豆の日とは?由来や歴史を解説【10月13日】

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豆の日とは旧暦9月13日の十三夜に豆を供えて食べた風習にちなみ、毎年10月13日に定められた記念日です。

この記事を読むと由来や制定の経緯、今年(2026年)の十三夜とのズレまで、すっきり整理できます。

「ニュースで見かけたけど、なんで10月13日なの?」
「豆の日って誰が決めたの?」

とふと気になった方も多いと思います。

私も最初、節目の日付にしては中途半端だな…と感じていました。実はこの日付にはちゃんと暦の事情があるんです。

目次

豆の日とは?基本情報を整理

ここでは豆の日の日付や制定者といった基本情報を、ひと通りつかめるようにまとめます。

豆の日は毎年10月13日

豆の日は毎年10月13日で同時に10月全体が「豆月間」と位置づけられています。

制定したのは全国豆類振興会で、豆や豆製品の魅力を消費者にもっと知ってもらうことが狙いです。

制定は2010年、記念日協会にも登録

全国豆類振興会が豆の日を制定したのは2010年(平成22年)6月です。

日本記念日協会の記念日として認定、登録もされています。

思ったより最近できた記念日なんですよね。

古い風習が下敷きなのでなんとなく昔からあるように感じてしまいますが、記念日としては十数年ほどの歴史ということになります。

普及推進の体制

振興会の会員14団体が「豆の日」普及推進協議会をつくり、イベントなどを通じて広めています。

さらに日本豆類協会も豆の日と豆月間の認知向上に取り組んでいます。

豆に関わる団体が横並びで動いているのが特徴かなと思います。

豆の日の由来は「豆名月」

ここを読むとなぜ豆なのか、なぜ10月13日なのかという疑問が解けます。

旧暦9月13日の十三夜に豆を供えた

日本では昔から旧暦8月15日の十五夜と、9月13日の十三夜に月を愛でる風習がありました。

今でこそ月見のお供えといえば月見団子ですが、昔はその時期に収穫される作物を供えていたそうです。

十五夜には里芋、十三夜には豆でした。

そのため十五夜は「芋名月」、十三夜は「豆名月」とも呼ばれます。

豆の日はこの豆名月に豆を供えて食べた習わしにちなんで生まれました。

なぜ10月13日になったのか

旧暦の9月13日は新暦にすると年ごとに日付が変わってしまいます。記念日が毎年動くと覚えにくいですよね。

そこで、月遅れの新暦10月13日に固定したという流れです。

ちなみに「月遅れ」というのは、旧暦の月の数字をそのまま新暦に1か月遅らせて当てはめる考え方です。

お盆を8月13日から行う地域があるのと同じ発想なんですよ。

豆名月は栗名月とも呼ばれる

十三夜は豆や栗の収穫祝いも兼ねていたため、「豆名月」のほかに「栗名月」とも呼ばれてきました。

豆だけでなく栗も主役だったわけです。

個人的には秋の実りへの感謝がぎゅっと詰まった日だったんだなと感じます。

十三夜の歴史と豆の日の背景

ここでは豆の日のルーツである十三夜そのものの歴史を見ていきます。

十三夜は平安時代まで遡る

十三夜の月見の始まりははっきりした記録がなく、さまざまな説があるそうです。

代表的なのは平安時代の「躬恒集」にある記述で、延喜19年(919年)9月13日に醍醐天皇が月見の宴を催したというものです。

ほかにも、平安後期の「中右記」に、宇多法皇が月を詠んだ詩が出てきます。

十五夜は中国伝来、十三夜は日本生まれ

十五夜が中国から伝わった風習なのに対し、十三夜は日本で始まった風習だと言われています。

この違い、意外と知られていないかもしれません。

豆の日の土台は日本で生まれた月見の文化なんですね。

満月ではないのに祝う理由

十三夜は満月に少し足りない月です。

それでも十五夜の次に美しいとされ、お月見をするようになりました。

完璧じゃない月を愛でる感覚って、すごく日本的だなと思います。

豆の日の取り組みと豆事情

ここを読むとどんな活動が行われているのか、そして豆を取り巻く課題が見えてきます。

2026年は原宿でイベントを開催

2026年は10月10日に、日本豆類協会の主催で原宿のイベントスペース「エイトカフェ」でイベントが開かれました。

テーマは「若年層との接点」です。

会場と北海道十勝の豆畑を中継でつなぎ、豆農家らを招いたトークセッションや、札幌の豆料理専門店オーナーによる実演が行われたそうです。

豆といえばお年寄りの食べ物、というイメージを変えたいのかもしれませんね。

若い世代は豆の摂取量が少ない

2024年の国民健康・栄養調査報告では豆類の1日あたり摂取量は、70代で75グラム、20代で49グラム、10代で38グラムとされています。

70代と比べると、20代は約3分の2、10代は約半分です。

毎日の食卓に豆が登場しているか思い返してみると案外ゼロの日も多いんですよね。

豆に注目が集まる背景

イベントの背景には世界的な人口増加や環境問題による「たんぱく質不足(プロテインクライシス)」への懸念があります。

豆類が植物性たんぱく質を含む食品として注目されている、という流れです。

豆の日は昔の風習を思い出す日であると同時に、これからの食を考える日にもなってきているのだと思います。

豆の日の過ごし方アイデア

最後に今日からできる過ごし方をまとめます。ここでの提案は、私の考えに基づく内容です。

一種類だけ試してみる

まずは豆を一種類だけ、今日の食事に足してみるのが続けやすいと思います。

煮豆は甘いもの、塩味、しょうゆ味の3種類が出回っているので好みの味から入ると気軽です。

サラダに加えたり、スープに入れたりするのも手軽ですよね。

十三夜の飾りと組み合わせる

十三夜のお供えは月見団子に加えて栗や豆、ススキが定番です。

団子の数は13個、簡略化して3個とされています。

豆の日をきっかけに、おうちで小さなお月見をするのも素敵だなと思います✨

家族や友人に話題として共有する

「なんで10月13日なの?」という疑問は、話のネタにぴったりです。

由来を知っているだけでいつもの食卓の会話が少し広がるかもしれません。

まとめ

  • 豆の日は毎年10月13日で10月は豆月間です
  • 制定したのは全国豆類振興会で2010年6月のことです
  • 由来は旧暦9月13日の十三夜に豆を供えて食べた「豆名月」の風習です
  • 旧暦は日付が動くため、月遅れの新暦10月13日に固定されました
  • 豆類の1日摂取量は70代75グラムに対し、20代は49グラム、10代は38グラムです

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