ご当地キャラの日とは?由来や歴史を解説【5月11日】

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この記事では5月11日「ご当地キャラの日」の由来や制定の経緯、歴史的な背景をざっくりわかりやすく解説します。

「なんでこの日なの?」
「どんな団体が決めたの?」

という疑問を持ったあなたにちょうどいい記事になっていると思います。

目次

ご当地キャラの日とは

5月11日は全国の地域を元気にするご当地キャラクターたちに向けた、正式に認定された記念日です。

語呂合わせがそのまま日付になっています。「ご(5)・当(10)・地(1)」。なかなか気が利いた発想ですよね。

制定したのは一般社団法人日本ご当地キャラクター協会で日本記念日協会によって公式に認定・登録されています。

制定の目的と背景

なぜこの記念日ができたのか

この記念日が生まれた背景には全国に数え切れないほどのご当地キャラが誕生するなか、それぞれがバラバラに活動していたという現状がありました。

日本ご当地キャラクター協会は全国に存在するキャラクターをネットワーク化し、情報共有・相互連携を深め、ローカルキャラクターを全国に発信して街を元気にすることを目的に設立されています。

記念日はその活動をより広く社会に知らせるためのひとつの仕掛けでもあるんです。

制定したのは2014年

「ご当地キャラの日」が正式に制定されたのは2014年(平成26年)のことです。

設定してすでに10年以上が経過していますね。

毎年5月11日には協会が共通ハッシュタグ「#ご当地キャラの日」でのSNSキャンペーンを実施し、トレンド入りを目指すイベントも行われています。

日本ご当地キャラクター協会とは

滋賀県彦根市に本部を置く団体

記念日を制定した一般社団法人日本ご当地キャラクター協会は滋賀県彦根市を拠点とする団体です。

彦根市といえば「ひこにゃん」の故郷でもあるのである意味では最もご当地キャラと縁の深い土地といえます。

もともとは2009年2月3日に「社団法人ゆるキャラさみっと協会」として設立されたのですが、ご当地ヒーローや武将隊・アイドルなどとのつながりが広がったことで2012年6月1日に現在の名称へ変更されています。

組織の成長の歴史がそのまま名前に反映されている、という感じがして面白いですよね。

協会が定める「ご当地キャラ」の条件

協会によるとご当地キャラとして認められるためにはある特定の地域やその地域の特産品、観光地、イベントなどをPRする目的で誕生し、地元活性化を目指して活発に活動していることが必要とされています。

要するにただかわいいだけじゃなく、地域への「愛」と「活動実績」が求められるんです。

ご当地キャラの歴史

日本初のご当地キャラは1983年

日本ご当地キャラクター協会の荒川深冊代表理事によると日本初のご当地キャラは1983年に群馬県で開かれた国体のマスコット「ぐんまちゃん」だと言われています。

国体のために生まれたキャラが気づけばご当地キャラ文化の出発点になっていたという事実は、意外と知られていないんじゃないでしょうか。

その後、2006年に滋賀県彦根市で「ひこにゃん」が誕生。

もともとは国宝・彦根城築城400年祭を盛り上げるための、わずか1年限りのイベントキャラクターとして公募によって選ばれたのが始まりです。

ところが予想を超える人気を呼び、現在に至るまで20年間にわたって彦根市の公式キャラクターとして活躍を続けています。

こういう話、なんか胸が熱くなりますよね。

ゆるキャラブームと広がり

2010年代に入るとゆるキャラグランプリへのエントリー数は急増し、2010年の169体から2015年には1,727体まで膨れ上がりました。

個人的にはこれほどの勢いで増えていたとは思っていなかったので少し驚きました。

現在、日本ご当地キャラクター協会への登録数は全国で約650件ですが、登録されていないキャラクターまで含めると2,000〜3,000体は存在するとも言われています。

全国の自治体の約8割にご当地キャラクターが存在するというデータもあって、もはや「地域のあるところにキャラあり」という時代なんですよね。

ギネス記録という大きな出来事

ご当地キャラの歴史を語る上で欠かせないのが2013年1月27日のギネス世界記録挑戦です。

長崎県佐世保市のハウステンボスに全国から141体のゆるキャラが大集結し、「ひげダンス」を5分間以上踊り続けるという記録に挑みました。

条件は厳しく、100体以上が同じ振り付けを踊り続け、失格者が5%以下であること。

ギネス公式認定員がキャラクターたちの間を歩きながら動作を確認するという、なかなか独特な認定風景だったみたいです。

結果は見事に「世界最大のマスコットダンス」として認定されています。

この出来事が翌2014年の「ご当地キャラの日」制定へとつながるひとつのきっかけになった可能性も考えられるでしょう。

ご当地キャラが地域にもたらすもの

経済効果のリアルな話

ご当地キャラの経済効果としてよく知られているのが「くまモン」の事例で関連商品の売上高は年間約1,280億円を超えたとされています。

「ひこにゃん」についても、彦根城400年祭がもたらした経済波及効果は約338億円という試算が出ています。

ただ正直なところ、すべてのご当地キャラが同じような経済効果を期待できるかというと、そうではないようです。

ある学術論文では広告効果や経済効果を「ほとんどすべてのキャラクターについて見込むことは難しい」とも指摘されています。

とはいえ、地域のネットワーク形成や社会関係資本の構築という点では、一定の役割を果たしているというのが研究者の見立てみたいです。

毎年続く彦根でのイベント

記念日を制定した協会の本拠地の彦根市では毎年秋に「ご当地キャラ博」が開催されています。

2025年も10月18日・19日に行われ、33都道府県から142体ものご当地キャラが集結しました。

ご当地キャラとお茶会を楽しめる「一期一会!キャラクター茶会」なんていう茶道コラボ企画まであって、なかなかユニークな内容です。

まとめ

  • 5月11日「ご当地キャラの日」は「ご(5)・当(10)・地(1)」の語呂合わせから、一般社団法人日本ご当地キャラクター協会が2014年(平成26年)に制定し、日本記念日協会に認定された記念日
  • 制定の目的は全国のご当地キャラ同士の連携を深め、ローカルキャラクターを全国に発信して地域を元気にすること
  • 日本初のご当地キャラは1983年の「ぐんまちゃん」とされており、2006年のひこにゃん誕生をきっかけにブームが加速
  • 協会への登録キャラクターは約650件、未登録も含めると全国に2,000〜3,000体以上存在するとも言われている
  • 2013年のギネス記録挑戦(141体によるひげダンス)はご当地キャラの存在感を全国に示した象徴的な出来事
  • くまモンやひこにゃんのような人気キャラは大きな経済効果をもたらしているが、すべてのキャラが同様の効果を期待できるわけではない点も実情として知っておくといい
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