カレンダーをながめていて「6月19日って何の日だっけ?」と思ったことありませんか?
実は日本初の立喰いスタイル寿司チェーン店にまつわる、意外と知られていない記念日なんです。
この記事を読めば「魚がし日本一・立喰い寿司の日」の由来から歴史的な背景まで、まるごと理解できます。
寿司好きな方はもちろん食文化に少しでも興味がある方にはけっこう刺さる内容になっているので、ぜひ最後まで読んでみてください。
魚がし日本一・立喰い寿司の日とは
この記念日、聞いたことがなかった人も多いんじゃないかと思います。
でも由来を知ると「なるほどな~」ってなるんですよね。
制定した会社と目的
「魚がし日本一・立喰い寿司の日」は、東京都千代田区有楽町に本社を置く株式会社にっぱんが制定した記念日です。
同社は海産物を中心とした飲食店の経営・企画を行っていて、「魚がし日本一」という立喰い寿司チェーンを運営しています。
制定の目的は、2019年(令和元年)に「魚がし日本一」が創業30周年を迎えることを記念して、長年支えてくれたお客様や関係者への感謝の気持ちを表すため、というのが主な理由なんです。
ちなみに一般社団法人・日本記念日協会によって2018年(平成30年)に正式に認定・登録されています。
なぜ6月19日なのか
「なんで6月19日なの?」って思いますよね。実はこれ、語呂合わせでも偶然でもなくて、ちゃんとした理由があります。
日付の根拠は日本初の立喰いスタイルチェーン店1号店である「魚がし日本一新橋駅前店」が開店した1989年(平成元年)6月19日にちなんでいます。
つまり、創業の日そのものが記念日になったわけです。個人的にはこういう原点の日を記念日にするのってすごく真摯だなと感じています。
株式会社にっぱんと魚がし日本一の歴史
記念日の背景をもう少し掘り下げるとこの会社ならではの特徴が見えてきます。
1989年の創業からの歩み
「魚がし日本一」は1989年に東京・新橋で立喰いスタイルの1号店を開業してからスタートしました。
当時はまだ「立ちながら本格寿司を食べる」というスタイル自体がめずらしくて、かなり斬新な挑戦だったはずです。
創業以来、江戸前寿司を気軽に楽しめる新しいスタイルとして多くの人に支持され、現在では関東・関西エリアを中心に全国30店舗以上を展開しています。
立喰いスタイルが29店舗、着席スタイルで7店舗という構成で鮮魚料理「青ゆず寅」などの他業態も展開していて、創業時の1店舗からよく成長してきたなあと思いますね。
市場セリ権という唯一の武器
競合他社にはなかなかマネできないポイントがあります。
それが豊洲市場(水産物部・青果部)と大田市場のセリ権を持っているという点です。
外食企業でセリ権を保有しているのはかなりめずらしいことで、これによって毎朝豊洲市場で仕入れた鮮度の高いネタを手頃な価格で提供できる仕組みが成り立っています。
目の前で職人が握る「ライブ感」と市場直送の鮮度が組み合わさっているのが、「魚がし日本一」ならではの強みです。
立喰い寿司の文化的ルーツ
「立って寿司を食べる」スタイルって実はものすごく歴史が深いんです。
「魚がし日本一」が1989年に始めたように思いがちですが、原点をたどると江戸時代まで遡ることができます。
江戸の屋台寿司がルーツ
江戸時代、握り寿司は屋台で売られる庶民のファストフードでした。
今でこそ高級なイメージのある寿司ですが、当初は路上の屋台でサクッと立ち食いするものだったんです。
しかも当時の寿司は今のひとくちサイズとは違い、おにぎり程度の大きさがあって小腹が空いたときに1〜2個つまむようなスタイルが主流でした。
1800年代初め頃、小泉与兵衛(屋号:華屋)が両国元町に店を開き、わさびを使った現代の握り寿司に近いスタイルを確立したとされています。
現代への「原点回帰」
「魚がし日本一」自身も、自社の立喰いスタイルを「200年前の寿司屋台への原点回帰」と表現しています。
確かに、カウンター越しに職人が握ってくれる熱いシャリと新鮮なネタを、立ったままさっと食べるスタイルは江戸の屋台文化とかなり近いですよね。
現代版ファストフードとしての立喰い寿司が、実はとても長い歴史の延長線上にある。というのが意外な真実だと思います。
毎年6月19日に行われる記念イベント
記念日とはいえ「ただ名前があるだけ」じゃないんです。毎年きちんとキャンペーンが実施されているので、知っておくと得をするかもしれません。
過去の特別企画の内容
これまで6月19日には、周年を記念した特別価格メニューが全国店舗で提供されてきました。たとえば2020年(創業31周年)には、コロナ禍で外食機会が減ったお客様へのきっかけづくりとして全品1貫75円(税別)というイベントが実施されています。
立喰い寿司20店舗で丸1日行われたので、かなりの賑わいだったんじゃないかなと思います。
2025年(創業36周年)にはまぐろ3貫セット(大とろ・中とろ・赤身)を特別価格500円で提供する企画が実施されました。
なくなり次第終了・1人1回限りとはいえ、大とろ・中とろが入ったセットが500円というのはかなり魅力的ですよね。

まとめ
- 「魚がし日本一・立喰い寿司の日」は6月19日で、株式会社にっぱんが制定し、2018年に日本記念日協会が認定した記念日
- 日付の由来は日本初の立喰いスタイルチェーン店「魚がし日本一新橋駅前店」が1989年6月19日に開店したことから
- 制定の目的は2019年の創業30周年を迎えるにあたりお客様・関係者への感謝を表すため
- 立喰い寿司のスタイル自体は江戸時代の屋台寿司がルーツで現代の立喰い寿司はいわばその原点回帰
- 「魚がし日本一」は全国30店舗以上を展開し、豊洲市場・大田市場のセリ権を持つ数少ない寿司チェーン
- 毎年6月19日に特別価格イベントが実施されており、2025年はまぐろ3貫セット500円が提供された
6月19日に「魚がし日本一」の近くにいる機会があれば、ぜひ記念日イベントをチェックしてみてください。
創業の原点を大切にしながら毎年感謝を形にしているお店、なんかいいですよね🍣
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