアクティブにイキイキと生活するシニア世代を増やすこと、そのひと言に集約されています。
なぜ5月6日なのか
日付の選び方がなかなかセンスあるなと感じました。
5月5日「こどもの日」の翌日を選んでいるんです。
「子どもが主役の日の次の日はシニアが主役」
という遊び心のある発想で元気なシニア世代をイメージした日付として設定されています。
語呂合わせじゃなく、ちゃんとコンセプトが込められているのが印象的でした。
制定記念イベントの内容
記念日制定と同時に2018年5月6日に大阪市中央区のタカラベルモント本社「TB-SQUARE」で制定記念イベントが開催されました。
「歳を重ねてもおしゃれに溌剌と!」
をコンセプトにしたシニア向けイベントで、約200名が参加。
なんと、鯉のぼりの生地を使ったファッションショー「鯉(恋?!)幟パーティ」も行われ、シニア女性モデルたちが華やかにステージを歩いたそうです。
すごくキャッチーで面白いですよね。
タカラベルモントとはどんな会社?
この記念日を制定したタカラベルモントについてもせっかくなので触れておきます。
創業100年を超える老舗メーカー
タカラベルモント株式会社は1921年(大正10年)に大阪市西成区で「宝鋳造所」として創業した会社です。
最初は七輪の簾や五徳など日用品の鋳物を作っていたのが1931年(昭和6年)に理美容椅子の製造へ参入し、そこから美と健康をテーマに事業を広げていきました。
現在では世界各地に拠点を持ち、理容椅子の分野では世界トップシェアを誇るグローバル企業でもあります。
100年以上にわたって「美と健康」と向き合ってきた会社だからこそ、シニア世代の記念日を制定する説得力がありますよね。
「美と健康」という一貫したテーマ
同社は理美容機器だけでなく化粧品ブランド「ルベル」の販売(1977年〜)やエステティック分野(1973年〜)、歯科・医療分野(1967年〜)にも手を広げています。
美と健康という軸がずっとブレていないんです。
アクティブシニアの日はそのブランドDNAの延長線上にある記念日だと感じます。
そもそも「アクティブシニア」って何歳のこと?
ここ、意外と知らない方も多いと思いますのでちゃんと整理しておきますね。
定義はけっこう曖昧
実は「アクティブシニア」には明確な法的・公式の定義はありません。
ただ、一般社団法人日本アクティブシニア協会などでは65歳〜75歳の「前期高齢者」を指すことが多いとされています。
要するに「定年退職後でも仕事や趣味に意欲的で、健康意識が高く活発に動いているシニア世代」のことですね。
WHO(世界保健機関)では65歳以上をシニアと定義しており、そこを出発点に考えると分かりやすいかもしれません。
アクティブシニアの主な特徴
単に「元気なお年寄り」というだけじゃなく以下のような特徴が挙げられています。
- 健康意識が高く定期的な運動や予防医学への関心が強い
- 経済的に余裕があって質の高い商品やサービスを求める傾向がある
- 仕事を続けたりボランティアや趣味などさまざまな活動をしている
- デジタルリテラシーが向上していてSNSやネットショッピングを活用する人も多い
シニアが「若返っている」時代背景
アクティブシニアの日が生まれたのは時代の流れとも無関係じゃありません。
日本の高齢者は本当に若返っている
スポーツ庁などのデータを見るとこの20年間で高齢男性は5歳以上、高齢女性は10歳程度も体力的に若返っているという研究結果があります。
現在の75歳は、20年前の65歳と同等の体力を持っているというんだから正直驚きました。
高齢化社会のイメージから「シニア=衰えていく」という固定観念がありがちですが実際の体力データは逆の方向に動いているんです。

100兆円を超えるシニア市場
社会的な背景としてみずほ銀行のレポートによると、シニア関連産業の市場規模は2025年時点で約101兆円に達すると予測されています。
これは2007年比で2倍強の拡大で介護、医療だけじゃなく旅行や金融、ITや教育など幅広い分野に広がっています。
2024年時点で65歳以上の人口は3,625万人で総人口の約29%を占めており、2040年には35%に達するという推計も出ています。
アクティブシニアは高齢者全体の8割程度を占めるとも言われているので、これだけの市場と社会的存在感があるわけです。

アクティブシニアの日が持つ意味
最後にこの記念日がなぜ今の時代に重要なのか、少し考えてみたいと思います。
「シニア=受け身」という古いイメージへの挑戦
「シニアの日」と聞くと敬老の日みたいに「お年寄りをいたわる日」を連想する方もいるかもしれません。
ところがアクティブシニアの日のコンセプトはむしろ逆でシニア自身が主体的に動き、おしゃれを楽しみ社会に参加することを後押しする日です。
「アクティブ」という言葉の選択が実は大事なポイントなんですよね。
受け身でなく能動的に生きる、そういうシニア像を社会全体に広めていこうというメッセージが込められていると感じます。
こどもの日の翌日という構造の深さ
自分なりの解釈なのでアクティブシニアの日の公式見解ではないんですが「こどもの日」の翌日に設定されているのは
「子どもが大切にされるように、シニアも大切にされるべき」
という構造的なメッセージでもあるのかなと個人的には思っています。
それだけじゃなく「子どもと同じくらい元気」というニュアンスも含まれているかもしれません。
なんか、そう考えるとこの日付の選び方が余計に好きになってくるというか。
まとめ
- 5月6日「アクティブシニアの日」はタカラベルモント株式会社が制定し、2018年に日本記念日協会に認定された記念日
- 日付は5月5日「こどもの日」の翌日で元気なシニア世代をイメージして選ばれた
- 目的は「美と健康の事業を通じてアクティブにイキイキと生活するシニア世代を増やすこと」
- タカラベルモントは1921年大阪創業、理容椅子で世界トップシェアを誇る老舗企業
- アクティブシニアとは主に65〜75歳の前期高齢者で健康意識・社会参加意識が高い層を指す
- 日本の高齢者は体力的に20年前より5〜10歳若返っているというデータもあり、この記念日の意義はますます大きくなっている
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