この記事を読めば「ターミネーターの日」がいつ、なぜ制定されたのかその背景にある映画の歴史まで丸ごとわかります。
「5月25日ってなんか特別な日だったっけ…?」
と思った方、実はSF映画史に残る名作『ターミネーター』にまつわる記念日なんです。
ただの日付じゃなくてこの日が制定されるまでにはなかなかドラマチックな経緯があります。ぜひ最後まで読んでみてください。
ターミネーターの日とは?
「ターミネーターの日」とは5月25日に制定された記念日で、映画『ターミネーター』が日本で初公開された日に由来します。
誰がいつ制定したのか
制定したのは映画の配給元であるパラマウント・ピクチャーズジャパン(現・NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン合同会社の映画配給部門)です。
1985年5月25日の日本初公開からちょうど30周年を迎えた2015年(平成27年)に、記念日として申請・制定されました。
一般社団法人・日本記念日協会によって認定・登録されていて、なんと同年の4月8日、ロサンゼルスにて主役のアーノルド・シュワルツェネッガー本人に「記念日登録証」が手渡されたという、かなり豪華なエピソードもあります。
個人的にはそういう演出がいかにも「ターミネーター」らしくて好きだなと思います。
ただ、注意点として2024年5月時点では日本記念日協会の公式認定記念日一覧からは確認できなくなっているようで、登録が終了した可能性があります。
とはいえ、記念日として広く認知されている点は変わりません。
5月25日は日本限定の記念日
海外との公開日が異なっているのでここが意外と知られていないポイント。
第1作の米国公開日は1984年10月26日なんです。
日本では約半年遅れて1985年5月25日に公開されたので、「ターミネーターの日」は日本独自の記念日ということになります。
映画『ターミネーター』の歴史
この記念日の由来である映画そのものがどんな作品か知っておくとより楽しいです。
キャメロン監督の悪夢から生まれた
『ターミネーター』を生み出したのはその後『タイタニック』や『アバター』を手がけることになるジェームズ・キャメロン監督です。
ただ、制作当初の彼はまだ駆け出しで、制作費もほとんどない状態でした。
映画のアイデアが生まれたきっかけが、これまた面白くて。
監督はイタリア・ローマで前作『殺人魚フライングキラー』の作業中に監督を解雇され、お金もなく高熱を出して床に伏せていた時期に、「炎の中からメタル製の骸骨が現れて自分を殺しに来る」という悪夢を見たそうです。
起き上がってすぐにそのスケッチを描き、そこから逆算して脚本が生まれていきました。
キャメロン監督は「悪夢はビジネスにおける資産だ」とも語っていてその言葉がなんか妙に刺さります。
苦境の中から名作が生まれたって創作の話として普通に感動しますよね。
予算わずか650万ドルの大ヒット作
1984年2月から約15週間かけて撮影された同作の製作費はわずか約650万ドル(約65億円相当)。公開初週の10日間で約970万ドルを稼ぎ出し、制作費を上回る好スタートを切りました。
撮影はとにかく「ゲリラ方式」で、許可なく街中でパパッと撮って逃げるという手法が多用されたとか。
シュワルツェネッガーを夜中の3時に叩き起こし、コスチューム姿で現場に呼んで撮り直ししたエピソードも有名です。
予算がなければないで工夫で乗り越えるその姿勢が、映画の力強さにも表れている気がします。
日本での累計興行収入は220億円超え
日本でもシリーズは大ヒットを記録。
第1作の日本での配給収入は5億3,000万円でしたが、シリーズ全体では累計220億円超えという数字を残しています。
世界全体ではシリーズ累計で21億ドル(約3,000億円超え)を突破するフランチャイズへと成長しました。

シリーズ6作品を振り返ると
ターミネーターシリーズは現在のところ映画6作品が制作されています。
| 作品名 | 日本公開日 | 監督 |
|---|---|---|
| ターミネーター | 1985年5月25日(日本) | ジェームズ・キャメロン |
| ターミネーター2 | 1991年8月24日 | ジェームズ・キャメロン |
| ターミネーター3 | 2003年7月12日 | ジョナサン・モストウ |
| ターミネーター4 | 2009年6月13日 | マックG |
| ターミネーター:新起動/ジェニシス | 2015年7月10日 | アラン・テイラー |
| ターミネーター:ニュー・フェイト | 2019年11月8日 | ティム・ミラー |
第1作・第2作はキャメロン監督、その後は別の監督にバトンが渡りましたが、第6作『ターミネーター:ニュー・フェイト』ではキャメロン監督が製作に復帰しています。
まとめ
- 5月25日がターミネーターの日なのは1985年のこの日に映画第1作が日本で初公開されたことに由来する
- 制定したのはパラマウント・ピクチャーズジャパンで2015年(日本公開30周年)に日本記念日協会へ登録された
- 映画自体は、ャメロン監督が熱で苦しんでいた時に見た悪夢をヒントに誕生した作品
- 米国公開日(1984年10月26日)と日本公開日が異なるため、ターミネーターの日は日本独自の記念日
- シリーズの関連記念日として8月29日「ターミネーター〈審判の日〉」も存在する
- シリーズ全体の世界累計興行収入は21億ドル超えというモンスター級のフランチャイズ

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