9月14日の食いしん坊の日についてその語呂合わせの意味や制定した企業の思い、記念日として認定されるまでの流れをまとめました。
食べることが大好きな人はもちろん、なんとなく気になって調べてみた方にも読んでほしい内容になっています。
食べることについて語られる記念日って意外と数が少ないんですよね。
だからこそ、しっかり掘り下げて知っておくと9月14日がちょっと特別な日に感じられるかもしれません。
食いしん坊の日の基本情報
ここを読むといつ制定されどんな目的で作られた記念日なのかがわかります。
日付と語呂合わせの由来
食いしん坊の日は9月14日です。
なぜこの日付なのかというと、9と1と4の数字を組み合わせて「く(9)い(1)し(4)んぼう」と読む語呂合わせから来ているんです。
数字の並びをそのまま声に出して読んでみると、たしかに食いしん坊に聞こえますよね。
日本の記念日にはこうした語呂合わせによる制定が本当に多いのですが、この食いしん坊の日もその王道パターンといえそうです。
記念日の目的
この記念日の目的は食事をもっとおいしく、もっと楽しむ気持ちを持ち続けながら、生産者や料理人への感謝を忘れないことにあります。
ただ食べることを楽しむだけではなく、その食べ物を作ってくれた人や調理してくれた人への感謝という視点が含まれているのが印象的でした。
単に大食いを称える日ではないという点、けっこう誤解されやすい部分かもしれません。
食いしん坊の日を制定したのはどこか
ここを読むとこの記念日を作った企業とその背景がわかります。
制定したのは株式会社プレジデント社
食いしん坊の日を制定したのは食に関する情報誌『dancyu(ダンチュウ)』を発行している株式会社プレジデント社です。
プレジデント社は1963年4月に創立された出版社で、もともとはビジネス誌『プレジデント』の発行からスタートした会社なんですね。
ビジネス誌を軸にしてきた出版社が食の分野でもこれほど存在感のある雑誌を育てていたというのは、個人的にはちょっと意外な発見でした。
dancyu食いしん坊倶楽部との関係
この記念日が生まれたきっかけはdancyuの読者コミュニティである「dancyu食いしん坊倶楽部」の会員数が1万人を突破したことにあります。
会員数の節目を祝う形で記念日を作るという発想、なかなか粋なやり方だなと感じました。
ファンコミュニティの成長そのものを記念日という形に残すのは、雑誌メディアならではの取り組み方といえそうです。
食いしん坊の日が正式に認定された経緯
ここを読むと記念日として公式に認められるまでの流れがわかります。
日本記念日協会による認定
食いしん坊の日は2021年(令和3年)に一般社団法人日本記念日協会によって認定、登録されました。
日本記念日協会は1991年に設立された民間団体で長野県佐久市に事務局を構えています。
企業や団体、個人が制定した記念日について日付や由来、目的などを審査したうえで正式な記念日として登録する役割を担っているんです。
認定のハードルはそこまで低くない
記念日の登録には申請書の提出と登録料の支払いが必要で、その後の審査会で政治的や宗教的、反社会的な要素がないかといった基準に基づいて協議されます。
合格率は例年8割ほどとされていて、誰でも簡単に通過できるわけではないみたいですね。
食いしん坊の日がこの審査をきちんと通っているという事実からもただの思いつきの記念日ではなく、それなりに丁寧な手続きを踏んで生まれた記念日だということが伝わってきます。
制定元であるdancyuという雑誌について
ここを読むと食いしん坊の日の背景にある雑誌の成り立ちがわかります。
1990年創刊の食のエンターテインメント誌
dancyuは1990年12月に創刊され、1991年1月号として世に出た雑誌です。
「食こそエンターテインメント」というコンセプトを掲げ、日本初の本格的な食のエンターテインメントマガジンとして始まったとされています。
毎月6日に発売されていて店紹介やレシピ、身近な食材の背景を掘り下げる食材探求という3本柱で構成されているそうです。
雑誌名の由来は「男子厨房に入るべからず」
dancyuという雑誌名は「男子厨房に入るべからず」ということわざを転じて、男子も厨房に入ろうという意味で名付けられたと言われています。
名付け親は創刊当時の社長だった本多光夫氏(ペンネーム諸井薫)とされています。
料理は女性がするものという昔ながらの価値観に対して、男性も台所に立つ時代を先取りしていたわけで、創刊から30年以上経った今振り返るとかなり先進的な発想だったんだなと思いました。
「食いしん坊」という言葉そのものの意味
ここを読むと記念日の名前になっている言葉自体の成り立ちがわかります。
食への強い執着を表す言葉
食いしん坊という言葉は食べることへの我慢がきかない性質を表す言葉として古くから使われてきたとされています。
「坊」という響きが持つ愛らしさによって、食いしん坊であることが恥ずかしいことではなく、むしろ愛嬌のある個性として受け止められている言葉だと私は感じています。
似た意味の言葉には大食漢やグルマンといった表現もありますが、褒め言葉として使うなら好き嫌いせずバランスよく食べる人を指す健啖家という言葉が近いのかもしれません。
ポジティブな響きを持つ日本語のおもしろさ
大食いという言葉には量の多さだけを強調するニュアンスがある一方で、食いしん坊には食べること自体への愛情や喜びが込められているように思います。
この違い、案外普段は意識しないですよね。
記念日の名称に食いしん坊という言葉があえて選ばれているのも、量ではなく食への愛情を大切にしたいという制定者の思いが表れているのかなという気もしています。
ここはあくまで私の見立てにすぎませんが。
食いしん坊の日をどう過ごすといいか
ここを読むとこの記念日を実生活でどう活かせるかのヒントがわかります。
生産者や料理人への感謝を意識してみる
食いしん坊の日の目的にある通り、この日は単に好きなものを食べて満足するだけでなく、その食材を育てた生産者や調理してくれた料理人への感謝を意識してみる日として過ごすのがおすすめです。
普段何気なく食べている一食も誰かの手を経て自分の元に届いているわけですから、9月14日をきっかけにその背景を思い出してみるのもいいかもしれません。
食生活そのものを見直すきっかけにする
この記念日は食事をもっとおいしく楽しむという姿勢そのものを大切にする日でもあります。
忙しい毎日の中でつい食事を作業のように済ませてしまう人も多いと思うのですが、年に一度この日だけは食べることそのものに時間をかけてみるのも悪くないですよね。
好きな料理をゆっくり味わったり、少し手間をかけた一品を作ってみたりするだけでも食事に対する気持ちが変わってくる気がします。
まとめ
食いしん坊の日についてここまで見てきた内容を整理します。
- 日付は9月14日で「く(9)い(1)し(4)んぼう」の語呂合わせに由来する
- 食情報誌『dancyu』を発行する株式会社プレジデント社が制定した
- dancyu食いしん坊倶楽部の会員数1万人突破を記念して生まれた
- 2021年に一般社団法人日本記念日協会によって正式に認定された
- 食事を楽しむ気持ちと生産者や料理人への感謝を大切にする日という目的がある
食べることが好きな人にとってはなんだか嬉しくなる記念日ですよね。
9月14日は普段の食事を少しだけ丁寧に味わって、支えてくれている人たちへの感謝を思い出す日にしてみてはいかがでしょうか。

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