8月22日は「はいチーズ!の日」です。
この記事を読めばこの記念日がいつ誰によって制定されたのか、そして「はいチーズ」という掛け声そのものがどこから来たのかまで、すっきり理解できると思います。
写真を撮るときになんとなく口にしている「はいチーズ」ですが、由来をちゃんと説明できる人って意外と少ないんじゃないでしょうか。
せっかくの記念日ですし、今日はその背景をじっくり掘っていきますね。
はいチーズ!の日とは何の日なのか
まずはこの記念日そのものについて基本情報から整理していきますね。
8月22日に制定された記念日
はいチーズ!の日はインターネット写真サービス「はいチーズ!」を運営する千株式会社が制定した記念日です。
一般社団法人日本記念日協会にも正式に登録されていて、2016年に認定されたとされています。
ちなみにこの年は「はいチーズ!」というサービスが誕生してから10年という節目のタイミングだったそうで、記念日制定にはそういう意味合いも込められていたみたいですね。
制定した会社とサービス内容
千株式会社は2004年10月に設立された会社で本社は東京都千代田区にあります。
「一枚の写真から千の笑顔を。」
というモットーを掲げていて保育園や幼稚園の行事をプロのカメラマンが撮影し、保護者がオンラインで写真を見たり購入したりできる仕組みを提供しています。
実際、導入団体数は2024年8月時点で16,000団体を突破していて、これまでに全国430万人以上の保護者に写真を届けてきたとのことです。
保育や教育の現場を写真という形で支えてきた会社なんだなと調べていて素直に感心しました。
日付の由来にある語呂合わせの秘密
なぜ8月22日なのかというところも記念日を語るうえで欠かせない部分ですよね。
は8い1チ2ーズ2の組み合わせ
日付の由来はシンプルな語呂合わせです。
8月22日を「8/22」と表記して、「は(8)い(1)チ(2)ーズ(2)!」という掛け声の音に当てはめているんです。
ちょっと強引に感じる部分もあって、1を「/」に見立てているところなんかは、なかなか大胆な発想だなと思いました。
語呂合わせに込められた思い
言葉遊びというだけでなく、日付の奥には
「子どもたちのとびきりの笑顔を写真に収めたい」
という願いが込められているようです。
記念日って語呂合わせのユニークさだけが注目されがちですが、その裏に企業としての事業理念がしっかりリンクしているケースは、案外多いのかもしれません。
なぜ写真を撮るとき、はいチーズと言うのか
ここからは「はいチーズ」という言葉そのものの由来に踏み込んでいきますね。実は記念日の名前になっているこの掛け声、ルーツをたどると海外に行き着くんです。
英語圏のSay cheeseが始まり
英語圏では写真を撮る側が「Say cheese!」(チーズと言ってごらん)と声をかけ、撮られる側が「Cheese!」と答える習慣があります。
19世紀末、写真館でしか撮影ができなかった時代、緊張して表情が硬くなる人が多かったことから、カメラマンが自然な笑顔を引き出すために使い始めたという説があります。
あくまで一説ではあるものの、失敗が許されない一発勝負の撮影事情があったというのは、なるほどと感じる部分でした。
口の形と笑顔の関係
「cheese」を発音するとき、特に「チー」の部分で口角が上がって「イー」の形になるので、自然と笑っているような表情になるんですね。
英語では最後の「ズ」の音をはっきり発音しないので、笑顔に見える口の形がそのままキープされるという理屈だそうです。
これ、実際に自分でも試してみたんですがたしかに「チー」と言うだけで口角がふっと上がる感じがして、地味に驚きました😊
日本で「はいチーズ」が広まった歴史
続いてこの掛け声がどうやって日本に定着したのか、その歴史を見ていきますね。
1963年雪印乳業のCMがきっかけ
日本で「はいチーズ」が広まったきっかけは、1963年(昭和38年)に放送された雪印乳業(現・雪印メグミルク)のスライスチーズのCMだと言われています。
日本カメラ博物館の学芸員も「このフレーズが日本で浸透したのは1963年のCMからではないかと言われている」と説明していて、比較的信頼できる情報源からもこの説が裏付けられている印象です。
CMのストーリーと反響
そのCMの内容がなかなかドラマチックで日本人女性モデルがカメラの前で笑顔を作れずにいたところ、外国人カメラマンが「Say cheese please」と声をかけ、隣にいた日本人カメラマンが「チーズって言ってごらん」とアドバイスするという流れだったそうです。
実際に言ってみたら自然な笑顔になったという演出だったんですね。
このCMがちょうどチーズの需要が伸びていた時期、そして個人用カメラが家庭に普及していった時期と重なったことで、「はいチーズ」という掛け声が一気に日本中へ広がっていったとされています。
時代の空気とうまくかみ合ったからこそ定着したという感じがしますね。
はいチーズ!というサービスを深掘りしてみる
記念日の名前の由来にもなっている「はいチーズ!」というサービス自体も、掘ってみるとけっこう規模が大きいんです。
保育園幼稚園向け写真販売サービス
「はいチーズ!フォト」は運動会や発表会といった季節行事にカメラマンを派遣し、撮影から販売、共有までをまとめてサポートするサービスです。
国内の3分の1以上の園で導入されているトップシェアサービスとされていて、保育や教育の現場ではかなりメジャーな存在になっているようです。
導入実績や規模の広がり
2021年2月には導入団体数が7,000団体を突破し、その後も右肩上がりで、2024年には16,000団体、さらに20,000団体を超えたという情報も出てきています。
ここまで規模が広がっている背景には保育の現場にDXを取り入れたいという需要が、思った以上に根強くあったのかもしれません。
個人的には記念日の裏側にこれだけしっかりした事業があるというのは、正直ちょっと意外でした。
8月22日をどう過ごすか、記念日の楽しみ方
この記念日をどう楽しむかについても少し考えてみたいと思います。
家族写真を撮ってみる提案
はいチーズ!の日という名前がついているくらいなので、この日をきっかけに家族や友人と写真を撮ってみるのも良さそうですよね。
特別なイベントじゃなくても普段の食卓や散歩の風景を「はいチーズ」の掛け声とともに残すだけで、なんとなく特別な一枚になる気がします。
記念日文化について考える
日本には8月22日だけでも複数の記念日が存在していて、はいチーズ!の日以外にもチンチン電車の日や金シャチの日などが同じ日にちなんでいます。
これは今回のテーマとは直接関係ない部分なので詳しくは触れませんが、こうした語呂合わせを軸にした記念日文化そのものが、企業のブランディングとしてかなり定着してきているんだろうなと感じました。
まとめ
はいチーズ!の日について由来から歴史までをまとめてみました。
- 8月22日は千株式会社が制定し、日本記念日協会にも登録されている記念日
- 日付は「は8い1チ2ーズ2」という語呂合わせが由来
- 「はいチーズ」という掛け声のルーツは英語圏の「Say cheese」
- 日本で広まったのは1963年の雪印乳業のCMがきっかけ
- 千株式会社の「はいチーズ!」は保育園幼稚園向け写真サービスとして20,000団体前後に導入されている
普段何気なく使っている「はいチーズ」という言葉に、こんなに歴史や背景があったんだなと知ると次に写真を撮るときの気持ちがちょっと変わるかもしれませんね。

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