この記事を読めばベビーデイがいつ、なぜ、誰によって作られたのかその由来から意味まで丸ごとわかります。
「ベビーデイって名前は聞いたことあるけど、何をする日なの?」
と思っている方、けっこう多いんじゃないでしょうか。
母の日や父の日と並ぶような記念日なのに意外と知られていないんですよね。
この記事ではそんなベビーデイの成り立ちをしっかり掘り下げていきます。
ベビーデイとは何か
ベビーデイは「赤ちゃん(Baby)にまつわるさまざまな問題について考える日」として設けられた記念日です。
誰が作ったの?
読売新聞社(東京都千代田区大手町)が1992年(平成4年)に提唱した記念日です。
国が定めた祝日ではなく、民間企業が提唱した記念日にあたります。
読売新聞社というと新聞業界の大手ですが、社会的な問題提起の場として記念日を設けるという取り組みをしていたんですね。
ちなみに、日本記念日協会などが認定した記念日ではなく読売新聞社が独自に提唱した日である点は覚えておくといいかもしれません。

日付に込められた意味
なぜ6月の第1日曜日なのか。これが、ベビーデイの一番面白いところかもしれません。
母の日と父の日の「間」という発想
日付の理由は「母の日(5月第2日曜日)」と「父の日(6月第3日曜日)」のちょうど間に位置するからです。
母の日が5月に、父の日が6月に。だったらその間に赤ちゃんのための日があっていいよねという発想は、シンプルだけどなんか好きだなと個人的には思います。
家族を構成する「母・父・子」がそれぞれ5月・6月・そして6月第1日曜日という形で暦の上に並ぶわけですから。
要するに赤ちゃんを「家族の一員として暦に位置づける」という意図が日付選定の背景にあるんです。
1992年という時代の背景
1992年(平成4年)といえば日本がバブル崩壊後の混乱期に入り始めたころ。少子化の兆候がすでに社会問題として議論されはじめていた時期でもあります。
そんな時代に「赤ちゃんをめぐる問題に目を向けよう」と提唱したのは、なかなか先を見ていたなと感じます。
ただ、この背景と提唱の直接的なつながりについては憶測の部分もあるので、あくまで参考程度に。
「赤ちゃん」という言葉の語源
ベビーデイを語るうえで、そもそも「赤ちゃん」という言葉の成り立ちも知っておくと面白いです。
赤く見えるから「赤ちゃん」
「赤ちゃん」の語源は新生児の肌が赤く見えることに由来します。
生まれたばかりの赤ちゃんは、大人より赤血球の量が多い。しかも肌が薄くて血管が透けて見えやすいので、皮膚全体が赤みを帯びて見えるんです。
「赤子」「赤ん坊」という言い方も同じ語源からきています。
法律上の「赤ちゃん」の定義
ちゃんとした定義もあって母子保健法では生後0日から28日未満を「新生児」、1歳未満を「乳児」と区別しています。
「赤ちゃん」という言葉は日常的には1歳前後までを指すことが多いですが、法的な分類は意外と細かいんですね。
ベビーデイが意味すること
記念日の名前はかわいらしいですが、その目的は「お祝い」だけじゃないんです。
問題提起の場としての記念日
「赤ちゃんにまつわるさまざまな問題について考える日」という定義のとおり、ベビーデイは社会的な問題提起の側面を強く持っています。
育児支援の在り方、出産後の母体ケア、父親の育児参加、子育て環境の整備といったテーマと向き合う機会として設けられた日。
なんか、ただ「かわいい赤ちゃんの日」というより、もっと真剣なメッセージがある記念日だなと改めて思います。
母の日・父の日と3つセットで考える意味
母の日は「お母さんに感謝する日」、父の日は「お父さんに感謝する日」。
それに対してベビーデイは「赤ちゃん(子ども)そのものに向き合う日」という位置づけです。
この3つを5月から6月のひと続きの流れとして見ると、家族という単位をまるごと社会が大切にしようとしている、そういう意識が見えてくる気がします。
まとめ ベビーデイのポイント
- 読売新聞社が1992年(平成4年)に提唱した赤ちゃんにまつわる問題を考える記念日
- 日付は毎年6月の第1日曜日で、2026年は6月7日
- 母の日(5月第2日曜日)と父の日(6月第3日曜日)の間に位置することが日付の由来
- 「お祝いの日」というよりも育児支援や社会的な子育て環境を見つめ直す日としての意味合いを持つ
- 「赤ちゃん」の語源は新生児の肌が赤く見えることで、法律上は生後28日未満が「新生児」、1歳未満が「乳児」
ベビーデイは派手なイベントがあるわけじゃないけれど、毎年6月の第1日曜日に「赤ちゃんのこと、社会のこと、家族のことをちゃんと考えてみよう」と立ち止まれるそういう静かで意味のある日だと私は思っています。

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