下駄の日とは?由来や歴史を解説【7月22日】

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下駄の日は毎年7月22日に迎える記念日で寸法の「7」と足跡の「二」を組み合わせた語呂合わせに由来していて、日本の伝統的な履物である下駄の魅力を見直すきっかけになる日なんです。

目次

下駄の日とは何の日なのか

下駄の日がどんな団体によって、どんな目的で作られたのかがわかりますよ。

制定した団体と目的

下駄の日は下駄の生産業者などが集まった全国木製はきもの業組合連合会が制定した記念日です。

伝統的なはきものである下駄の良さを、もう一度多くの人に見直してもらいたいという想いから生まれたそうです。

実は日田木製履物連合会が提案したという情報もあって、大分県日田市で開かれた役員総会がきっかけになったという説もあります。

ちなみに制定の年については1990年に制定されたという報道記録が残っていて、1991年に初めて「下駄の日」を迎えたという流れのようです。

サイトによって1991年制定と書かれているケースも見かけましたが、こちらは初めて記念日を迎えた年と制定年を混同している可能性があって正確には1990年制定という説が根拠として有力に感じます。

毎年7月22日に開催される理由

7月22日という日付はただの思いつきではなくてしっかりとした語呂合わせがベースになっているんですね。詳しい由来は次の章でじっくり解説していきますね。

下駄の日の由来を徹底解説

ここでは「なぜ7月22日なのか」という疑問を寸法と足跡の2つの視点から解き明かしていきます。

「7」は下駄の寸法から来ている

下駄の寸法には昔から「七寸七分」という数字がよく使われていて、これが約23.3センチメートルに相当するんだそうです。

この「七寸七分」に含まれる「7」という数字を採用して、月を7月に定めたと言われています。

個人的には履物のサイズがそのまま記念日の日付に結びつくというのがなかなか面白い発想だなと思いました。

女物の場合は七寸二分が基準になっているという情報もあって、男女で微妙にサイズが異なる点も知っておくと雑学として使えそうです。

「22」は雪道の足跡から来ている

もう一つの由来が下駄で雪道を歩いたときに残る足跡なんです。

下駄には歯と呼ばれる突起が2つついているものが多くて、雪の上を歩くとその跡が漢字の「二」のような形に2つ並んで見えることから、22日という日付が選ばれたそうです。

両足分の跡が「二二」と並ぶイメージだと考えると、けっこう視覚的でわかりやすい語呂合わせだなと感じますね。7の寸法と22の足跡、この2つを組み合わせたのが7月22日というわけです。

下駄そのものの歴史をたどる

下駄の日そのものから少し話を広げて、下駄という履物自体がどんな歴史を歩んできたのかを紹介します。

起源は弥生時代の田下駄

下駄の原型はいまから約2000年前の弥生時代に登場したと考えられていて、稲作が始まった頃に水田で足が沈まないようにするための農具「田下駄」が最初の形だったようです。

当時のものは幅広で歯がなくて、歩行用というよりは農作業用の道具だったという点が意外と知られていない事実かもしれません。

歩行用として使われ始めたのは古墳時代からで、副葬品として木製の下駄や石製のミニチュアが古墳から出土しているそうです。

京都市埋蔵文化財研究所の資料によると、下駄は古墳時代中期に朝鮮半島から伝わったという説も紹介されていて、この時代には歯の削り出し方や鼻緒の位置に違いがあったこともわかっています。

江戸時代に庶民へ広まった経緯

奈良時代には貴族が「木履」と呼ばれる下駄を履き、平安時代には「足駄」という形式が生まれたものの、庶民が日常的に下駄を履くようになったのは江戸時代中期以降だと言われています。

この頃からファッションとしての意識も高まって専門の職人が登場するようになったそうです。

差歯下駄という構造は桃山時代には存在していて、江戸時代に一気に広まったという記録も見つかりました。

要するに、下駄は農具から実用品、そしておしゃれの道具へと役割を変えながら日本人の生活に根付いていったということですね。

下駄の種類と現代の楽しみ方

ここでは基本的な下駄の種類と、注目されている一本歯下駄のような現代的な使われ方を紹介しますね。

二枚歯や右近下駄など基本の種類

下駄の形は大きく分けて3種類あって二枚の歯がついている「駒下駄」、前歯が斜めに切り出された「のめり」、草履のような形をした「右近」がベースになっているようです。

台の素材が木であることが草履との大きな違いで、浴衣を着るときは裸足で履くのが一般的だという点も押さえておきたいポイントです。

ゴムがついた右近下駄は初心者でも歩きやすいのでこれから下駄デビューする方にはわりとおすすめの形かもしれません。

一本歯下駄など現代のトレンド

台が厚くて太い歯が1本だけついている「一本歯下駄」が、バランス感覚のトレーニング用として注目されているそうです。

天狗の下駄とも呼ばれていて、武道をされる方が使うケースが多いという話も聞きますね。

兵庫医科大学との共同研究データをもとに効果を紹介しているサイトもあって、健康志向の高まりとともに下駄の使われ方も少しずつ変化してきているのかなという印象を受けました。

まとめ

下駄の日について、要点を整理しておきますね。

  • 全国木製はきもの業組合連合会が制定した記念日で、下駄の良さを見直すことが目的
  • 日付の由来は寸法の「七寸七分」の7と、雪道の足跡「二二」を組み合わせた語呂合わせ
  • 下駄自体の起源は弥生時代の田下駄で、庶民に広まったのは江戸時代中期以降
  • 形は駒下駄やのめり、右近など基本の3種類に分かれる
  • 一本歯下駄はバランストレーニング用として現代でも注目されている
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