9月14日がグリーンデーだって、知ってましたか。
この記事を読めば、グリーンデーの意味や由来、なぜこの日付になったのかという歴史的な背景まで、まるっとわかります。
「今日は何の日だろう」とふと気になった方、贈り物のきっかけを探している方、記念日の雑学が好きな方。
そういう方に向けてできるだけ正確な情報を集めて書いてみました。
個人的にはキウイフルーツにこんな背景があったんだと調べながらけっこう驚いた部分もあったので、そのあたりも含めてお伝えしていきますね。
グリーンデーの基本情報
ここではグリーンデーがどんな記念日なのか、基本のところをまとめています。グリーンデーの日付や意味がひと通り頭に入ると思います。
9月14日に制定された記念日
グリーンデーは毎年9月14日に制定されている記念日です。
お世話になっている人に日頃の感謝を伝えつつ、健康にも気をつけてほしいという願いを込めて栄養価に優れたグリーンキウイフルーツを贈る日とされています。
食べ物を贈るタイプの記念日って意外と多いですけど、グリーンデーはその中でも「健康」と「感謝」をセットで届けるという、ちょっと珍しい切り口だなと感じました。
一般社団法人・日本記念日協会が認定
グリーンデーは一般社団法人・日本記念日協会によって正式に認定、登録されている記念日です。
日本記念日協会は企業や団体が制定した記念日を審査したうえで登録する組織で、カレンダーやメディアで紹介される記念日の多くがここを通しています。
つまりグリーンデーはただの企業のキャンペーンというだけでなく、公的な位置づけを持つ記念日として扱われているということですね。
グリーンデーを制定した企業
グリーンデーを作った会社がどんなところなのかを解説します。ここを読むと記念日の背景にある企業の実像が見えてくるはずです。
ゼスプリインターナショナルジャパン株式会社
グリーンデーを制定したのはゼスプリインターナショナルジャパン株式会社です。
東京都港区東新橋に本社を置き、ニュージーランド産キウイフルーツの輸入や製品管理、マーケティング活動などを手がけている会社なんですよ。
会社の設立は1992年3月9日で、当初は「ニュージーランド・キウイフルーツ・マーケティングボード(ジャパン)リミテッド」として日本事務所を開設したのが始まりだそうです。
2006年4月1日に日本法人化して、ゼスプリインターナショナルジャパン株式会社という社名に変わりました。
1994年3月からは株式会社ドールを国内販売代理店として日本国内でキウイフルーツの販売を続けています。
ゼスプリはニュージーランドのキウイ生産者による組織
ちょっと意外だったんですがゼスプリという会社自体、もとをたどるとニュージーランドのキウイ生産者たちの協同組合的な性格を持っているんですよね。
1980年代後半に価格競争を避けるため、輸出を一括して行う販売公社として発足し、2000年に民営化されて今の形になったと報じられています。
株主はすべてニュージーランドのキウイフルーツ農家で、その数はおよそ2500にのぼるとのことです。
つまりグリーンデーというのはただの一企業のプロモーションというより、ニュージーランドの生産者たちの生活を支える仕組みの延長線上にある記念日だと言えなくもないというか。
個人的には記念日ひとつの裏にこれだけの生産者が関わっているのかと思うと、ちょっと感慨深いものがありました。
グリーンデーの由来と9月14日になった理由
なぜ9月14日という日付が選ばれたのか、その由来を深掘りしていきます。ここを読むと語呂合わせではない、記念日同士のつながりが見えてきますよ。
5月14日「ゴールドデー」のお返しの日
グリーンデーの日付の由来は実は同じゼスプリインターナショナルジャパンが制定している別の記念日と深く結びついています。
それが5月14日の「ゴールドデー」です。
ゴールドデーは新年度や新学期に入った新人に対して、先輩から期待とエールを込めてゴールドキウイフルーツを贈る日として制定されました。
五月病に負けずに、甘くてポリフェノールたっぷりのゴールドキウイで元気になってほしいという願いが込められているそうです。
そして、そのゴールドデーからちょうど4カ月後にあたる9月14日が、お返しの日としてグリーンデーに選ばれました。
先輩からもらった感謝を今度は自分から周囲の人へ返していく。
そんな循環をイメージした設計になっているんですね。
日付そのものに特別な語呂合わせはない
ここは調べていてちょっと意外だったポイントなんですが、9月14日という日付自体には、語呂合わせのような特別な由来はないようです。
あくまで「5月14日のちょうど4カ月後」という、ゴールドデーとの対になる日付として選ばれたにすぎないと紹介されています。
記念日って語呂合わせで日付が決まるケースが多いイメージがあったので、ここは素直に驚きました。
日付そのものより、ゴールドデーとの関係性が優先された記念日という点が、グリーンデーの一番の特徴かもしれません。
キウイの日との関係
ちなみにゼスプリインターナショナルジャパンはグリーンデー以外にもキウイに関する記念日を制定しています。
9月1日の「キウイの日」がそれで、「キュー(9)イ(1)」という語呂合わせから生まれた記念日です。
こちらはキウイフルーツの消費拡大を目的に制定されたもので、キウイを食べて多くの人に健康になってもらいたいという思いが込められているとのことです。
同じ会社が9月だけでも複数の記念日を仕掛けているあたり、キウイという果物への並々ならぬ力の入れようを感じますね。
グリーンキウイフルーツの栄養と魅力
ここではグリーンデーで贈られるグリーンキウイフルーツそのものの栄養価について解説します。なぜこの果物が健康を願う日の贈り物に選ばれたのか、納得できると思います。
ビタミンCと食物繊維が豊富
グリーンキウイフルーツはビタミンCや食物繊維、カリウム、葉酸、ビタミンEといった栄養素が凝縮された果物として紹介されています。
ゼスプリが公開している栄養データによれば、グリーンキウイの食物繊維量は可食部100グラムあたり2.3グラムで、身近な果物15種の中でも高い水準にあるそうです。
ビタミンCについては、品種によって含有量にかなり差があります。
比較データではグリーンキウイのビタミンC量が可食部100グラムあたり85.1ミリグラムだったのに対し、ゴールドキウイは161.33ミリグラムと、ゴールドキウイのほうが多い結果になっていました。
ただ別の調査データでは数値に幅があり、品種や測定方法によって変動する可能性があるので、あくまで目安として捉えていただくのがよいかなと思います。
参考:https://kawaru.biz/event/zespri/report2015/pdf/p02_06.pdf
栄養素充足率でも他の果物を上回る
ゼスプリでは身近な果物との比較を「栄養素充足率」という指標で説明していて、それによるとグリーンキウイは12.5という数値になっていて、イチゴの9.2やバナナの8.2、柿の7.5といった果物より高い水準だと紹介されています。
この数字を見る限り、グリーンキウイは効率よく栄養が摂れる果物のひとつだと考えられそうです。
健康を気にかけてほしいという気持ちを込めて贈るなら、たしかにキウイは理にかなった選択なんだなと、調べながら妙に納得してしまいました。
日本でのキウイフルーツ市場の広がり
グリーンデーの背景にある、日本国内でのキウイフルーツ市場の動きを紹介します。ここを読むとなぜゼスプリがここまで積極的に記念日を作っているのか、その理由が見えてくるはずです。
日本はゼスプリにとって重要な市場
日本の果物全体の消費量が長期的に落ち込む傾向にあるなかで、キウイフルーツだけは消費が伸び続けているという報道があります。
調査では、この10年間で日本の消費者によるキウイの購入数量が1.8倍になったと伝えられています。
2024年のゼスプリの日本での販売数量は3200万箱(トレイ)に達し、過去11年間で1.7倍に増加、販売額にいたっては3倍にまで拡大したと報告されています。
国内に流通するキウイフルーツの7割ほどがニュージーランド産で、そのほとんどをゼスプリインターナショナルジャパンが扱っているとされています。
日本市場はゼスプリにとって中国に次ぐ2番目に大きな市場という位置づけになっているようです。
これだけ市場として重要視されているからこそ、ゴールドデーやグリーンデー、キウイの日といった記念日を通じたブランディングに力を入れているのだと考えられます。
あくまで私の見立てですが記念日というのはただの話題作りではなく、市場そのものを育てるための長期戦略の一部なんだろうなと感じました。

世界50カ国以上で展開するグローバルブランド
ゼスプリというブランド自体は世界50カ国以上で事業を展開しているグローバルなキウイフルーツブランドです。
ニュージーランドのタウランガに本拠を置くゼスプリインターナショナルが生産と販売の中核を担っていて、日本ではその日本法人であるゼスプリインターナショナルジャパンが窓口となっています。
グリーンキウイの世界的な市場としては、ヨーロッパ、日本、中国が特に大きく、2020年から2021年にかけては世界中で8050万トレイのグリーンキウイが販売されたと紹介されています。
こうした世界規模の展開の中で日本独自の記念日文化にうまく合わせて生まれたのがグリーンデーだと言えそうですね。
まとめ
グリーンデーについて由来や歴史をまとめてきました。
最後に要点を整理しておきますね。
- グリーンデーは毎年9月14日に制定されている記念日
- ゼスプリインターナショナルジャパン株式会社が制定し、一般社団法人・日本記念日協会が認定
- お世話になっている人への感謝と健康を願って、グリーンキウイフルーツを贈る日
- 5月14日の「ゴールドデー」のお返しとして、4カ月後の9月14日が選ばれた
- 日付そのものに語呂合わせはなく、ゴールドデーとの対になる関係が由来
- グリーンキウイはビタミンCや食物繊維が豊富で健康を願う贈り物にふさわしい果物
9月14日が近づいたら日頃なかなか言葉にできない感謝を、グリーンキウイと一緒にそっと伝えてみるのもいいかもしれませんね。
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