EF510の日とは?由来や歴史を解説【5月10日】

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この記事を読めば「EF510の日」が5月10日である理由とその由来やEF510形電気機関車の歴史と魅力が一通りわかります。

「5月10日ってなんの日?」

とふと気になって調べている方、あるいは「レッドサンダー」という愛称を聞いたことがある鉄道好きの方にも、ぜひ最後まで読んでいただきたいです。

目次

EF510の日とは?5月10日の由来

「EF510の日」は510という数字を「5」と「10」に分けてそのまま5月10日に当てはめた、語呂合わせ発祥の記念日です。

正確に言うと国や鉄道会社などの公式機関が制定した記念日ではなく、鉄道ファンのあいだで自然発生的に広まったと考えられています。

「510」という数字が持つ意味

EF510の「E」は電気機関車(Electric locomotive)、「F」は動軸数6軸を意味し、「510」が形式番号です。

この「510」をそのまま「5・10」と読み替えて5月10日とした非常にシンプルな発想なんですよね。

鉄道ファンのあいだではこういった語呂合わせ記念日は案外よくあって個人的にはそのセンスがちょっと好きだったりします。

EF510形電気機関車とはどんな機関車?

EF510形はJR貨物が2001年(平成13年)から製造している交直流電気機関車です。

直流・交流60Hz・交流50Hzという3種類の電化方式が混在する日本海縦貫線(大阪〜青森)を1両で走り抜けられる、いわば「オールラウンダー」な機関車。

開発の背景とEF81形との関係

EF510が生まれたのは1968年(昭和43年)から長年にわたって日本海縦貫線を支えてきたEF81形の老朽化が理由でした。

JR移行直後から後継機の開発はスタートしていて1990年には6,000kWという超高出力のEF500形が試作されたものの、輸送量に対して出力が過大すぎるという問題が発覚。

そこで適切な出力に落とし込んで再設計されたのがこのEF510なんです。

直流区間用のEF210形(桃太郎)の設計をベースに交直両用に仕立てた感じで、2001年12月12日に川崎重工業兵庫工場で量産先行の1号機が完成しています。

「レッドサンダー」という愛称の由来

EF510といえば「ECO-POWERレッドサンダー(RED THUNDER)」という愛称が有名です。

「赤い稲妻」という意味でこれは公募によって決まりました。

同期のブルーサンダーとの関係

意外と知られていないのですがこの愛称はほぼ同時期に登場したEH200形の「ECO-POWERブルーサンダー」と対をなすように命名されたという経緯があります。

赤と青、それぞれに「サンダー」が付くあたり、なかなか粋なセンスだなと思いました。

ちなみに愛称が使われるのは赤い塗装の0番台のみで500番台には正式な愛称は付いていないんです。

500番台 北斗星とカシオペアを牽いた青い機関車

EF510のなかでも特に鉄道ファンに人気が高いのが500番台です。

JR東日本が投入した理由

500番台はJR東日本が2009年から2010年にかけて15両製造したもので上野〜青森間の寝台特急「北斗星」「カシオペア」を牽引するために作られました。

田端運転所にいたEF81形の置き換えが目的で、JR東日本にとっては新製した初の電気機関車という、かなり重要な意味を持つ存在でもあります。

塗装は0番台の赤とは全然違って24系客車に準じた青地に金の帯、流星をあしらったデザインが特徴的でした。509・510号機のみ「カシオペア」専用のシルバーメタリック塗装で製造されています。

参考:https://netrain.makibisi.net/trainphoto/jr/EF510-500.htm

北斗星・カシオペア廃止後の運命

2015年の「北斗星」廃止、2016年の「カシオペア」定期運行終了に伴って余剰になった500番台は、順次JR貨物に売却され富山機関区に転属しました。

車番はそのままで側面の流星マークと「EAST JAPAN RAILWAY COMPANY」のロゴが消された姿で今も日本海縦貫線を走り続けています。

たった6年ほどで夢の寝台特急牽引機の役割を終えたわけで、思った以上にあっけない幕切れだったなと感じます。

最新世代の300番台は九州へ進出

2021年に新たに発表されたのが300番台です。九州地区でED76形やEF81形の後継として導入するために仕様変更されたもので、車体色はシルバーを基調にした新しいデザイン。

300番台が持つ技術的な進化

300番台では従来の発電ブレーキに加え交流回生ブレーキが新たに追加されました。

これは架線に電気を戻せるシステムで、省エネ性能がさらに向上しています。

主変換装置などの主要部品も初期設計から20年以上が経過して製造終了になったものが多く、このタイミングで一新されました。

2025年3月のダイヤ改正では17両が出そろい鹿児島本線や長崎本線の定期貨物もすべてEF510形300番台が担うようになっています。

EF510の日をどう楽しむか

5月10日のEF510の日には鉄道ファンたちがSNSで写真を投稿したり、撮影に出かけたりする動きが見られます。

EF510はいまも現役で日本各地の幹線を走っているので、駅のホームや沿線で実際に見られるチャンスはけっこうあります。

日本海縦貫線(大阪〜青森)のほか、2022年以降は東海道本線の大府や中央本線の多治見まで運用が拡大されていて、意外と広いエリアで出会えます。

「まさか東海道で見かけるとは」と驚いたという声もちらほら聞きます。

まとめ

  • EF510の日は5月10日:「510」を「5月10日」に当てはめた語呂合わせ由来(ファン発祥とみられる)
  • EF510形は2001年から製造されたJR貨物の交直流電気機関車で、愛称は「ECO-POWERレッドサンダー」
  • EF81形の老朽化を受けて開発が進み、日本海縦貫線で主力として活躍中
  • 500番台は北斗星・カシオペアを牽引した青い機関車で現在はJR貨物に転籍し現役
  • 300番台は九州向けの最新世代で2025年に鹿児島と長崎本線の運用も全面担当
  • 5月10日はEF510を再発見する絶好のきっかけ🚂
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