この記事を読めば5月19日「香育の日」の由来や歴史、香育の意味・子どもへの効果までまるごと理解できます。
「香育の日って何?」
「どんな活動をしているの?」
と気になっている方に向けてしっかり解説していきますね。
香育の日ってそもそも何?
5月19日は「香育の日(こういくのひ)」という記念日です。
聞き慣れない方も多いと思うんですが実は2012年にすでに制定されていて、けっこう長い歴史がある記念日なんです。
日本記念日協会に正式に認定・登録されたのは2022年(令和4年)のこと。
誰が制定したの?
この記念日を作ったのは公益社団法人日本アロマ環境協会(AEAJ)という団体です。
東京都渋谷区神宮前に本部を置いていて、アロマテラピーの普及・調査・研究を通じて人々の心身の健康に寄与することを目的としています。
AEAJは1996年に前身の日本アロマテラピー協会として発足し、2026年4月にはなんと設立30周年を迎えた、アロマテラピー関連では唯一の公益法人なんです。意外と歴史のある団体なんですよね。
日付の由来は語呂合わせ
日付の決め方はシンプルで、「こう(5)いく(19)」という語呂合わせから5月19日になっています。
それに加えて5月という選択にも意味があって、新緑の季節であることも大切にされています。
木々が一番青々と茂り、植物の息吹を感じやすいこの時期に、子どもたちに香りを意識してほしいという願いが込められているわけです。
なんか、そういう細かい思いを知ると記念日ってただの日付じゃないんだなと感じます。
香育(こういく)ってどんな教育?
「香育」は、一言で言うと子どもたちに向けた香りの体験教育のことです。
香育が生まれた背景
AEAJが香育の取り組みを始めたのは2001年のことです。
当初は「スクール・エデュケーション・プロジェクト(SEP)」という名称で、小・中・高校生に自然の香りの大切さを伝える学校向けの体験授業として始まりました。
そして2005年からこの活動を「香り(か)の教育(きょういく)=香育(こういく)」と名付けて、さらに広い展開を図るようになったんです。
ですから、香育の日(2012年制定)よりも、香育という活動自体の歴史のほうが古いわけです。これ、意外と知られていないポイントだと思います。
最近は合成香料に慣れてしまって本来の自然の香りを体験しない子どもが増えているという問題意識もあるみたいです。
スーパーやコンビニで売っているお菓子の香りに慣れすぎて、本物のハーブや植物の香りをかいだことがない子、わりといるかもしれませんよね。
香育で何を学ぶの?
香育では植物の恵みである精油(エッセンシャルオイル)の香り体験を中心に、以下のことを子どもたちに伝えます。
- 五感のうち「嗅覚」に意識を向け、豊かな感性を育む
- 柔軟な発想力を伸ばす
- 人と植物の関わりを学ぶ
- 自然環境の大切さを考える
「香りをかぐだけで教育なの?」と思う方もいるかもしれません。
ただ実は、香りって最もダイレクトに脳に届く感覚とも言われていて視覚や聴覚に比べて圧倒的に意識される機会が少ないんです。
だからこそ、意識的に体験させる場を作ることに意味があるんでしょうね。
どこで香育は行われているの?
香育の実施場所は思っている以上に幅広いです。
学校での取り組み
小学校や中学校、高等学校での教科授業やクラブ活動、課外授業として取り入れられているケースがあります。
AEAJ認定のアロマテラピーインストラクターが学校を訪問し、植物と香りの関係や環境問題などをアロマテラピーを通して伝えるスタイルです。
使う教材やテキストもAEAJがサポートしているので学校側も取り組みやすい仕組みになっているみたいです。
地域や家庭での広がり
学校だけじゃなく「児童館・図書館・公園・植物園」などの公共施設でも展開されています。
民間施設でのイベントや講座としても行われていて、地域全体で嗅覚教育を支える広がりを持っているのが特徴ですね。
家庭でも実践できて自宅の庭でハーブを育てたり、散歩中に草花の香りを親子で確かめたりするだけで、香育の入り口になります。
わりと手軽にできるのが個人的には嬉しいポイントだと感じます。
香育の日に行われる活動
「香育の日」を記念したイベントは毎年5月前後にAEAJや認定スクールが中心となって開催されています。
過去の取り組みの一例
2015年には香育の日を記念して「親子で香育体験」イベントが全国のAEAJ認定スクールで一斉展開されました。2015年4月25日から5月31日の期間で、全国各地の認定スクールが参加したというかなり大きな企画です。
さらにYouTubeで「香育チャンネル」として無料配信が行われたこともあります。
おうちで手軽に香育を体験できるようにという取り組みで、コロナ禍以降のオンライン展開の一環だったようです。「学校や施設に行かなくても体験できる」という発想、思ったより先進的だなと感じました。
まとめ
- 香育の日は5月19日、「こう(5)いく(19)」の語呂合わせから
- 制定したのはAEAJ(日本アロマ環境協会)で2012年に制定、2022年に日本記念日協会が認定
- 香育とは子どもたちへの香りの体験教育で嗅覚を通じた感性・発想力・環境意識を育むのが目的
- AEAJは2001年から学校向けの香育活動を開始し、2005年に「香育」と命名
- 学校・公共施設・家庭と実践の場は多岐にわたる
- 香育はAEAJ登録商標であり、体系的な教育プログラムとして整備されています
5月19日が近づいたらぜひお子さんと一緒に庭のハーブや公園の草花の香りを意識してみてください。
それだけで、立派な香育の第一歩になりますよ。
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