防犯の日とは?由来や歴史を解説【毎月18日】

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この記事を読めば毎月18日が「防犯の日」である理由や、その制定の背景にある歴史がまるごとわかります。

「防犯の日ってなんか聞いたことあるけど、正直よく知らない…」

という方、意外と多いんじゃないでしょうか。

日付の語呂合わせだけじゃなく、制定した会社の歩みや、防犯意識がどう社会に根づいてきたか。

そこまで掘り下げるとけっこう読み応えのある話になります。ぜひ最後まで付き合ってもらえたら嬉しいです。

目次

防犯の日とは何か

毎月18日が「防犯の日」だということあまり意識したことがない方もいるかもしれません。そもそも防犯の日がどんな記念日なのか、基本のところから整理します。

毎月18日に決まった理由

「防犯の日」は毎月18日です。

なぜ18日かというと、数字の「18」を語呂読みしているから。

「1」を棒に見立てて「防(ぼう)」、「8」を「犯(はん)」と読む、いわゆる語呂合わせが由来なんですね。

シンプルな発想ではあるんですが毎月くり返し意識を向けられるよう「毎月18日」という設定にしているのが、個人的にはうまいなあと思います。

年に1回だとつい忘れがちですし、月に1回ならちょうどいい頻度感。

そういう設計になっているわけです。

日本記念日協会に正式認定されている

防犯の日は単なる民間の語呂合わせイベントではなく一般社団法人・日本記念日協会により正式に認定・登録された記念日です。

認定日は2012年4月2日。

セコム株式会社が申請し、同年に認定が下りました。

ちなみに5月18日には塚本無線が制定した「防犯対策の日」(「GO防犯」の語呂合わせ)も日本記念日協会に認定されていて、18という数字と防犯の組み合わせは複数の企業が着目しています。

制定したセコムとはどんな会社か

防犯の日を制定したのは、あのCM「セコム、してますか?」で知られるセコム株式会社です。

日本初の警備会社という出発点

セコムは1962年7月7日に「日本警備保障株式会社」として創業された、日本初の民間警備会社です。

創業者は飯田亮氏と戸田寿一氏。

当時29歳だった飯田氏がヨーロッパから戻った友人に「欧米にはセキュリティ会社がある」と聞いたのがきっかけで、東京・芝公園にオフィスを構えて事業をスタートさせました。

当時の日本には「安全はタダ」という感覚が社会に根づいていて、民間が警備を「売る」というビジネスモデルはまったく前例がなかったんです。

そういう時代に一から道を切り開いていったのか、と思うとなかなか感慨深いものがあります。

東京オリンピックが転換点になった

創業から2年後の1964年、東京オリンピックの選手村警備を単独で担当したことで、セコムは社会的な認知を大きく広げました。

国家的なイベントで警備を任されたことは民間警備会社としての信頼を証明する出来事だったでしょう。

さらに1966年には日本初のオンライン安全システム「SPアラーム」を開発・発売。人が直接巡回する警備から、センサーと通信技術を組み合わせた「機械警備」へと舵を切ったこの決断がその後のセコムの成長を支える柱になっていきます。

創立50周年という節目に「防犯の日」が生まれた

防犯の日が制定されたのは2012年、セコム創立50周年という節目の年です。「企業や個人の防犯対策を毎月この日に見直してほしい」「安全・安心に暮らしてほしい」という思いを込めて制定されました。

50年という歴史を重ねたタイミングで「防犯を社会全体に根づかせる」という意思表示をしたわけで記念日の制定自体がひとつのメッセージだったんだなと感じます。

防犯の日が生まれた時代背景

この記念日が2012年に制定されたのには社会的な背景もあります。日本の犯罪件数の推移や、防犯意識の変化と照らし合わせると、制定の意味がより立体的に見えてきます。

侵入犯罪は減少傾向だが安心はできない

実は、宅を対象とした侵入窃盗(空き巣など)は2004年(平成16年)以降、連続して減少傾向にあります。

2026年1〜3月の空き巣認知件数は2,551件と、前年同期比で約16.6%減少していました。

ここが大事なポイントで。

住宅への侵入強盗は2022年(令和4年)に増加に転じています。

件数ベースでは減っていても凶悪化・巧妙化という側面が出てきているんですね。

「昔より安全になった」とそのまま受け取れない部分があります。

毎月見直す習慣をつくることが目的

防犯の日が「年に1回」じゃなく「毎月18日」である理由は防犯対策は一度やれば終わりではないからです。

鍵の確認、窓まわりのチェック、センサーライトの動作確認…こういった日常的な習慣の積み重ねが実質的な防犯効果につながります。

セコムが制定した記念日の根底にあるのは「イベントとして盛り上がる」ことよりも、「毎月、ちゃんと確認する人を増やす」という地道な目的だったりするんですよね。

個人的にはそっちのほうが誠実だなと思います。

防犯の日にやってみたいこと

せっかく毎月18日という節目があるなら活用しない手はありません。難しいことじゃなくていいので、この日を「ちょっとした防犯チェックの日」にしてみてはどうでしょう。

自宅でできる基本のチェック

警察庁のデータによると戸建て住宅への侵入手口で最も多いのは「無締り(鍵のかけ忘れ)」で、一戸建てでは5,950件にのぼります。

次いで「ガラス破り」が4,454件。

要するに鍵のかけ忘れが最大の隙というわけです。

  • 玄関・窓の鍵がちゃんとかかっているか確認する
  • センサーライトや防犯カメラの動作チェック
  • 「在宅感」を演出する(郵便物をためない、など)

こういった基本を毎月18日に見直すだけでも意識がずいぶん変わります。

参考:https://www.gov-online.go.jp/article/202310/entry-9977.html

職場や企業でもこの日を活用できる

防犯の日は個人だけのものではなく企業の広報PRや防犯啓発活動に活用できる記念日でもあります。

セキュリティ関連企業はもちろん、保険会社や不動産会社などもこの日を切り口にしたコンテンツを発信しています。

まとめ

  • 防犯の日は毎月18日。「1(棒=防)+8(ハン=犯)」の語呂合わせが由来
  • 制定したのはセコム株式会社。2012年の創立50周年を機に、日本記念日協会に申請・認定された
  • セコムは1962年7月7日創業の日本初の民間警備会社。東京オリンピック選手村の警備や、日本初のオンラインセキュリティシステム開発など業界を切り開いてきた会社
  • 侵入窃盗の件数は長期的に減少傾向にある一方、侵入強盗の凶悪化という新たな課題も浮上している
  • 防犯の日のポイントは「年1回のイベント」ではなく、毎月習慣的に見直す機会をつくることにある

防犯ってなんとなく「自分には関係ない」と後回しにしがちですよね。

でも毎月18日という具体的な日があるなら、そこに乗っかる形で確認するのが一番ハードルが低い。

毎月の18日、カレンダーにメモしてみませんか?🔐

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