Google創立記念日とは?由来や歴史を解説【9月27日】

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毎年9月27日になるとGoogle検索のトップページに特別なDoodleが登場しますよね。

この記事を読めばGoogle創立記念日が9月27日に定められた理由や、本当の設立日との違い、社名の由来まで、まるごと理解できると思います。

「なんでGoogleって設立日が何度も変わってるの?」

と疑問に思ったことがある方はけっこう多いんじゃないでしょうか。私もこのテーマを調べていて思った以上に奥が深いなと感じました。

目次

Google創立記念日とは何か

ここではGoogle創立記念日がどういう位置づけの日なのかをまとめます。

毎年9月27日に祝われる記念日

Googleは2006年以降、毎年9月27日を自社の創立記念日として祝う習慣を続けています。

ただ、これは法律上の設立日ではなく、あくまで会社が自分たちで定めた「お祝いの日」という位置づけなんですよね。

2025年には27回目の記念日を迎え、公式Doodleでは1998年当時の初代ロゴが復刻される形で話題になりました。

Google Doodleで祝われる恒例行事

創立記念日の恒例行事として定着しているのが検索ページトップの特別なDoodleです。

過去にはバースデーケーキをモチーフにしたデザインが使われた年もあり、2021年の23周年ではケーキのイラストが話題になりました。

こうした演出、正直かなり上手なブランディングだなと個人的には思っています。

本当の設立日は9月4日だった

ここを読むとGoogleの法律上の設立日と創立記念日がずれている理由がわかります。

スタンフォード大学院生だった創業者たち

Googleの物語は1996年1月、スタンフォード大学の博士課程に在籍していたラリー・ペイジとセルゲイ・ブリンが始めた研究プロジェクトから始まりました。

ブリンが大学院進学を検討していたペイジの案内役を務めたのがきっかけで2人は出会ったそうです。

当初は検索エンジンの名前ですらなく「BackRub」という愛称、日本語にすると「背中へのマッサージ」という意味だったというのも、なんだか微笑ましいエピソードですよね。

アンディ・ベクトルシャイムの10万ドル小切手

法人化以前の1998年8月、サン・マイクロシステムズの共同創業者アンディ・ベクトルシャイム氏が2人に10万ドルの小切手を切ったことが、実質的な会社誕生のきっかけになったとされています。

そして正式に法人格を取得したのが1998年9月4日でここが本来の「誕生日」にあたるわけです。

会社の拠点はペイジらの友人スーザン・ウォシッキー氏が所有するガレージに置かれたというのも有名な話です。

なぜ日付が何度も変わったのか

ここでは9月27日に落ち着くまでにどんな変遷をたどったのかを整理します。

2003年は9月8日、2004年は9月7日だった過去

実はGoogle、創立記念日を毎年同じ日に固定していたわけではありませんでした。

2003年には9月8日を、2004年には9月7日を誕生日として発表していたそうです。

1998年9月7日にはエンジェル投資家ラム・シュリラム氏が出資したという記録もあり、この日付が誕生日候補になった背景と関係しているのかもしれません、あくまで仮説ですけど。

さらに2005年には9月26日を記念日としていた年もあり、翌2006年からようやく9月27日に固定されました。

ざっくりした感じで言うとGoogle自身も自社の正確な誕生日をはっきり決めきれていなかったというのが実情に近いのかなと思います。

ドメイン登録は1997年9月15日

もうひとつ紛らわしいのがgoogle.comのドメイン名が登録されたのは1997年9月15日という点です。

法人化より1年近く前ですね。

2026年には登録から29年を迎える節目として、この日付を取り上げるメディアもありました。

設立日、ドメイン登録日、創立記念日という3つの日付がバラバラに存在しているのがGoogleの誕生日を語るうえでいちばんややこしいポイントだと感じます。

9月27日に定着した由来

ここを読むとなぜ数ある候補の中から9月27日が選ばれたのかがわかります。

Yahooとの検索エンジンシェア争い

9月27日が選ばれた正式な理由をGoogleは公式に説明していません。

ただ、有力視されている背景として、当時のライバルであったYahooとの競争が関係しているという見方があります。

Yahooは2000年からGoogleの検索エンジンを利用していましたが、自社開発の検索エンジンに切り替える方針を進め、2004年にはGoogle検索の利用を完全にやめました。

翌2005年には、Yahooが自社のインデックスサイト数がGoogleを超えたと発表する場面もあったそうです。

この一連のシェア争いがGoogleが自分たちの存在感を示すタイミングを模索する動機になっていたのではないか、と私は見ています。

あくまで私の推測ですが。

Anna Pattersonの検索インデックス拡大発表

そして決定打になったとされるのが、2005年9月26日にGoogleのソフトウェアエンジニアだったAnna Patterson氏が、公式のSearchブログで発表した内容です。

彼女は

「7周年を記念して、元のインデックスの1,000倍規模に拡張した新しいWeb検索インデックスを提供する」

と発表し、これによってGoogle検索エンジンが他社の3倍以上の規模になったとされています。

ブログでの発表は26日でしたが、この規模が世界に広く認知されたのは翌27日だった、という説明も見られます。

翌2006年から9月27日が創立記念日として定着したのは、この検索インデックス拡大という技術的な達成を象徴する日として選ばれたから、という見方が現時点でもっとも根拠のある説明だと感じています。

なお海外メディアの中には2005年にジャーナリストのジョン・バテル氏がGoogleのインデックス規模が当時のライバルMSN検索を上回る約240億ページに達したと報じた日が9月27日だった、とする説明もあります。

細かく検証してないですが、いずれにせよ検索エンジンとしての優位性を示す出来事が背景にあるという点では複数の説がおおむね一致しているように思います。

社名Googleの由来

ここでは記念日の話から少し広げて社名そのものの由来にも触れておきます。

googol(グーゴル)のスペルミス

「Google」という社名は数学用語「googol(グーゴル)」のスペルミスに由来するとされています。

1グーゴルは1の後に0が100個続く数、つまり10の100乗を表す言葉で、アメリカの数学者エドワード・カスナー氏の甥にあたるミルトン・シロッタ氏が考案したとされています。

1997年、ペイジ氏たちが新しい検索エンジンのドメイン名を検討していた際、googol.comを登録しようとしてgoogle.comと誤って綴ってしまったのが始まりだと言われています。

莫大な情報量を扱う検索エンジンを表現するのにぴったりの名前だったからこそ、そのまま定着したのでしょうね。

BackRubという最初の呼び名

社名が定まる前、ペイジ氏とブリン氏はこの検索エンジンを「BackRub」と呼んでいました。

被リンク(バックリンク)の数を分析してサイトの重要度を測る仕組みだったことから名付けられたそうです。

ちなみに本社の愛称「Googleplex」も、googolplex(グーゴルプレックス)という数の単位をもじった言葉遊びで、Googleとcomplexのかばん語でもあります。

こういう遊び心のあるネーミング文化、個人的にはかなり好きです。

まとめ

Google創立記念日について押さえておきたいポイントを整理しますね。

  • Googleは2006年以降、毎年9月27日を創立記念日として祝っている
  • 法人としての正式な設立日は1998年9月4日で、創立記念日とは別の日付
  • google.comのドメイン登録は1997年9月15日で、これも別の日付
  • 過去には9月8日や9月7日、9月26日が創立記念日とされた年もあった
  • 9月27日に定着した理由は公式発表されていないが、2005年の検索インデックス拡大発表とYahooとの競争が背景にあるとされる
  • 社名Googleは数学用語googol(グーゴル)のスペルミスに由来している

こうして振り返ってみるとGoogleの誕生日って一つの決まった歴史的事実というより、会社が自分たちの成長を語るために選び取ってきた象徴的な日なんだな、というのが率直な感想です。

毎年9月27日にDoodleを見かけたら、こうした背景を思い出してみるとちょっと違った見方ができるかもしれませんね。

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