モータースポーツ日本勢快挙の日とは?由来や歴史を解説【6月17日】

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この記事を読めば「モータースポーツ日本勢快挙の日」が6月17日に定められた理由と、その背景にある歴史的な出来事がまるごとわかります。

「今日は何の日?」って調べていたら偶然この記念日にたどり着いた人も、モータースポーツが好きで詳しく知りたい人も、きっと「そういうことだったのか!」と感じてもらえると思います。

目次

そもそも「モータースポーツ日本勢快挙の日」って何?

6月17日が選ばれた理由

6月17日は2018年にトヨタがル・マン24時間レースで悲願の初優勝を果たした日です。

世界三大レースのひとつに数えられる「ル・マン24時間レース」で、TOYOTA GAZOO Racingの8号車(中嶋一貴/セバスチャン・ブエミ/フェルナンド・アロンソ組)がトップチェッカーを受け、7号車(小林可夢偉/マイク・コンウェイ/ホセ-マリア・ロペス組)が2位というワン・ツー・フィニッシュを達成しました。

フランス現地時間の6月17日午後3時(日本時間17日22時)にゴールを迎えたことで、日本での「6月17日」という日付が記念されることになります。

ちなみに「モータースポーツ日本勢快挙の日」という名称自体は、この2018年の快挙を象徴する日として語り継がれているものです。

日本記念日協会への公式登録の有無については確認できなかったので、あくまでこの出来事が由来の記念的な日として広く認識されているという理解が正確かもしれません。

日本の自動車メーカーとして2度目の快挙

トヨタの優勝は日本の自動車メーカーとしてはマツダが1991年に成し遂げた初優勝以来、実に27年ぶりの快挙でした。

しかも今回は「日本の自動車メーカー+日本人ドライバー」という組み合わせでの総合優勝は史上初のことで、中嶋一貴選手は日本人として3人目のル・マン優勝ドライバーという記録も打ち立てています。

ただ単に「また日本が勝った」ではなく何重もの意味を持つ勝利だったんですよね。

トヨタのル・マン挑戦史 20回目にして掴んだ栄光

1985年から続く長い道のり

トヨタがル・マン24時間レースに初挑戦したのは1985年のこと

。そこから実に20回の挑戦を経て、2018年にようやく初優勝を果たすことになります。「悲願」という言葉がこれほど似合うチームもなかなかないかもしれません。

挑戦し続けた33年間には数々のドラマがありました。

なかでも語り継がれているのが2016年の悲劇です。

ゴールまでわずか3分という場面でトップを走行していた中嶋一貴選手の5号車がマシントラブルで失速、初優勝目前にして逃すという出来事が起きました。

あのシーンはモータースポーツファンなら誰もが覚えているのではないでしょうか。

2018年、ついに悲願達成

2016年の悲劇から2年後、トヨタはリベンジを果たします。

2018年6月16日にスタートした第86回ル・マン24時間レースで、8号車と7号車がそれぞれ1位・2位でフィニッシュ。トヨタにとって挑戦20回目での初勝利でした。

豊田章男社長(当時)は優勝コメントとして「思いっきり走ってくれて、ありがとう!」という言葉を発しています。

シンプルだけど20年以上の重みが詰まったこの一言が個人的にはすごく印象深かったです。

日本勢がル・マンに刻んできた歴史

マツダ787B。ロータリーの奇跡(1991年)

6月17日の由来となった2018年を語るにはその27年前の快挙も欠かせません。

1991年の第59回ル・マン24時間レースでマツダ787Bが日本車として初めて総合優勝を飾りました。

カーナンバー55番、シャシーNo.787B-002がサルト・サーキットを362周(約4,923km)走破しての勝利です。

ドライバーはフォルカー・バイドラー(ドイツ)、ジョニー・ハーバート(イギリス)、ベルトラン・ガショー(フランス)という国際色豊かな3人組でした。

しかもこの年はレギュレーション変更によってロータリーエンジンでのル・マン参戦が認められる最後の年でもあったんです。

ギリギリのタイミングで掴んだ歴史的な勝利。そう思うとなおさら運命的な感じがしますよね。

レースは6月22〜23日にゴール

正確なことをお伝えすると1991年のマツダのル・マン優勝は6月22日スタート・6月23日ゴールという日程でした。

そのため「6月17日」との直接的な関連はなく、「6月17日=モータースポーツ日本勢快挙の日」の主役はあくまで2018年のトヨタ優勝という点はおさえておく必要があります。

日本のモータースポーツの歩み

戦後から鈴鹿誕生まで

日本で最初の自動車レースが行われたのは1922年(大正11年)とされています。

そこから長い空白期間を経て、1962年(昭和37年)に鈴鹿サーキットが誕生し、日本のモータースポーツが本格的に動き出しました。翌1963年には第1回日本グランプリ自動車レース大会が鈴鹿で開催されています。

国際舞台への挑戦の始まり

日本のメーカーが国際的なモータースポーツに挑み始めたのも、1960〜70年代にさかのぼります。

ホンダが1959年のマン島TTレースで日本企業として初めて国際バイクレースに入賞し、それがル・マンやF1への挑戦につながっていきました。

地道な積み重ねがあってこそ2018年の6月17日という歴史的な日が生まれたとも言えるんです。

まとめ

  • 「モータースポーツ日本勢快挙の日」の由来は2018年6月17日(日本時間)にTOYOTA GAZOO Racingがル・マン24時間レースで悲願の初優勝を飾ったことにある
  • トヨタの優勝は1985年の初挑戦から20回目、33年越しの悲願達成だった
  • 8号車(中嶋一貴/ブエミ/アロンソ)が優勝、7号車(小林可夢偉/コンウェイ/ロペス)が2位というワン・ツー・フィニッシュ
  • 日本の自動車メーカーとしては1991年のマツダ787B以来27年ぶりの快挙
  • 日本メーカー+日本人ドライバーによる総合優勝は史上初
  • 2016年には残り3分でトラブル失速という悲劇もあり、その2年後の優勝は特に感動的なストーリーとなった

6月17日は、本の自動車産業がル・マンという世界最高峰の耐久レースで頂点に立った日。毎年この日が来るたびに、あの「思いっきり走ってくれて、ありがとう!」という言葉を思い出したくなります。

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