この記事を読めば5月7日が「ココナッツの日」に制定された理由と背景、ココナッツそのものの魅力まで丸ごと理解できます。
「なんとなく聞いたことあるけど、誰が決めたの?」
って思ったことないですか?
実はこれ、けっこう明確な答えがあって調べると意外とおもしろいんです。
ココナッツの日の由来
5月7日が「ココナッツの日」になった理由は「ココ(5)ナ(7)ッツ」という語呂合わせにあります。
シンプルですよね。
でも、それだけじゃなくてちゃんとした目的や背景があるんです。
制定したのはどの会社?
この記念日を制定したのはキリン・トロピカーナ株式会社です。オレンジジュースブランド「トロピカーナ」でおなじみの会社で、東京都新宿区西新宿に本社を置いていました。
ちなみにこの会社、1991年1月7日にキリンビバレッジとアメリカのトロピカーナ・プロダクツ社の合弁会社として設立されたんです。
その後2019年にキリンビバレッジ株式会社に吸収合併されて今は会社そのものは存在しない状態になっています。
なので日本記念日協会への登録も現在は終了しているという扱いらしいんですよね。

制定されたのはいつ?
記念日が制定されたのは2015年のことです。
同年4月21日に発売した「トロピカーナココナッツウォーター」を広く知ってもらうために、5月7日を「ココナッツの日」と定め、日本記念日協会に申請しました。
発表会は東京都内で開催されて当時のキリン・トロピカーナの北原伸恭社長が「この日を活用してお客さまにココナッツウォーターの魅力を伝えていきたい」と挨拶したそうです。
モデルのMALIAさんを「ココナッツ応援一日大使」として招いてトークセッションも行われたとのこと。なかなか大々的な発表会だったんですね。
5月7日という日付の意味
5月という時期が夏の手前でちょうどよかったというのもあると思います。
夏に向けてのPRも制定の背景にあったみたいです。
暑くなる前にブランドを浸透させたい、という企業戦略が透けて見えますよね。
ココナッツの日に知りたい、ヤシの実の歴史
記念日ができたのは2015年とわりと最近ですがココナッツ自体の歴史はとんでもなく古いです。
太平洋への広がり
ポリネシア人の移動とともにココナッツは太平洋全体に広まったとされています。
台湾付近から現在のインドネシアを通り、ハワイやイースター島にまで拡散したポリネシア人が、ヤシの実を携えて旅をしたと考えられているんです。
ヨーロッパへの伝播
ヨーロッパにココナッツを持ち込んだ記録があるのはポルトガルの航海者ヴァスコ・ダ・ガマです。
1498年にインド西岸のカリカットに到達し、翌年にコショウとともにヨーロッパへ持ち帰ったとされています
。ただ、その後19世紀に入るまで消費量が爆発的に増えることはなかったようです。
ヤシの実ってどんな食材?
捨てるところがない万能果実というのがいちばんしっくりくる表現かもしれません。
ウォーター・ミルク・オイル…使えるのはどこ?
ココナッツは部位によって使い方がまったく違います。
- ココナッツウォーター
実の内側にある透明な液体。電解質(イオン)を豊富に含み、スポーツ後の水分補給に向いているとされています - ココナッツミルク
白い果肉(ミート)を絞ったもの。カレーやスイーツに欠かせない存在 - ココナッツオイル
果肉から抽出した油。中鎖脂肪酸(MCT)が豊富で、美容や料理に使われる - ファイバー(繊維)やシュガー
外皮部分や花の蜜からも食材になる
「デザートにも料理にも、酒にも加工できる万能果実」と表現されることがあるくらい用途の広さが魅力です。
日本のココナッツ市場は今どこにいる?
ここ数年で日本国内でもかなり見かけるようになりましたよね、ヤシの実系の飲み物。
急拡大するヤシの実ウォーター市場
市場調査によると日本のココナッツウォーター市場は2025年に約5億7,500万米ドル規模に達したとのことです。
そして2034年までに約18億米ドルに成長すると予測されていて、年平均成長率13.52%というかなりのペース。
なかなか驚異的な数字ですよね。
これだけ伸びているのは健康志向の高まりやフィットネスブームと重なっているからでしょう。欧米の健康トレンドの影響や植物性食生活の人気も後押ししているとされています。

「ヤシの実の日」が果たした役割
2015年の記念日制定はこうした市場の種まきにもなっていたのかもしれません。
キリン・トロピカーナが商品PRのために設けた記念日でしたが結果的に日本全体でヤシの実への関心を高めるきっかけになったと言えなくもないかな、と個人的には感じています。
…あくまで私の見立てですけどね。
まとめ
- 5月7日はキリン・トロピカーナ株式会社が2015年に制定した「ヤシの実の日」
- 日付の由来は「コ(5)コナッ(7)ツ」という語呂合わせ
- 制定の目的は「トロピカーナヤシの実ウォーター」を中心としたヤシの実の普及と促進
- キリン・トロピカーナは2019年にキリンビバレッジに吸収合併済みで、現在記念日登録は終了している
- ヤシの実はウォーター・ミルク・オイルなど捨てるところがない万能果実で、ラウリン酸や電解質など健康効果も注目されている
- 日本の市場は急拡大中で2034年には約18億米ドル規模になると予測されている

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