8月20日は
「ゲストハウス・ライダーハウスに泊まってみる日」
です。
この記事を読めばこの記念日がいつどんな理由で生まれたのか、そしてゲストハウスとライダーハウスがどう違うのかが分かります。
ツーリングや一人旅の宿選びに迷っている方、なんとなく気になっていた方にはちょうどいい内容かなと思います。
8月20日はどんな記念日なのか
まず結論から言うと8月20日は手頃な宿泊施設に泊まってみようという趣旨の記念日です。
ここでは制定の背景をざっくり整理していきます。
記念日としての位置づけ
「ゲストハウス・ライダーハウスに泊まってみる日」は一般社団法人日本記念日協会に登録されている記念日の一つです。
協会のサイトにも8月20日として名前が掲載されていて、正式に認定された記念日なんですね。
似たような宿泊系の記念日には8月10日の「宿の日」もありますが、こちらは日本観光旅館連盟など旅館業界の3団体が旅館やホテルの利用促進を目的に定めたもので、由来も制定者も別物です。
混同されやすいのでこの点は分けて理解しておいた方がいいかもしれません。
目的は何なのか
この記念日の目的は予算を抑えながら旅を楽しむ方法を知ってもらうこと、そして宿泊を通じて地域や旅人同士の新しいつながりを体験してもらうことにあるようです。
要するに豪華なホテルではなく、あえて簡素な宿に泊まることで得られる交流や発見に注目してほしいという狙いですね。
個人的にはこういう「安いから泊まる」だけじゃない視点の記念日って、けっこう珍しいなと感じました。
8月20日という日付の由来
なぜ8月20日なのかここが一番気になるポイントだと思います。実はこの日付、語呂合わせから来ているんです。
ハツ泊マルの語呂合わせ
日付の由来は「ハ(8)ツ(2)泊マル(0)」という語呂合わせで、初めて泊まる所という意味が込められているとされています。
8を「ハ」、2を「ツ」、0を「マル」と読ませて、「初(はつ)泊(と)まる」を表現しているわけですね。
8月というシーズンとツーリングの季節が重なるのもなかなかよく考えられているなと思いました。
夏休みで旅に出やすい時期ですし、初めての宿泊体験にチャレンジしやすいタイミングとも言えそうです。
制定した47aroundersとはどんな存在か
この記念日を作ったのは企業ではなく、個人事業主のブランドです。ここでは制定者について詳しく見ていきます。
日本一周旅行という屋号での活動
「ゲストハウス・ライダーハウスに泊まってみる日」は、「日本一周旅行」という屋号で活動する個人事業主が、ブランド名47arounders(フォーティーセブンアラウンダーズ)として制定したものです。
47aroundersでは47都道府県を1ページずつデザインした「日本一周パスポート」というスタンプ帳を販売していて、駅や道の駅、温泉、観光案内所などで押せる無料スタンプを集めて旅の記録を残すという商品を展開しています。
地方創生との結びつき
こうした記念日制定の背景には47都道府県のまだ行ったことのない地域を巡ってもらい、小さな町や村の魅力を知ってもらいたいという思いがあるようです。
ゲストハウスやライダーハウスは都市部だけでなく地方の小さな町にも点在していますから、記念日を通じて地方の宿泊施設に足を運ぶきっかけを作りたいという意図も含まれているのかなと、
これは私の見立てですが感じています。
ゲストハウスとライダーハウスの違いと歴史
そもそもゲストハウスとライダーハウスって何が違うのか意外と説明できない人も多いんじゃないでしょうか。ここで整理しておきます。
ライダーハウスは北海道のツーリング文化から生まれた
ライダーハウスという総称の起源ははっきりしていないものの、1980年代後半の雑誌や地図にはすでに登場していたそうです。
1980年代、北海道をオートバイでツーリングする「ミツバチ族」と呼ばれるライダーが急増した時期に、自治体や地域住民が安価な宿泊所を用意したことが広がりのきっかけになったとされています。
1泊500円から1000円程度、場合によっては無料で泊めてくれる施設もあったというのは今の感覚だとちょっと驚きの安さですよね。
宿泊施設の多くは寝袋などを持参して雑魚寝する相部屋形式で、寝具を提供しないことで旅館業法の適用を免れているケースがほとんどだそうです。
ゲストハウスは都市型のホステル文化から発展
ゲストハウスは都市部を中心に広がった簡易宿泊施設という印象が強いです。
東京のホステル運営会社バックパッカーズジャパンは2010年に台東区入谷で最初のゲストハウス「toco.」を開業し、翌年には享保9年(1742年)創業の老舗玩具会社増田屋の建物を活用したホステル「Nui.」を立ち上げています。
当時まだ開拓されていなかった日本のゲストハウス市場に、20代半ばの若いチームが挑んで作り上げたという経緯があるようです。
ライダーハウスが北海道のツーリング文化から自然発生的に広まったのに対し、ゲストハウスは都市部で旅行者同士の交流を意図的にデザインした宿という側面が強いのかなと感じます。
料金感覚
料金相場も見ておきましょう。
北海道のライダーハウスの一例では大人2名1泊で7000円程度という料金設定の施設もあります。
1980年代の500円という価格感からすると、時代の変化で相当上がっているように見えますが、これは施設によって個室の有無やアメニティの充実度が大きく異なるので、単純比較は難しいところですね。
あくまで一例なので、施設ごとにかなり幅があると考えた方がよさそうです。
実際にゲストハウス・ライダーハウスに泊まる魅力
ここまで由来や歴史を見てきましたが実際に泊まるとどんな体験ができるのか気になりませんか。
旅人同士の交流が生まれやすい
鹿児島県南大隅町のライダースハウス「郷がえる」のように、バイクや自転車のツーリストだけでなく、農業研修で訪れる大学生やIターン志望者まで様々な人が利用する施設もあります。
相部屋形式が多いこともあって、初対面同士でも自然と会話が生まれやすいのが特徴だと思います。
地元でしか手に入らない観光情報を旅人から教えてもらえることもあるようで、これはガイドブックには載っていない価値かもしれません。
旅の原点を感じる体験
北海道千歳市のモーラップ樽前荘のように、営業期間や料金がはっきり決まっている施設もあれば、もっと簡素な形態の施設もあります。
ある旅行者はこうしたライダーハウスに泊まる体験を「旅の原点を見る思い」と表現していて、夏の香りがする忘れられない思い出になったと振り返っています。
豪華さとは真逆の素朴さゆえの魅力があるんだろうなと想像しています。
まとめ
8月20日は「ハ(8)ツ(2)泊マル(0)」の語呂合わせから生まれた記念日で47aroundersというブランドが制定し日本記念日協会に登録されています。
- 由来は「初めて泊まる」を意味する語呂合わせ
- 制定者は「日本一周旅行」の屋号を持つ個人事業主のブランド47arounders
- ライダーハウスは1980年代の北海道ツーリング文化から自然発生的に広まった
- ゲストハウスは2010年代以降の都市型ホステル文化として発展した側面が強い
- 相部屋形式ゆえの旅人同士の交流が最大の魅力
普段泊まるホテルとは違う出会いや発見がありそうなので、この夏、思い切って一度チャレンジしてみるのもいいかもしれませんね🏍️

コメント