アーモンドミルクの日とは?由来や歴史を解説【5月30日】

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この記事を読めば5月30日が「アーモンドミルクの日」になった理由と、アーモンドミルクのおもしろい歴史がまるごとわかります。

「なんとなく体によさそう」

というイメージで手に取っていた方も実はこの飲み物、中世ヨーロッパの修道院から始まって、あのモーツァルトまで愛飲していたという、意外と奥深いストーリーを持っているんです。

記念日の背景を知ると毎年5月30日がちょっと特別に感じられるかもしれません。

目次

アーモンドミルクの日とは

5月30日はアーモンドミルク研究会が制定した「アーモンドミルクの日」です。

どこが制定したの?

アーモンドミルクの魅力を広く発信することを目的に活動しているアーモンドミルク研究会がこの記念日を申請しました。

その後、2017年(平成29年)に一般社団法人・日本記念日協会が正式に認定・登録しています。

「アーモンドミルクって、今さら?」と思う方もいるかもしれないんですが、

2017年当時の日本市場はまだアーモンドミルクが浸透しきっていなかった時期で、認知を高めるための記念日制定はけっこう意味のある動きだったと思います。

5月30日になった理由

日付の由来は2つの要素の組み合わせです。

まず、アーモンドの実が5月下旬から実りはじめるという農業的な理由があります。

そして「30」という数字を、「実(み=3)が丸(○=0)くなる」「実(3)が大きく(O=0)なる」という語呂合わせで読んでいるんです。

植物の生育サイクルと語呂合わせの両方をうまく組み合わせた、なんかちょっとセンスのある日付の決め方ですよね。

アーモンドミルク研究会のサイトには「秋には美味しいアーモンドミルクが飲めるよう、実が大きくなりますようにと願いながら飲んでみてください」という言葉もあって、なんだか温かい気持ちになります。

アーモンドミルクの歴史

アーモンドミルクの起源は実は想像以上に古いんです。ここが個人的には一番驚いた部分でした。

旧約聖書にも登場するアーモンド

アーモンドの原産地はアジア西南部から中国の天山山脈にかけた地域とされていて、ギリシャ神話や旧約聖書にたびたび登場するほど、古代から人間に親しまれてきた植物です。

1世紀ごろのギリシャの本草書(植物図鑑)にはアーモンドの整腸作用が記されていて、中国では明の時代に咳止めとして、日本の江戸時代の書物には「痰の薬」として紹介されています。

意外と薬として使われていた側面もあるんですね。

中世ヨーロッパと修道院の関係

アーモンドミルクが「飲み物」として広まったのは中世ヨーロッパの修道院だったとされています。

キリスト教には「四旬節(しじゅんせつ)」と呼ばれる期間があり、この時期は宗教上の理由から肉や乳製品の摂取が禁じられていました。

そこで信者たちは牛乳の代わりとしてアーモンドミルクを飲んだり、スープやソースに使ったりしていたんです。

要するにアーモンドミルクは最初から「植物性ミルクの代替品」として発展してきた飲み物で、現代の植物性ミルクブームは新しい話でもなんでもなく、何百年も前から続く流れの延長線上にあるとも言えますね。

モーツァルトが通ったカフェのメニューだった

これが一番「え、そうなの!?」と思ったエピソードです。

中世に修道院で生まれたアーモンドミルクは時代が経つにつれてヨーロッパ貴族のスープの食材として使われるようになり、やがて清涼飲料としてカフェで提供されるようになりました。

音楽家のモーツァルトが足しげく通っていたザルツブルク(現オーストリア)の「カフェシュタイナー」(現在の名前は「トマッセリ」)では、アーモンドミルクが人気のメニューだったと伝わっています。

モーツァルトがあのメロディーを考えながらアーモンドミルクを飲んでいたかもしれない…と思うと、なんか不思議な気持ちになりますよね😊

日本でのアーモンドミルク普及

2013年が転換点

日本の小売市場にアーモンドミルクが登場したのは2013年のことです。

アメリカのアーモンドブランド「ブルーダイヤモンドアーモンドブリーズ」が日本上陸し、同じ時期にグリコの「アーモンド効果」も発売されました。

マルサンアイも2013年に日本で初めてアーモンドミルクを販売開始し、現在に至るまで「第3のミルク」として市場をリードしてきた一社です。

メディアが「牛乳・豆乳に次ぐ第3のミルク」として大きく取り上げたことが、市場拡大のきっかけになったとも言われています。

市場規模は約142億円に

2024年のアーモンドミルク市場は販売金額が約142億円、販売量は2.4万klにまで成長しています。

2013年の登場からわずか10年余りでここまで大きくなったのは、思った以上に早い成長だと感じます。

日本市場への参入から10年を超えて、コンビニやスーパーで手軽に購入できるようになり、カフェでラテやコーヒーに使われたり、料理やスイーツの材料として活用されたりと飲み方の幅もどんどん広がっています。

記念日当日に何をする?

5月30日にアーモンドミルクの日がある意味を少し深掘りすると、単に「飲む日」というより、アーモンドの実が育ちはじめる季節の節目を意識する日でもあります。

アーモンドミルクFESなどのイベント

アーモンドミルク研究会は5月30日前後に「アーモンドミルクFES」を開催することがあり、2024年には「アーモンドの栄養講座&アーモンドミルク絞り体験」などのイベントが実施されました。

実際にアーモンドを絞ってミルクを作る体験は、意外と家庭でも試せそうで面白そうだなと思いました。

ちなみに、別の記念日として1月23日の「アーモンドの日」もあります。

こちらはマルサンアイが渋谷と名古屋で大規模なサンプリングイベントを行い、2025年は1万2300本以上を無料配布したとのこと。

5月は「ミルク」、1月は「アーモンド」という2つの記念日が存在していて、なかなかアーモンド業界はしっかり記念日戦略を打っているなという印象です。

まとめ

  • 5月30日はアーモンドミルクの日でアーモンドミルク研究会が制定し、2017年に日本記念日協会が認定した
  • 日付の由来は「5月下旬にアーモンドの実がなりはじめる」ことと、「30=実(3)が丸く(0)なる」という語呂合わせ
  • アーモンドミルクの歴史は古く、中世ヨーロッパでは四旬節に牛乳の代替として飲まれ、モーツァルトが通ったカフェのメニューにもなっていた
  • 日本では2013年に本格デビューし、2024年の市場規模は約142億円に成長
  • 栄養面ではビタミンEが突出して豊富で、低カロリー・低糖質・コレステロールゼロが特長

5月30日がきたらぜひアーモンドミルクを1杯飲んでみてください。

何百年もの歴史が詰まった一杯をちょっと意識して味わうのも悪くないと思います。

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