この記事を読めば5月23日が「チョコチップクッキーの日」になった理由と、チョコチップクッキーそのものの誕生秘話まで、しっかり理解できます。
「なんで5月23日なの?」
ってふと気になった方、ぜひ最後まで読んでみてください。
チョコチップクッキーの日とは
5月23日は「チョコチップクッキーの日」。
世界200か所以上でホテルを展開する「ダブルツリー・バイ・ヒルトン」が制定した記念日で、一般社団法人・日本記念日協会にも正式に認定・登録されています。
「ホテルがお菓子の記念日を?」
と思うかもしれませんが、これには理由があって。
ダブルツリー・バイ・ヒルトンはチェックイン時に焼きたてのチョコチップクッキーを無料でプレゼントするという、ちょっと特別なおもてなし文化を持っているんです。
そのブランドの象徴としてこの日が制定されました。
日付の由来は「日本初上陸」の日
5月23日になったのは2012年(平成24年)5月23日に「ダブルツリーbyヒルトン那覇」が日本に初めてオープンした日にちなんでいます。
ただのゴロ合わせじゃなく、「日本でのおもてなし元年」という意味が込められているんですよね。
ちなみに2025年5月23日には「ダブルツリーbyヒルトン大阪城」も同じ日に開業していて、5月23日がダブルツリーにとっても特別な日になりつつあるみたいです。

ダブルツリーのクッキー文化の歴史
このチョコチップクッキー文化、実はかなり歴史が長いんです。
1986年に始まったウェルカムクッキー
1986年、ダブルツリー・バイ・ヒルトンはブランドロイヤリティを高めるため、夜のターンダウンサービスとしてチョコチップクッキーを提供し始めました。
当初は部屋へのサービスだったのが、1995年にはフロントデスクでのチェックイン時プレゼントに変わり、そのスタイルが現在まで続いています。
数字で見るとその規模に驚かされます。
ダブルツリーは1日に約6万枚のチョコチップクッキーを配っていて年間では2,100万枚以上になるそうです。2002年6月には、累計1億枚目のクッキーを提供したという記録も残っています。

宇宙でも焼かれたクッキー
これは個人的にけっこう驚いたんですが2019年には、ダブルツリーのチョコチップクッキーが宇宙で初めて焼かれた食べ物になりました。
宇宙での長期滞在をより快適にするために設計されたプロトタイプのオーブンで焼かれたんだとか。ホテルの宣伝から宇宙へ、という展開はちょっと想像できないですよね。
チョコチップクッキー誕生の歴史
記念日の話だけじゃなくチョコチップクッキー自体の誕生秘話も知っておくと、5月23日がより味わい深くなります。
1938年、ルース・ウェイクフィールドの発明
チョコチップクッキーが生まれたのは1938年、アメリカのマサチューセッツ州ウィットマンのこと。
トール・ハウス・インというレストラン兼宿屋を経営していたルース・グレイヴズ・ウェイクフィールドというシェフが考案したクッキーです。
「偶然の失敗作だった」という説がよく出回っているんですが、実はこれは誤解らしくて。
ウェイクフィールド自身は「バタースコッチ・ナッツ・クッキーとは違うものを提供したかった」という意図のもとで作ったと語っています。
ネスレのチョコレートバーを砕いて生地に混ぜたところ、チョコレートが溶けずに形を保ったまま焼き上がり、それが大好評になったというのが実際のところです。
ネスレとのパートナーシップ
このクッキーのレシピはすぐに全米で話題になりました。
ウェイクフィールドはネスレにレシピを提供し、その対価として生涯分のチョコレートを受け取ったという、なんとも印象的なエピソードがあります。
第二次世界大戦中にはマサチューセッツ州出身の兵士がこのクッキーを戦地で仲間と分け合ったことで全国的に広まり、アメリカを代表するスイーツへと成長していきました。
日本でのチョコチップクッキーの日の広まり
各地のホテルでのイベント
この記念日を盛り上げようという動きも出てきていて、日本国内のダブルツリー・バイ・ヒルトン各店で毎年5月23日前後にイベントが開催されています。
たとえば2025年には、「ダブルツリーbyヒルトン沖縄北谷リゾート」で5月23日~26日にかけてチョコチップクッキーのイベントが開催されました。
また、ダブルツリーbyヒルトン京都駅・京都東山でもおもてなしイベントが予定されていました。
アメリカの「チョコチップクッキーの日」との違い
ちなみにアメリカには別に「ナショナル・チョコレート・チップ・クッキー・デー」が8月4日に設定されていて、日本の5月23日とは別物なんです。
日本の5月23日はあくまでダブルツリー・バイ・ヒルトンが制定した記念日で、「日本初上陸」という文脈で生まれた点が特徴的です。
まとめ
- 5月23日は「チョコチップクッキーの日」。ダブルツリー・バイ・ヒルトンが制定し、日本記念日協会に認定された
- 日付の由来は2012年5月23日に日本初の同ブランドホテル「ダブルツリーbyヒルトン那覇」がオープンした日
- ダブルツリーはチェックイン時に焼きたてのチョコチップクッキーをプレゼントする文化を1986年から続けていて、年間2,100万枚以上を提供している
- チョコチップクッキー自体は1938年にルース・ウェイクフィールドが意図的に発明したもので、偶然の産物というのは誤解
- 2019年には宇宙で初めて焼かれた食べ物としても記録に残っている
- アメリカには別途8月4日の「ナショナル・チョコレート・チップ・クッキー・デー」があり、日本の5月23日とは別の記念日
5月23日が近づいたら、ぜひ焼きたてのチョコチップクッキーを食べながらこの歴史を思い出してみてください。それだけで、いつものクッキーが少し特別に感じられるかもしれませんよ🍪

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