この記事を読めば「熟成烏龍茶の日」がなぜ10月9日と毎月19日に設定されているのか、その由来や制定背景、商品の特徴まで一通りわかります。
「今日がなんの日か気になってたどり着いた」
という方でも
「烏龍茶とそもそも何が違うの?」
という方でも、ここを読めばスッキリするかと思います。
なんか、ちょっとしたことが気になって調べ始めると思いのほか奥が深かったりしますよね。
熟成烏龍茶の日の基本情報
この記念日は誰が、いつ、何のために作ったのかをまず押さえておくと、あとの話がスーッと入ってきます。
制定したのは日本コカ・コーラ株式会社
熟成烏龍茶の日を制定したのは日本コカ・コーラ株式会社です。
東京都渋谷区に本社を置く、コカ・コーラを含む清涼飲料水の製品開発・販売を担う企業ですね。
同社が2017年9月4日に「熟成烏龍茶つむぎ」という新商品を全国発売したことがきっかけで、この記念日が生まれました。
記念日の認定は2017年(平成29年)に一般社団法人・日本記念日協会によって行われたとされています。
ただ、ひとつ注意点があって。
2021年3月時点ではこの記念日が同協会の認定一覧から確認できなくなっているという情報もあります。
登録が一度行われたあとに終了している可能性が高いです。公式にどういう経緯で外れたのかは現時点では不明なので、あくまで参考情報として頭の片隅に置いておいてください。
毎月19日と10月9日の2つの日付がある理由
ちょっと面白いのがこの記念日には日付が2種類あるんですよね。
- 毎月19日:「じゅく(19)せい」=「熟成」という語呂合わせ
- 10月9日:「じゅ(10)く(9)せい」=「熟成」という語呂合わせ
毎月19日としているのにはちゃんとした意図が込められていて、年間を通じて熟成烏龍茶の豊かな香りと奥深い味わいを楽しんでもらいたいという想いからです。
12ヶ月すべてに記念日をつくることで季節を問わず製品を意識してもらおうというわけですね。10月9日は語呂の一致で特別な記念日として加えた形です。
「熟成烏龍茶つむぎ」とはどんな商品か
記念日を理解するうえでこの商品のことを知っておくことが大事です。この商品ありきで記念日が生まれたので、セットで覚えておいて損はないと思います。
180日以上の熟成という特徴
「熟成烏龍茶つむぎ」の最大の特徴は国産烏龍茶葉を180日以上じっくりと熟成させてから使用している点です。国産茶葉を100%使用し、原材料にはかぶせ茶が5%配合されていています。
熟成によって烏龍茶本来の華やかな香りとふくよかな深みが引き出され、一般的な烏龍茶とは一線を画した味わいになると言われています。
個人的にも「熟成」という言葉の響きがなんとなく高級感を感じさせますよね。
実際、飲んだ方の感想を見ていると、香りの豊かさを特に評価する声が多い印象です。
栄養成分はエネルギー0kcal、たんぱく質0g、脂質0g、炭水化物0g(100mlあたり)とカロリーゼロの飲料です。健康を気にする方にも受け入れやすい設計ですね。

発売1ヶ月で500万本突破という出だし
この商品、発売1ヶ月間の累計出荷数が525ml PETボトル換算で500万本を突破したという記録があります。これはかなりの反響だったと言えるでしょう。
発売と同時に開催された「普通か?熟成か?熟成チャレンジキャンペーン」ではスマートフォン上で実際に180分かけて茶葉の熟成を体験する仕掛けが設けられ、キャンペーン終了までに累計13万人以上が参加、総熟成時間は約2万8,773時間に達したそうです。
そういうゲーム感覚のプロモーションが話題を呼んだんですかね。

記念日の由来となった茶道の世界
実はこの「熟成烏龍茶の日」には日本の茶道文化に根ざした背景があります。
商品のマーケティングだけじゃなくて、ちゃんと文化的な文脈も踏まえているところが、個人的には印象深いです。
「口切りの茶事」とのつながり
「熟成烏龍茶つむぎ」の商品コンセプトは茶道の「口切りの茶事(くちきりのちゃじ)」を参考にしています。
口切りの茶事とはその年の春(4〜5月頃)に摘んだ新茶を茶壺に詰めて熟成させ、茶道のお正月とも呼ばれる11月初旬に茶壺の封(口)を切って開ける儀式のこと。
夏の間じっくりと寝かせた茶葉を初めて披露するという、格式高いお茶会です。豊臣秀吉が北野大茶会を開いたことにも関わりのある、歴史ある行事なんですね。
180日以上という熟成期間はこの口切りの茶事における「夏を越えて熟成させる」という慣習にならっているとも言えます。
ただの語呂合わせの記念日ではなく、日本の茶文化のDNAが商品設計に活かされているわけです。
熟成で香りがどう変わるのか
烏龍茶は「半発酵茶」に分類されていて製造過程でカテキンが酸化し、テアフラビンやテアルビジンといった色素成分に変化します。
この酸化・熟成のプロセスが緑茶とは異なる花やフルーツを思わせる独特の香りと深い色合いを生み出します。
つまり熟成が長いほど化学的な変化も積み重なり、より複雑な風味が生まれるという仕組み。
ざっくりした感じで言うと、ワインやチーズの熟成に近い考え方で烏龍茶を捉えているイメージですかね。
まとめ 熟成烏龍茶の日のポイント
- 制定者は日本コカ・コーラ株式会社、2017年に日本記念日協会が認定(その後登録が終了した可能性あり)
- 毎月19日は「じゅく(19)せい」、10月9日は「じゅ(10)く(9)せい」という語呂合わせが由来
- 記念日の対象商品は「熟成烏龍茶つむぎ」で国産烏龍茶葉を180日以上熟成させて使用
- 商品コンセプトは茶道の「口切りの茶事」に着想を得ており、日本の茶文化との接点がある
- 発売1ヶ月で500万本突破と発売当初から高い注目を集めた商品
毎月19日が来るたびにちょっと烏龍茶を飲みたくなるような、そんな記念日ですよね☕

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